然るべき場所で然るべき処置を-2024/6/16/-

・個人的に面白いことがたくさん起きた日だった。



・まず初めて行く現場ということでいつも一緒に仕事をしている社員の方と待ち合わせてから2人でタクシーで現場へ向かうという連絡がきた。

・なので早めにいつもの事務所に行く。するといつもの場所にあるはずの事務所がない。まっさらになっていた。いつも置いてある机も椅子も機材も何もかもがなくなっていた。

・あれ?会社消えた?と呆然と立ち尽くしていたら隣の部屋から机やら機材やらを運んできている人がいた。どうやら自分が来ていない間になんらかの理由で一時的に事務所の場所が変わっていたみたいだ。なんらかの理由の理由が今でも分からないが、とりあえずそうだったみたいという推測。これはあくまでも推測。なぜなら会社の人が誰もいなかったので理由が聞けなかったのだ。

・事務所の件はとりあえず解決。しかし、誰もいない。待ち合わせの時間になっても誰も来ない。別の場所で仕事してるのか?と思い探してみてもいない。仕方なく社員の方に電話をかけてみる。…出ない。…出た。「すみません。今起きました。」

・「今起きました」という言葉が聞こえた瞬間に「おいふざけるな」と言いそうになったがグッと堪える。おい。こちとら初めて行く現場のことで何も分からんし不安があるし、事務所向かったら事務所ないし、社員誰もおらんし、ですでに役満揃っとんねん。オマケに寝坊かい。

・えーマジですかー。とわーっとなっていたらたまたま偶然に社長と出会う。色々事情を話す。とりあえず現場で使うであろう必要なものを探してもらって急いで現場へタクシーで向かう。社長は「あいつ(寝坊した社員)ほんまにシバく」と言っていた。

・何も分からず取り敢えず現場の入り口に到着した。到着したのはいいけどどうやって建物の中に入るのか、どこを通れば建物内の現場に行けるのかサッパリわからない。寝坊した社員に聞いてる。寝坊「現場先の社員に聞いてください。」最悪かこいつ。

・今日連絡先を知っていた別の社員の方がたまたま同じ現場に先に入っていたので連絡する。事情を説明して何とか中に入れてもらう。あと色々教えてもらう。あとすごく謝られた。あなたは悪くない。単価上げてください。

・到着したもののどこに何があってどうすればいいのかよく分からない。案内をしてくれた社員は別の仕事を担当するので結局寝坊した社員が来ないと分からない。予めもらっていた資料を見て何とか頑張って作業を進める。

・ひーひー言って作業を進めているといつの間にか寝坊していた社員が到着していた。おったんかい。

・その後は色々教えてもらいながら仕事をこなす。途中社員がどこかへ行って現場から消えていなくなっていたがマジでどこ行ってたの?

・仕事が終わり片付けをして私はそのまま直帰、社員の方々は事務所に戻るのだが寝坊した社員がいつの間にかいなくなってた。すでに事務所に戻っていたのだ。その人に仕事で使った色々を渡さなきゃいけなかったのにいなくなっていた。いなくなるなよ。終始その人に振り回される日だった。


・この日の仕事は別に大したことじゃなくただ初めての現場だっただけなのだが、「事務所が無くなる」から始まり「寝坊した社員」に終始乱されるという面白い日だったなぁ。

・これ寝坊した社員さんに腹が立つとか憤慨するとかの気持ちがあまり出ないのはその社員さんがお年を召しており何より「健康が心配」の気持ちの方が勝つからである。

・寝坊した時に電話かけた時も声がガッサガサで呂律もあまり回っていなかったし、夜あまり寝れないというのも聞いたことがある。事務所で寝ている時もあるし、「外に出る」と言って外に出てからしばらく帰ってこなくなってみんなで心配していたら「立ちくらみがして少し休んでいた」ということもあった。

・本当に然るべき場所で然るべき処置をしてもらった方がいい。ただその人がいなくなったら仕事が回らないというのも事実。だけど休んで欲しい〜これは本当〜。

・これは自分も身体に気をつけていかなきゃならんという教訓でもある。フリーになってから健康診断も受けていないので今の身体の状態が分からない。歳も歳になってきたし真面目に人間ドックとかやった方がいいな…。明日は我が身と考える。

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