「今さら知りたい男女7人」第11回 フェリーに向かうバス停(秋2話)
「今さら知りたい男女7人」今回は秋物語2話「揺れる心」より
桃子から「土曜日に木更津に行く・・・ 20時半のフェリーに乗る」と告げられた良介。
土曜となり同じフェリーに乗ろうと会社の飲み会を断り、バス亭に並びます。
こちらの場所は、川崎駅からのびる市役所通りの下り側の市役所前バス停となります。11-1の画像 バス停の表記が「市役所前」となっています。
ナイトシーンで他に場所を特定できるものがありませんが、バス停の行先表示をアップにして見ると、まず川崎市役所前にある「市役所前」バス停ということで間違いなさそうです。
(判読しづらい文字もありますが)上から行き先表示を書いてみると
いすゞ自動車(※1)
いすゞ自動車
いすゞ東門
浮島町
市営埠頭
東扇島循環
水江町
塩浜
扇町
小田
森ヶ崎
といった行先表示が見えます。
このうち、良介が待っていたフェリー乗り場に行くバスは「浮島町」行きとなります(※2)。
ご存じの方も多いと思いますが、東京湾アクアラインの開通とともに川崎~木更津間のカーフェリーは運行を取りやめ、かつてのフェリー乗り場跡は一般の人が立ち入ることができません。
ただ、近くへ行くバスは2023年現在も運行されており、臨港バスさんの「浮島バスターミナル」行きにて行くことができます。
また「市営埠頭」、「東扇島循環」、「水江町」、「塩浜」、「扇町」は2023年9月現在も川崎市バスの路線として存在します。
さて、肝心の撮影場所です。
場所は川崎市川崎区宮本町 バス停の名称どおり市役所の前にあるのでとてもわかりやすいと思います。
さて、本格的な記事はまた別途用意したいと思いますが、劇中何度も出てくるフェリー乗り場の場所を付記しておこうと思います。
住所としては川崎市川崎区浮島町12-5となるようです。浮島町公園の隣辺りになります。
川崎駅から直線距離で8キロちょっと。通勤で歩ける距離ではなく、公共交通機関を利用して川崎駅から行こうとするとバスまたはタクシー・・・ サラリーマンとしてはバスで移動ということになるでしょう。なので、この2話でバスで移動しようとする(結局、このシーン良介は桃子に会ってもしゃーないと乗るのをあきらめるわけですが)のも実態に即した演出と言えます。
このフェリー乗り場・・ 特にフェリー乗り場に行く手段ということについてはこれから何回か触れることになりますので、こちらの連載(?)をご覧になっていただいてる方は、まずはこのフェリー乗り場 川崎駅から8~9キロ離れた先にあるということで頭に入れておいていただければと思います。
では、では、また次回
※1 いすゞ自動車行きがならんでますが、当時殿町にはいすゞ川崎工場があった関係かと思います。
※2 こちらの情報については、川崎鶴見臨港バスさんに問い合わせして回答をいただきました。臨港バスさん、ご回答ありがとうございます。
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