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7月30日 西東京ミニミニ読書会

初めて読書会というものに参加してきました。

興味はありましたが、これまで参加をためらってきました。

何よりも、自分にはコミュニケーション能力の点でやや難があると自覚しているので、初対面の人ばかりの集まりに参加して大丈夫だろうか?という心配がありました(@@;)

あと、調べてみると参加年齢層が若いみたいな・・・・・・
私のような年寄りが参加しても浮いてしまわない?

それと、かなりの読書会が「自分の好きな本を紹介して、他の人の好きな本の話も聞く」という形式のようです。
興味の範囲が違いすぎたら間が持ちませんよ(;゚ロ゚)

課題図書がある読書会の多くは文学的なジャンルや自己啓発に関連するようなものみたいで、ちょっと自分には荷が重い・・・・・・

私の読書ランキングを見たり、あるいは読んでいる本の話をnote記事に挙げているのを見たりすれば一目瞭然ですが、私の読書は大衆小説あるいはエンタメ小説に偏っています(自然科学や社会分析もありますし、歴史小説、歴史関連書物も多いですが、そういうのは個人的興味で課題にされても困る)。

と言う訳で一時は参加を検討したものの、自分に合う読書会なんてないのね~と過ごしていました。

ところがXに突如として「翻訳ミステリー読書会」の項目が上がってきました。
いや。本当は「ワニ町」シリーズが楽しいので、#⃣ワニ町 でサーチしていたら――「翻訳ミステリー読書会の参加者も『ワニ町』好きな人が多い」――というポストが目に留まったのです!

翻訳ミステリーは自分の読書の中では大きなウェイトを占めるジャンル。
大好きな作家はN.デミルとM.クライトンですし、今現在はワシントン・ポーのシリーズとジャック・リーチャーのシリーズ最新刊を心待ちにしながら、「行き遅れ令嬢の事件簿」シリーズや「ワニ町」シリーズを楽しみにしている日常です!
翻訳ミステリーなら幾多の問題は苦にならないかも♪

7月の課題図書は「すべての罪は血を流す」S.A.コスビー著

参加者は幹事の小林さゆりさんとゲストの翻訳者 加賀山卓朗さんを含めて8名。
会場は西東京と銘打つだけあって、本当に地元!

ミニミニなわけです

今回の本は連続殺人を取り扱っていますが、合衆国内の南北問題というか根深く残る人種問題を取り扱っていて重い内容でした。
その重さのせいでなかなか読み進めるのに苦労しました(..;)

参加者の方々はコスビーの本は既に何冊か読んでいらっしゃって、「前作のほうが読んでいて楽しいし、人間関係で胸に来る」とのこと。
私は初めて触れる作家でしたから、驚き読み進めたので「へぇ」と。
あと、ミステリーだというのに、あまりに洒落て凝った表現で冒頭が始まるのにも驚きましたが、その点は翻訳の加賀山先生も触れておられました。
重苦しい内容だけに翻訳するのもしんどかったとおっしゃっていました。

課題図書があるとネタバレを気にせずに話せるのも嬉しいです。

いちばんビックリしたのは参加者のうちの五人が翻訳に携わる方々だったこと。
おそらくは一番語学力がないのは私でした(^0^;)

今月、8月の課題図書は「クラーク・アンド・ディヴィジョン」平原直美著

日系アメリカ人の小説なので翻訳者がいます

既に購入済みでしたが、昨日の読書会応募開始に乗り遅れて、見送り・・・・・
それでも自分が手に取らずに過ごしてしまった本を紹介されるし、良い繋がりができたなぁ、と(^▽^)

取り敢えず、積読になっていた「行き遅れ令嬢の事件簿」の最新刊を読んでから参加はしないけれど課題図書に着手するつもり。
楽しみが増えます(*^▽^*)

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