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元客室乗務員(CA)によるオンラインビジネス基礎研修

以前の記事で、客室乗務員(CA)は努力家で有能である人材なので、転職先が秘書や営業などだともったいない、そのスキル・特長をもっと活かせるビジネスとして、
①元CAによるオンラインビジネス基礎研修
②元CAによるオンライン語学学習コーチング
③元CAによるSNSマーケティング
を挙げました。
今回はこのうち、「元CAによるオンラインビジネス基礎研修」についてスピンアウトして、もう少し詳しく述べていきます。

1.サービス概要

●企業向けオンライン研修サービスの運営
集合研修からオンライン研修へ時代の流れが向かっているので、提供サービスを「オンライン」に絞る。Zoomなどを活用すればプラットフォームは安価で済ませることができる。

●スタッフの多くは元CA(前述のスキル・特長を保有する人材)
CAは研修サービス提供に必要な知識をすべて保有しているわけではない。
このため、営業スキルやITスキルやビジネス基礎知識をCAに提供する人材は必要。
講師が知識を習得するの教材や講義は必要(外部から調達したり、営業職に転職した元CAなどから調達する)。
講師としてのスキルを身につけるための練習が必要なため、オンラインで講師・受講生のそれぞれの役割を演じ、スキル習得の場とする。

講師育成2

●インタラクティブ講義
50人以上の多数を相手に一方通行で行う動画講義(低コスト)以外にも、1対20人程度の双方向な講義(高コスト)を提供する。

●グループ討議
10名以下程度の集団のグループ討議も運営する。(元CAがファシリテーターを行う)

2.研修の内容 

●基礎的エチケットやマナー
 上品な所作や言葉づかいなど。

●視野を広げるトレーニング
 人の動作のチェックポイントなど。

●CAのクレームと対処事例紹介
 実例を挙げて、どのように対処するか意見を聞くなどしながらインタラクティブに習得してもらうなど。

●元CAで営業職転職者による営業力強化ノウハウ紹介など
 外部から調達したコンテンツを交えながらより実践的な教材を提供するなど。

※コンテンツは時流やニーズに応じて変化していくが「元CA」と紐づけるサービスにこだわり、ここで差別化をはかる。

3.差別化ポイント

●男性主体の企業はまだまだ多くあり、平均的な男性はやはり同じサービスを受けられるなら「元CA」や上品な所作であったり美人な方からサービスを受けたいと感じるものである(そんなのセクハラだ!という意見もあるかもしれないが、これはずっと続いている事実。受け入れる方がビジネス的にはベター。YouTubeに「元CA・・・」というのがいくつかあるが、注目を集める肩書だということはここでもある程度証明されている)

●もとより努力家で地頭の良い人材なので、講師同士の練習フェーズにおいて、平均的な講師よりもレベルアップが期待できる

平均的サラリーマンとの比較

●「CAあるある」などYouTubeコンテンツにもなりうるような人々の興味をひく雑談ネタを交えることができる。

4.まとめ

研修サービスの価値はコンテンツと講師の質。この両方を高めるにのは人材の質に他ならなりません。元CAは、過去の努力でその職に到達したことから、この「人材の質」を満たしていると考えます。
ですので、このビジネスには適しているし、中途採用として秘書や営業になるのはもったいないと思います。
あとは、現在存在していないこのビジネスを、誰が立ち上げて、運営していくのかということです。
元CAが自ら起業・経営していくのもひとつの手段だと思いますが、起業・経営に適した人材が立ち上げるというのが現実的な流れだと思います。(私自身は、起業失敗者ですので不適だと考えています(^^;)

「スキ」がたくさんつくようであれば、市場規模調査やマーケティング、収支計画などに踏み込んでみようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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