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いくぜ東北

4月に目標を立ててから久しい。

宅建試験の勉強は諸事情で中断していたのだが、内定者ご飯会でのお話で(やはりそうですよね・・・)という会話があり、また重い腰をあげたところだ。
今週は、せっせと民法だの35条書面だの格闘している。うーん難しい。

テキスト開いて唸りつつ、あと卒論に向けての文献もちまちまと集めつつ・・・(文献集め、という大義名分でムサビの図書館ツアーを自主開催してウハウハしたり)どうしてもやりたかったことに向けて、せっせと準備してきたことがある。

それが、来週に控えた青森一人旅である。

母方の実家でもある鹿児島には既に数え切れないほど足を運んでいるのだが、それを差し引くと自分は踏み入れた土地がまだまだ少ないな、とずっと思っていた。とりわけ、北国にはめっきり縁がなく・・・旅行履歴を辿っても富山が最北端、というチグハグなものだった。

そんなわけで、北の国に進出してみたい
という思いはそれなりにあり、
とりわけ東北への憧憬がなぜだか強かった。

理由はハッキリしてないんだが・・・、

太宰にハマっていた時期があったから?

近頃の卒論文献で民藝論や民俗に
片足突っ込みかけてるから?

職業柄(?)自分が慣れ親しんでこなかった
土地柄の雰囲気とか、今まで出会ってない「地方」の景色に惹かれるし、そこにいる人とかご飯とかも気になっちゃってるから?

(まだ社員証も宅建証も手元に無いのに、
気概だけは一人前である)

と言った感じで、
「なんか今こそ行くべきかもしれない!」という、
ふんわりだけど、自分のなかでは
ずっしりきている理由がある。
ような気がしているのだ。

なにより行きたい美術館がたくさんある!
なんならもう、そのためだけに行くんだ!
でも許されるのが大学生の特権だ〜
という軽い気持ちで、往復の夜行バス(隠せない金欠)をポチッた記憶がある。

一人旅、というのは
どこ行こうか?何食べようか?
お供の本はどうしよう?って考えている
その瞬間から、その土地の楽しみ方を
考えているそのひとときから
もうすでにワクワクが始まっている
気がして(うわぁ好きだなぁ)と思わず
頬がほころんでしまう。

ドイツに居たとき、ドキドキしながらも
1人でFlix Busに乗って、あのケルン大聖堂へ
赴いたときと同じ感覚が蘇ってきた気分になって、
それもなんだか嬉しい。

昨日ようやくまともな旅程
(車は使えないので、公共交通機関と
格闘しながら組んだ・・・。)ができて、
みどりの窓口でチケットも手に入れた!
いよいよって感じがしてきた。

いい旅になるといいなぁ。
アップルパイと美味しい地酒だけは絶対制覇する!
あと、シードルもちゃんとお土産で
持って帰ってくるぞー!

お供を見つけた古本屋のお坊。

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