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毒親ラジオ最終回

毎週火曜日22時から40分間、ZOOMを使って皆さんと毒親について語るラジオ番組もついに第8回、最終回を迎えました。終わりがあるって大事ですね。終わりが決まっていれば、誰でもきれいに終われる。

毎回ラジオの冒頭で流していた「お勉強しといてよ」。いつもありがとうございます。これを聞いてると、ラジオだなぁ、って気持ちになります。

一件目:娘のものを勝手に捨ててしまう親

娘が小さいころから使っていた子供用の椅子が、もう成長して使えなくなったから粗大ごみとして捨ててしまったけれど、すごく思い出のある大切な椅子だったのに、と泣かれてしまった。大切なのは分かるけど、椅子をずっと取っておく場所の余裕もあまりないし、捨てなきゃいけないことをどうしたら分かってもらえただろうか、という話。

勝手に捨てられるのは確かに嫌だけど、ちゃんと理由とかを説明して、お互いの意見をきちんと理解しあうコミュニケーションが大事だよね、という意見がありました。何でも子供の思い通りにしてあげないと毒親ってわけじゃなくて、ダメなことはどうしてダメなのかを納得できるようにしっかり向き合ってあげることが、子供の成長にも繋がるんじゃないかと思います。

二件目:毒親の呪いの連鎖

祖母が母に対して過干渉で、今でも母の行動にすぐ口出しをしてくる。母の行動がいかに間違っているか説教をして、孫に同意を求めてくる。現在進行形で毒親の呪いにかかっている母も、また息子に対して同じように干渉してくる。そんな呪いが連鎖している家庭での苦境についてお話いただきました。

高校に通っているけれど、かなりつらい、でも家に帰ってくるともっとつらい。そんな中、頑張っている部活動に対して親は無駄だとか辞めろとか言ってくる。所属しているコミュニティが狭くなれば狭くなるほど、息苦しくなる。親との距離感はとても大切。

今まで聞いてきた毒親エピソードでも、実家を出て一人暮らしするようになってから改善したというケースはとても多かったです。一緒に暮らしていると、どうしても距離感が近すぎて、過干渉になりがち、親の子離れができていないケースが多いです。子供側は、なるべく早く距離を取る、一人暮らしを始めることが、自分にとっても、親にとっても、良い結果になるケースが多いです。金銭的に厳しいことも多いのですが、少なくとも、そういう傾向があると知っているだけでも、何かの糧になるのではないかと思いました。

最終回を終えて

振り返ってみると、8回で14人の方からお話を聞いていたようです。毒親というテーマでお話を募集したのは、ちょっとハードル高くて無茶ぶりだったかなぁと思ったりもしましたが、それに答えてくれた皆さんには大感謝です。いろんな話を聞いて、私は子育ての参考になり、話してくれた方々も、人に話したことで背負っていた呪いが軽くなって良かったと仰っていただけて、Win-Winな感じがしました。

また機会があれば別のラジオもやろうかな、と思いますが、ひとまずは終わりにして、しばらくはお休みにします。ほかの人のラジオを聞きに行ったりもしたいですしね。ありがとうございました。

Special Thanks,
えまさん
カクコさん
かとうさん
カナマイさん
枯山水さん
ケイナさん
さしさん
shinoさん
小鳥遊さん
たっくんさん
凪さん
nanakaさん
まいさん
(五十音順)

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