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エラリイ・クイーン 新訳の続き

前回、読む順番を迷っている話を書きました。
調べるとネタバレに会ってしまいそうで、おっかなびっくりでいるうちに「翻訳者ご自身に聞いてしまっては?」などと思いついたり。

実のところ、越前敏弥さんはnoteに参加しているクリエイターの一人でもあります。
私の方が少し早かったのですが、もともと翻訳の手引き書でそれなりに御著書を購入していたので、Twitterでもフォローしていたのです。

そういう環境なので、質問は出来ますが、返信があるかどうかは期待しないままに問い合わせてみました。
以前に白石朗さんに某書籍の翻訳予定があるかどうかを尋ねてみたことはあるのですが(かなり日数が経ってから返事有りました)、返事なくて当たり前と思っての行動。

ところが意外にもすぐに返事がありました。

結論から言うと
「厄災の町」→「フォックス家の殺人」→「十日間の不思議」→「九尾の猫」
の順番がお薦めだそうです。

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難点は、「十日間の不思議」が2月18日発売なこと。

「九尾の猫」を寝かせて待つのが辛い場合には角川文庫で出ている「ローマ帽子の秘密」から始まる「国名シリーズ プラスワン」を楽しむのが良いそうです。

こういう本格ミステリーは後書きページを探る間にネタバレページが目に飛び込むこともあるし、実際に後書きページを見ましたが「未読の人は読まないこと」と注意書きされているし、調べるのがおっかないんですよね。

今回は越前敏弥さんがとても親切で助かりました。
本当に親切で素晴らしい方のようで、ますますファンになりました。

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