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育児と暮らし

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子どものことや、日々の暮らしから感じたことを集めました。短いエッセイです。気軽にのぞいてみて下さい。
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2020年2月の記事一覧

子どもがいるということ

無意識のうちに人生の目標の中に、結婚して出産することがあった。 気づけばそれに向けて頑張っていたし、それが幸せになる道なんだと思った。出産までは、それで良かったのだけれど、出産してその先までは何も分かっていなかった。 子育てとは未知の領域で、こんなにも大変なことだなんて考えてもみなかった。私は産後の肥立ちが悪く、1年以上体調不良が続いてる。だから、余計に大変に思うのだ。 そんな中でも、子どもは周りの心配や大変さをよそに、活き活きと育つ。自我が目覚め始めて、嫌なことには全

歩き出しそうな予感

昨日の寒さが嘘みたいな温かく晴天な空だ。 いつもは辛い洗濯物も太陽の光への当たり方を試行錯誤したりして、しばらくベランダに出ていた。 新芽の咲く時期に合わせてか、1才5ヶ月になる娘がついに歩きそうだ。 周りでは、早い子で1才前には歩いていたり、同じ年頃の子が1人2人と歩き出し、焦らなかった訳ではない。でも、出来るだけのんびりした気持ちで見守っていた。 昨夜立っちの状態から横に2歩、前へ2歩すすんだ。何より本人が1番楽しそうだった。歩けるようになることは嬉しい。 立った

お菓子作りにおいて1番大切なことは計量だと思う。

バレンタインが終わった。 今年はガトーショコラを作った。 お菓子作りが好きだ。面倒な作業が多くて嫌になる時もある。 でも、刻々と変化を遂げやっとこさでオーブンに入れて焼き上がりを待つ時間味わえる達成感。 完成したお菓子を眺めた時に湧くドキドキ感がたまらなく好きだ。 それは、料理とは別で陶芸のようだと思うことがある。食べ物を作るというよりは作品を作るに近い。 手作りには、手作りにしか出せない良さがあり、独特の味や匂いがある。 小さい頃、母とよくお菓子を作った。 型抜きク

笑顔

目が合って 心が通じた瞬間があって ニコッと笑う。 それが嬉しくて また見つめ合って 嬉しいねって笑う。 何度も何度も笑い合う。 嬉しいね、楽しいね。 ママがわからないみたいだったけど 前よりはその存在が 理解できてきたかな? 愛おしいね。 笑顔を見ていると 落ち着く。 存在に癒されているよ。

明後日の方向に

2月は苦手だ。 単純に寒くて気が滅入るから。 今年は暖冬ですっかり油断していたから、ここ数日の寒さにメンタルを削られている。 寒さのせいかネガティブなことばかり考えたり、理由のない怒りに襲われる。 当たり屋の気分だ。 なにかれ問わずいちゃもんをつけたい。 外は寒いからいつも以上に外出が億劫になる。でぶしょうでぶしょうでぶしょう。 必要な寒さだと思いつつも冬が来なければ良いのになぁと思う。 春はそこまで来ている。明日をまたいで明後日がきて、早く春よこい!

知らない人に声をかけられがち

昔から知らない人に声をかけられがちである。 私は普段すごく人見知りで警戒心も強いのだけれど、何故だか道行く人はそんな垣根を超えてくる。 先日も駅のフォームで電車を待っていると、 「ねえちゃん!今日は寒いのー!」 と突然知らないおじいさんに大声で話しかけられた。凄く怖かった。怖かったからそれ以上話しかけられまいと気まずい雰囲気をかもし出した。 その前には、駅で人を待っていると全然しらない目の丸い小柄な男性が迷いなく私の方へ近づいてきた。 カタコトで、 「い、い、イン

同情されたくないな

昨日ケンカをした。まだイヤな気分だ。枕投げでもしたいな。 最近のケンカの種は、あの人のことだ。そうあの人。 週1で手土産くれる顔も知らないお婆さん。旦那のお客さんだ。 はじめはね、ミカン1個とかだったと思う。 それが、1品ずつ増えていった。内容も貰い物や家にある余り物とかじゃなくなっていった。 作りすぎたおかずのおっそわけが来て、昨日誕生日に焼いてもらった手作りクッキーが来て、調理師のお子さんが作った大きなアジフライが衣のまま3匹きて。スジこんにゃくはもう定番化してい