見出し画像

DANRO「リスタート」のお知らせ

こんにちは。DANROサポーターズクラブを運営している亀松太郎です。

このたび、朝日新聞社が運営しているウェブメディア「DANRO」について、僕が代表を務める株式会社コルトネットが譲り受けて、サイトを継承することになりました。


DANROは、朝日新聞社のバーティカルメディア(特化型メディア)の一つとして、2018年5月に創刊しました。僕は創刊編集長として企画段階から関わり、サイトの運営に携わりました。

「ひとりを楽しむ」というユニークなコンセプトを掲げるDANROは、さまざまなオーサーの個性豊かな記事を掲載し、多くのファンをもつメディアとなりました。

僕自身は2019年に編集長の立場を離れ、次の三好編集長にバトンタッチしましたが、今回の継承により、再びDANROの運営に携わることになり、とても嬉しく思っています。

10月からDANROをリスタート

DANROはさまざまな事情から、2020年3月末に更新を停止し、9月末にサイトを閉鎖することが予定されていました。

しかし、サイト譲渡を受けて、DANROは存続することとなりました。そして、10月から活動を「リスタート」します。

それに伴い、ドメインも変更となります。具体的には、これまでの「danro.asahi.com」から「danro.bar」へと変わります。

この「danro.bar」は、創刊当初に使用していたドメインです。すなわち、元のドメインに戻るという側面もあります。

なお、この「danro.bar」を僕自身が運営できるようになるのは、10月1日以降となります。それまでは「danro.bar」にアクセスしても、朝日新聞社運営の現サイトへリダイレクトされ、そちらのサイトが表示されることなりますので、ご注意ください。

ぜひ、10月1日になったら「danro.bar」を訪れて、新しいDANROに触れていただければと思います。

DANRO_Facebook画像

コンセプトは「ひとりを楽しむ」

すでに触れたように、DANROの創刊以来のコンセプトは「ひとりを楽しむ」です。このコンセプトはそのまま継承します。むしろ、より明確に「ひとりを楽しむ」というテーマを意識して、コンテンツを発信していきたいと考えています。

DANROが「ひとりを楽しむ」というコンセプトを掲げたのは、独身者や単身者が増加して「おひとりさま」がごく普通になったという社会背景があります。しかし、それだけにとどまらず、極度にネットワーク化された社会の中で、どのようにして「ひとりの時間」を確保し、自分自身と向き合うかということが、多くの人にとって大きな課題になっているのではないかと考えました。

さらに、最近のコロナ禍の影響を受けて、否が応でも「ひとりの時間」が増え、「ひとりの時間」をどう前向きに過ごすかというテーマが、多くの人にとって重要になってきたのではないでしょうか。

そのような社会において、DANROではいろいろなコンテンツを通して「ひとりを楽しむ」というテーマを、さまざまな角度から深く考えてみたいと思っています。

「広告モデル」からの転換

これまでのDANROは、他の多くのウェブメディアと同様に、サイトに掲載した「広告」によって収益を得るモデルで運営されていました。

しかし、新しいDANROでは「広告モデル」を採用しないことにしました。10月以降に新しいDANRO(danro.bar)を訪れていただけば、それが実感できると思います。サイト上には一切、広告が表示されないようになります。

広告モデルを採用しない理由は、DANROというメディアの性格があります。「ひとりを楽しむ」というニッチなコンセプトを追求していく以上、他の総合ニュースメディアのような月間何千万というページビューは、正直なところ、期待できません。

「1ページビューあたり広告単価いくら」というのが基本となるウェブメディアの世界で、激しいページビュー獲得競争を展開していくのはちょっと辛いな、というのが、かつてDANROの編集長を担っていたときの偽らざる実感でした。

また、サイト上に多くの広告が表示されることで、そのメディアの世界観が見えづらくなってしまうという問題も生じます。その点も、コンセプトが明確な DANROと相性が良くないのではないかと思っていました。

そこで、新しいDANROでは「広告モデル」を取らないことにしました。

では、新聞社などが採用している「有料購読モデル」へ向かうのかといえば、そういうわけでもありません。

なぜならば、DANROを継承する最大の目的が、このユニークなウェブメディアを存続させて、DANROのコンテンツを読みたい人にはできるだけ自由に、その価値を享受してもらいたいという点にあるからです。

したがって、一部の人だけがコンテンツを閲覧できる「有料購読モデル」も採用するのは難しい、という結論になりました。

画像2

「サポーターズクラブ」という実験的なモデル

では、どのような収益モデルを考えているのか。

率直に言えば「苦肉の策」として浮上したのが、DANROを応援したいという方に少しずつ支援していただく「サポーターズクラブ」というモデルです。

これは、DANROという変わったメディアを存続させたい、応援したいという方に、毎月少しずつの会費を払っていただく「サポーター会員」になっていただき、その会費収入によって、サイトを運営していこうというものです。

具体的には、noteのサークル機能を使って「DANROサポーターズクラブ」というオンラインのコミュニティを設けて、サポーターのみなさんに会員になっていただけたらよいなと考えています。


会費は、まず「月額980円」でスタートすることを考えていますが、かなり実験的な試みであって、正解が見えているわけではありません。実際に妥当な会費はいくらなのかという点についても、サポーターのみなさんと一緒に考えていければと思います。

ちなみに、「DANROサポーターズクラブ」の会員になっていただくと、会員限定の掲示板にアクセスできたり、DANRO主催のイベントに参加してオーサーのみなさんと交流できたり、オンラインの編集会議に参加できたりといった「特典」もあります。

このように書くと、DANROは「ひとり」がコンセプトなのに「コミュニティ」を作るのは矛盾するのではないか、と思われるかもしれません。

でも、「ひとりを楽しむ」ことに関心を持つ人が、ずっと「ひとりきり」で居続けているわけではないでしょう。むしろ、「ひとりを楽しむ」ために、さまざまな人たちとゆるやかなつながりを持つことこそが大事なのではないか、と僕は考えています。

そんな考えから、DANROの1周年イベントでは、<DANROが提供する価値は、ひとりひとりの「自由」と「出会い」の両方である>というお話をさせてもらったこともあります。

そこで、「DANROというメディアは面白い」「DANROみたいなメディアがあったほうがいい」という方は、ぜひ、DANROサポーターズクラブの会員になっていただき、DANROをサポートしていただけるとうれしいです。

DANROの「SNS」もリスタートします

さきほど、DANROのドメインが10月から「danro.asahi.com」から「danro.bar」へ変更されると書きましたが、実は、これまで朝日新聞社が運営してきたDANROのSNSアカウントは引き継がれません。

これは、運営主体が変わるため、SNSのアカウントもサイトの終了とともに閉鎖したいという要望によるものです。

そこで、新しいDANROでは、新たに別のSNSアカウントをそれぞれ設けることにしました。まだ本格的な発信はしていませんが、今後、DANROに関するさまざまな情報を発信していきます。

ぜひ、新しいSNSアカウントをフォローしていただければと思います。

・Twitter:@danro_bar

・Instagram:@danro_bar

・Facebook:@DANRObase

「ひとりを楽しむ」というテーマに関心を持ったら・・・

長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

実は、新しいDANRO編集部はいまのところ、発行人であり編集長である僕ひとりしかいません。「ひとりを楽しむ」というコンセプトのメディアを「ひとり」で運営してみようというチャレンジです。

その一方で、これまでと同様、多くの素晴らしいオーサーのみなさんに面白い記事を書いていただき、DANROを応援してくれるサポーターのみなさんに協力していただきながら、DANROというちょっと変わったメディアを少しずつ育てていきたいと思っています。

「ひとりを楽しむ」というテーマに関心を持つ人たちとゆるやかにつながりながら、DANROをなんとか運営していきたいと考えています。

ぜひ、少しでも関心が湧いたら、DANROをのぞいてみてください。そして、もし「応援してみてもいいかな」と思ったら、「DANROサポーターズクラブ」のページにアクセスしていただけると嬉しいです。

新しいDANROの編集長・亀松太郎



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
71
ひとりを楽しむメディア「DANRO」のサポーターやファン、オーサーが交流するコミュニティです。

こちらでもピックアップされています

clione scrapbook
clione scrapbook
  • 584本

これは面白い、と思った他の方のnote記事をスクラップします。

コメント (2)
昨秋『「人間は恐ろしい」 人嫌いの50代写真家がそれでも「群集写真」を撮るワケ』という記事で取り上げていただいた者です。
その節はありがとうございました。

記事は私の周りで好評でしたので、今月末で閉鎖してしまうのかと残念に思っていた矢先の復活劇に嬉しくなりました。

こちらは現在貧困なのでサポーターズクラブに加入できそうもないですが、広告収入に頼らないメディア運営方針を支持し、期待をしています。

取り急ぎ、お礼と激励まで。
コメントいただき、ありがとうございます。励みになります。記事を書いてくれた黒澤さんにも伝えておきますね。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。