男性不妊と言われた男はこんな気持ちを抱いていますという話
男性不妊であることを告げられた男性はどのような気持ちなるのかな?なんて男性不妊の旦那様をお持ちの方は思うでしょう。
一昔前では男性不妊という言葉すら聞いたことがなく、不妊=女性というイメージでした。
しかしここ最近ではようやく男性不妊も徐々に浸透してきて映画にネタやニュースなどにもなってきています。
ちょっと昔にも男性不妊はいたのでしょうが男性は特有の面倒くさいプライドがあるので周囲に言うこともなく、病院へもなかなか行きません。
ですのでネットで探しても自分から情報を発信している人はそれほど多くありません。
おそらく奥様に聞かれても本心を伝える男性は少ないと思いますので、男性不妊と診断された男はどう感じているのかをここに綴ります。
旦那様との会話や接し方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
男性不妊と言われた男の気持ち
まずショックは受けるのですが、実感が全く湧きません。
そして男性不妊であることを認めたくない気持ちが出てきます。
家に帰る途中で、徐々に不安や怖さが出てきます。
もしかしたら子供ができないかもしれない。
そして家に帰る頃には妻への申し訳ない気持ちが溢れてきます。
それとは別に男性であることを全面否定された気持ちになります。
子供を作る能力が他の男性よりも劣っているわけですから。
そしてそれは自信を無くすことに繋がっていきます。
男性はプライドの生き物です。
小さなプライドかもしれませんが男性それぞれが持っています。
それを否定されたと思うのです。
しばらくすると、どうすればいいのか、何をしないといけないのか調べたり、今後について考えます。
しかし今まで知識が全くないため、何が本当なのか、何を信じたらいいのかわからなくなっていきます。
実際、精子に関しては今の医学では解明できている部分が少ないので情報を得るだけでも大変かもしれません。
そして、人によっては考えることを辞め、妊娠を目指すことを辞めます。全て奥様に丸投げし、要は逃げ出します。
人によっては自分ではもう何もできないから自然に任せて、奥様に協力をしているフリをします。
人によっては絶対に治してやる!と行動を起こします。
同じ男性不妊という状況を突き付けられたあなた、あるいはあなたの旦那様もおそらく同じ気持ちだと思います。痛いほどわかります。
問題はその後です。たくさんの岐路があります。
奥様と話し合うのか、子供を諦めるのか、奥様に当たるのか、自分から改善しようと行動するのか、奥様をママにさせてあげたいと思うのか、奥様に申し訳ないと感じるのか、自分がパパになりたいと思っているのか。
ここが重要です。
個々で重みは違うけど痛みは同じ
少し重たい話をしますね。
近しい人が自死を選択してしまった経験があります。
「辛い」
この言葉、あなたもよく頻繁に使ったりしませんか?
でもこの「辛い」には人それぞれで重みが違います。
人によっては口癖のような「辛い」
でもある人にとっては「死にたいほど辛い」なんです。
これを理解できるのは本人だけです。
男性不妊でも私の乏精子症と診断された「辛い」は、無精子症と診断された男性の「辛い」と重さやレベルは違うかもしれません。
それでも心に痛みが走る感覚は絶対同じだと思います。
不妊で悩んでいる人・ご夫婦は皆同じ痛みの感覚を経験済です。
行動した人だけ可能性はある
そんな痛みを経験しながら自ら、あるいは夫婦で行動した人には可能性が生まれます。そこは自分も経験して痛いほど実感しています。
男性不妊の原因を1つ1つ確認して、自分の現状と照らし合わせて、生活環境を1つ1つ改善していくこと。
そして、精子に良いと言われているものを何かしら試して継続していくことが重要です。
どれがあなたに合った改善方法なのかはわかりません。
男性不妊で悩んでいる男性やこれから妊娠を望む男性は自分がコレだと信じれるものを1つ見つけて、それを数か月継続してみてください。
何もしないとあなたの精子は今より良くはなりません。
精子改善方法はこちらでまとめています。
あなたの、あなたの奥様の年齢によっては手遅れになることさえあります。不妊治療には、まだいい、後でいいはありえません。
妊娠の可能性は1か月に1度しかありません。
1年に12回しかありません。
12回中12回挑戦できる保証もありません。
妊娠できる今という時間をどうか大切に使ってください。
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