ミッドウェイ

今週に映画「ミッドウェイ」が公開されます。
というか、そんな企画があって、撮影が行われていたことも知りませんでした。

予告編をチラリと見ただけなのですが、アメリカの歴史観満載？
決して、近年の「ヴェノナ文書」や「ミトロヘン文書」などの成果を織り込んだ内容ではないです。

こうした暗号文書の公開研究に基づいた歴史書や、歴史ノヴェルは稀少だったり、まだ著されていなかったり。
日本のアカデミズムが陰謀論として片付けてしまっているせいかもしれません。

日本の新しい歴史観に基づいて、日本からも歴史の捉え方を発信していく必要があると思います。

私自身もミッドウェイ海戦というとイメージは･････

1976年制作の、この映画を見るまではミッドウェイのことなど殆ど知りませんでした。

自分のイメージは、この映画で出来てしまっているので、やはりこうした作品を日本の目線でも発信出来たらな、とは思います。

従来の記録から森史朗氏の「暁の珊瑚海」や「ミッドウェー海戦 第一部」「同 第二部」などの優れた成書が既にありますから、インテリジェンス戦の新たな知見を加えて、誰かが著していかないと。