伊予柑日記 ベナオ更生とケアについて
(※2020年11月頃の事件です)
典型的なベナオ症状
ベナオとは「ちょっとした失敗からミスを連鎖させ、破滅してしまう」タイプの人間のこと。ちょっとした失敗は「振り込みができない」「遅刻」「風邪で欠席」「借りパク」「〆切破り」などささいなものである。
1回目の失敗のあと頭がフリーズし、同じ失敗を何度もくり返す。これがこのタイプの問題。フリーズ中はその失敗を認めず、嘘をつくことが多い。
大きな破滅になったときに、耐えきれずに逃げ出す(飛ぶ)ことで発覚する。発覚後に取り返そうとするが、認知が弱く現状を認められないので、無意味なことをくり返す
ベナオに陥る典型的パターン
鬱になっている。身体特性として判断力がそもそも落ちているので、頭がフリーズしやすい。
何かストレスの元がある(上司、母親等)。認知能力が低下する。
体力やお金、社会的信用などのパラメーターが低下している。認知能力が低下する。
孤独である。認知能力が極度に低下する。
回復の一般的な方法
ストレスの元から切り離し、身体を回復させる。まずは寝る、食事をするなど1週間程度。
経済を回復させる。一定のお金が定期的に入るようにする。
社会的つながりを取り戻す。儀礼で定期的に顔をあわせていく。LTなどをしていく。
「失敗」を認められるようになる。失敗を認めるのはとても難しいので、1-3をちゃんとがんばる。
謝る。ここまでいければクリア。
毒親から出ると回復する例が多いように、ストレスの元からの切り離しは大事。温泉が治療に効くのは「ストレスの元から遠い場所」というシンプルな理由です。案外金がかかるので、ここで詰むことが多い。
こうやって整理すると1~5を全部クリアするのは「難易度ベリーハードのボドゲ」ってかんじだ。「認知が下がると認知回復の手段が思いつかなくなる問題」があるから、ストレスチェック→強制休暇みたいな制度化か、「数ヶ月に1度は定期休暇」みたいな儀礼化がいるんでしょうねえ。
ベナ対策
良い習慣を身につける(習慣がくずれると破滅の予兆だとわかる)
自分の身体の限界を知り、定期的な休憩をとってストレス源から離れる
ベナったときのパターンを認識し、保険をかけておく(群れにいったり、お金を貯めたり)
これを全部やると「出社して、週1で仲間とフットサルが最強」みたいになります。
ケアの話へ
だいたいのプロ奢のロジックをまとめるます。前提として、身体が以下だとします。
そのときに「幸せ」をどのようにもとめるかというと。
そして「孤独」であることを選ばざるを得なかった私たちにとって
ここで、男性同士のケアが難しい理由、という記事が紹介される。
男性はケアが下手→わかる
男性にはこういう社会構造があるから不健康で不健全になりやすい、というのは別によいが、じゃあどうすればいいのか、どうすれば健康で健全になれるのか(それは男性に限らず)というのを考えたい。この問題を性差に回収したくない。そうじゃないと、ケアの問題を離れて、日本の就労の問題、構造の問題、それから嫌なフェミニズムの方向に問題が逸れてしまう。
男性と女性の違いからはいったん離れて、自分ケアと他人ケアをどうやっていけばいいだろうね→自分ケアは小学生バナナをカスタムでOK?
でも自分に厳しい人はどうしよう→厳しいままケアもできる?自己肯定感を持てる?
社会構造の中には「自分と他人を大切にできなくなる」という構造がある。これは競争社会や性別の呪い。
自分と他人を大切にするためには健康が必要。そして、自分と他人を大切にし合う関係があることが健康に必要。結婚などの社会儀礼はそれを実現する効率的な方法。
じゃあ、どうやって「ケア力」を身につけていけばいいのか?結局くらがりチャレンジと小学生じゃないの?どうする妖怪!
「ケアし合える関係性」
「ワンチャンありそう」
「セックスしないセフレ」
「同業者じゃない友達」
「サロンのラジオで鏡を見せ合う人たち」
「家族」
が似てる 。
「お母さん」「セックスしないセフレ」「射幸性」「誠実な関心」「自己批判」「小学生」「好きぴ」「スーパーセックス」「結婚」「配偶者」「実質結婚」「愛」「贈与」「赤ちゃんプレイ」「添い寝リフレ」「ハグ」「合気道」「キャバクラ」「卵を持ち運ぶように」「くらがり」「マウント」「白菜の量の話から焦点をずらす」「性欲」「性差」「競争社会」「競合他者」「労働」「自己開示」「不幸自慢」「説教」「ホモ」「見方と見る対象」「レンズ Ver.2.0」「えらい部屋」
他者と関わることの中でも、他者に大切にされる(ケアされる)ことが特に重要で、それが健康への近道である。しかし、他者に大切にされるためには他者を大切にしなければならない(ここにはたぶんハウの原理がある)。そして、他者を大切にするためには、自分を大切にすることが必要不可欠である。
そして、自分を大切にするためには、まずは心身共に健康になることで自分を大切にしていいという健全性を獲得することが必須で、その後でやっぱり適度に他者と関わることが重要である。
他者と関わっていくことで初めて、自分が大切にされたいこと、自分と相手の違いを認識すること、自分が大切にできていることがわかってくる。そうするとだんだん、他者と関わらなくても自分一人だけの力で自分を大切にできるようになる。もちろん、そうなったとしても他者を大切にしたっていい。しなくてもいい。
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