【子育てエンタメ日記】〜思春期のギブ〜
〜思春期のギブ〜
し、しまった!
親子で良かれと思って先走った行動が問題を生んでしまった。
それは、ムビチケを息子の友達含めて4人分(4400円)予約した事で起きてしまったのだ。
息子は映画館にiPadを持参し、QRコードをかざして友達含めて4人分の『鬼滅の刃』のムビチケを手に入れたらしい。席の予約も済ましていたので、なかなかスムーズだったようだ。
これでこそ、思春期中学生だ。
やれば出来る!
映画も素晴らしかったらしく、感動したらしい。中学生男子から〝感動〟って言葉が出るのは珍しい事だ。
【映画えんとつ町のプペル】の本予告が登場する事は一言も息子には言わなかったが、映像のクオリティに驚いたのか、思わず友達に「これ、見に行くよー!」と言ってしまったようだ。ナイスだ息子!
やっぱり映画館で見るスクリーン映像は最高だったようだ。YouTube世代だけに、巨大な音と映像の迫力に度肝を抜かれたようだ。
圧倒されて何度も身震いが起きたらしい。
身震いでチビっていなければ良いが、友達と映画館に行った時の映像と音のライブ感は忘れる事はないだろう。思春期に映画は最高だな。
今回は、事前にお金が発生したので先にパパのクレジットカードから支払った。
当然、息子は友達から映画代を貰う必要がある。
ところがパパに戻ってきたお金は2000円だけだった。本来なら3人分の3300円じゃなきゃおかしい。
ついつい使ってしまったのか?
いやいや財布の中身を見たらどうやら、そうではない。
気持ちが大きくなったのか、友達におごったらしい。通常小人価格が1100円のところ、「1000円でいいよ」と、2人の友達におごり、もう1人はお金を持ってなかったらしい。これでマイナス1300円だ。
家に帰るとママにガツンと怒られた。
大人の世界ではありえる普通の話だが、子供の世界ではややこしい話に発展する。
しかし、息子の気持ちは十分に分かる。
ここは、整理してからキチンと息子に話すべきだ。しかるべき時、そう話を聞く体制の時に話す。思春期やろうの特徴でもある。
話しの下地にするのはキンコン西野さんのVoicyでのお話。ギバーとテイカーのお話を元に息子に伝えていく。https://voicy.jp/embed/channel/941/62750
今回の問題点は、子供同士のやりとりの為、親が絡んでしまってややこしくなる事、パパのお金でやってしまった事。
自分で稼いだお金なら文句は言われないが、親から貰ったお金でとなると気持ちが悪い。
友達の事を思っての行動だが、まずは痛みを覚えてもらわないと分からない。
とりあえずパパに残りのお金を自分のお小遣いで支払ってもらった。
その上で、ギブ&テイクのお話をぶち込む。
息子には、本当に貧乏で人の良い友達がいるらしい。友達としては、いい奴で楽しい奴らしい。その子を誘う時は、みんなでお小遣いを出し合って、その子の分まで払うらしい。
なんだか良い話じゃないか。リアルクラウドファンディングとでも名付けよう。当然、親同士の耳に入ったら、ややこしくなるからパパは黙っとくよ。いずれ将来、そういう場面が来るはずだ。
ただ、どんな形であれ、自分の取り分を必ず設計するんだ。そして、その友達を絶対に悪い方向に向かせるなよ!そこは責任を持ってやるんだ。いい思春期を過ごしてるじゃないか。
パパが数倍にして何かをプレゼントするよ。
2020.11.3
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