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サークル初参加のコミケで迷走した件その1

みなさまご存知のコミックマーケット。毎年2回、東京ビッグサイトで行われるものすごいイベント(語彙力)です!
その辺の詳しい説明は省くとして、全国から集まった強者たちが同人誌などを頒布する恐ろしく規模がでかいアレです。
そんなコミックマーケット(コミケ)に、サークル参加した初心者のなかなか凄いやらかしをここで成仏させたいと思います。

私はサークル参加という頒布する経験はなく初参加。
はるか昔R18な同人誌を求める友人に連れて行かれて人に酔った記憶しかありません。
それなのに参加申し込みをしてしまったのです。
今回のコミケ、コロナ禍を経てやっと人が戻るであろうとのことで申込サークル数も過去最大、初参加で申し込みしたところで落ちるだろうとタカを括っていたのですが、何の間違いか通ってしまいました。

ここから私の迷走が始まります。
そもそも同人誌を作ったことがないのです。なんで申し込んだ!?
でも大丈夫です。仕事柄、本を書いて作ることはできます。ネタもあります。
しかし、一体何冊刷ればいいの?
とりあえずGoogle先生でリサーチします。具体的な数字はよくわかりません。
コミケに毎回出ている仲の良い友人はカテゴリがハンドメイドアクセサリー等なので本は作っていません。

そこで今回誘ってくれたコミケ初期からサークル参加している方にイチから教えてもらいました。
それがいちばんです。
まず今回の配置が机を並べた端、いわゆるお誕生日席の配置だったので「間違いなく売れる」との判断で多めに刷ったほうがいいとのこと。
多めとは?それすらわかりません。
具体的に何冊刷るのか尋ねると500部と。
500部って結構な量よね。薄い本(24ページ程度)
でもダンボール箱で重いのが2箱。
私は新刊を2種出すので1000部です。

もう一度言います。

1000部です。

せ、せんぶwwwwwww

この辺りでコミケを少しでも知っている方は「まてまてまてまて!!」とツッコミを入れてると思います。わかります。わかります。
もう少し我慢してください、話が進むともっとツッコミたくなるので。

24ページカラーを2種で各500部。
印刷費は10万円を超えますね。10万…
お小遣いがなくなるww

まあ仕方ありません。
自分で出展を決めたので後には引けません。
そして私は初心者なので頭で考えたところで何も始まりません。
経験者の話を信じます。
とりあえず思考を止めましょう。
考えたところで始まりません。
この思考がのちに悲劇を呼ぶのですが。

さて無事に本が届き自宅に運び込むとなかなかの量です。
台車で運ぶのも大変そうです。
再度、経験者に聞いてみることにします。
コミケには何冊持ち込めばいいんでしょうか?

300冊ずつあれば足りるんじゃないかな

さ、さんびゃく!?

いやいやいやいや、どうやって運ぶ?
これは佐川急便さんにお願いして会場に搬入してもらうしかないのか?

このあたりでまた不安が込み上げてきましたが飲み込みます。
経験者のお話によると、コミケは特別で飛ぶように売れるし、まるでF1のピットインのタイヤ交換のように忙しい。
しかも今回はお誕生日席だからバカ売れすると。

コミケやべぇな!

しかし私の不安は微妙に燻ったままなのです。
なぜなら1種類300冊を売り切るということは5時間半まるまるへばりついて1分に1冊頒布することになります。
そんなことある?
でもF1のピットイン…
実際経験してる人が言うんだからそうなのでしょう。
ただ、私は初参加なのでもう少し減らしていいだろうと1種200冊弱を持ち込むことにしました。

またしてもコミケを知っている方は、いやいやいやいや二次創作の人気カテでもないのに200冊とかないから!!ってツッコミ入れたくなっていることでしょう。
でもね、もう私この辺ですでに考える力を失ってしまっていたんですよ。

そしていよいよコミケ当日に続きます!

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