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【企画書】「月桂樹を君に」(11/18創作ブートキャンプ提出用)

制作日:2023.11.5
クリエイター名:団 卑弥呼(だん ひみこ)

▼募集要項


●タイトル案

「月桂樹を君に」

●想定媒体と想定尺

1クールアニメ(12話)

※2期を想定し、あらすじはプラス12話(全24話)分あります。

●ターゲット読者/視聴者層

20~40代/ラノベや漫画は好きだが、最近読むのが億劫な人向け

●あなたがこの作品で描きたいテーマ

・絶望的な状況に直面した時、人はいかに行動するか。
・敵味方がわからない中で、いかに仲間を作るか。心理の読み合い。
・一歩間違えればアウトな状況で、正しい選択を重ねていくスリル。

●主要登場人物

※全員孤児なので苗字がなし

◆主人公:希実(のぞみ/19歳/女性)
・フリーランスのエンジニア兼パイロット。
・猪突猛進型で、明るいムードメーカー。みんなの頼れる姉貴。

◆親友:ライラ(ライラ/19歳/女性)
・フリーランスのエンジニア兼パイロット。
・3つの特殊能力を持つ(赤ん坊からの記憶/暗号作り/未来予知)

◆主人公が惚れる相手:翼(つばさ/19歳/男性)
・島の空港職員(本土からの物資補給を管理する)兼パイロット。
・隆賢に洗脳レベルで心酔しており、出世して秘書として働きたいと願う。

◆キーパーソン:飛絽紀(ひろき/12歳/男性)
・手術のせいで幼児退行している。「あう」しか話せない。
・パイロットとしては優秀(ゲーム感覚で高い狙撃率を誇る)

◆敵:隆賢(りゅうけん/39歳/男性)
・希実たちが所属する基地の長官。
・金が大好きで、興行主の後継者になりたいと考えている。

●舞台設定/世界設定/ギミック

・名言しないが、現代日本に近い世界観。(現代より荒廃し、貧富の差が明確な世界)
・島の花である月桂樹の開花に合わせ、物語の時期は4~5月頃

・舞台は南洋に浮かぶ孤島。島中央には塔のような巨大な基地がそびえている。

・表向きは「国防の要」だが、本当は島全体が金持ちの娯楽として作られた模擬戦場&パイロットの住居。

・不定期で敵軍(本当は別の基地で育ったパイロット)が襲ってくる。

・パイロットの素質がある子は島外から誘拐され、丁重に育てられる。ある程度の年齢になると、適合手術を受けてパイロットになる。(その際に過去の記憶をすべて消去される)

・賭博場であることをほとんどの人が知らず、パイロットたちは国防のために青春している。

・基地周辺は町になっていて、普通の暮らしができる。さながら「基地のおかげで栄える漁村」といった様相。(※職員・住人・関係者たちも賭場島だと知らない)

・島には月桂樹がたくさん生えている(※月桂樹は「裏切り」「不信」の花言葉を持つ)
→キャラたちがお互いに贈り合うなどの不穏なシーンあり

●あらすじ

南洋の孤島にある孤児院で育った希実。普段はエンジニアとして働きながら、敵軍が襲ってきた時は人型ロボットに乗って戦い、国防を担ってきた。
大変な仕事だが周りは同じ境遇の子ばかりで寂しくない。特に親友のライラとは、お互いにしか通じない独自言語で話すほど仲良くしていた。

そんなある日、突如ライラが島から脱走したという噂が流れる。捜索した希実は、海辺で瀕死のライラを発見。「今すぐ逃げて。この島はおかしい」という遺言を聞き、これまでの生活に違和感を覚える。

ライラの部屋から暗号化された手記を発見し、解読することでライラの記憶を知る希実。この島が賭博島であること、自分たちが誘拐されたこと、手術ですべて忘れたこと、そして今まで戦っていた相手が自分たちと同じ境遇の孤児だったと知る。

ライラの遺志を無駄にしないためにも、島からの脱出を決意する希実。しかし愛する翼も連れていきたい。ライラを殺した犯人が身内にいる以上、素直に話すべきか迷う希実。しかし信用して、翼にすべてを打ち明ける。翼は希実を信じ、一緒に脱走しようと約束してくれる。

しかし翼は長官の犬で、話したことを即刻隆賢にバラされてしまう。希実にバレないよう秘密裏に包囲網が敷かれる中、飛絽紀がやってくる。飛絽紀は過酷な手術に耐えるため多重人格になっており、副人格が「生き延びるために希実に協力する」と申し出る。飛絽紀はライラ以上の力を持っており、制限はあるが、なんとか活路を見出していく。

裏切りと協力を重ねながら希実と飛絽紀は、共に島を脱出するのであった。

※もし第二期があるなら以下を続けたい。

とある賭博島の基地で働く希実。かつての記憶はなく、普通の職員として働いていた。

ところがある日突然、すべてを思い出す。島を脱出したが、外には何もなかったこと。絶望する中、追手に捕まったこと。そして別の島に移送され、手術を受けさせられたことなどなど。

共に脱した飛絽紀は、普段から好成績&理解できないだろうと判断され、そのまま希実と共に別の基地で暮らしていた。そして準備が整ったため、飛絽紀は希実の記憶を戻したという。

理解できない希実だが、目の前にかつての同僚・幸助がいて感激。20歳でパイロットを満期引退した者は、別基地で「管理者側」としてのセカンドキャリアがあることを知る。(希実も適齢期となったため、そのまま別基地に移ったのだ)

賭博島のやり方に納得ができない幸助は、飛絽紀と共に準備を進めていた。今度は脱走ではなく、賭博島全体を潰すために。

次期興行主となった隆、そして翼を相手に、希実の新たな戦いが始まる。

【結果発表】創作ブートキャンプが開催されました。

惜しくも私の作品は取り上げられませんでしたが、レビューをいただきました。企画書を修正したので、ぜひ見比べてみてください。

▼本企画書をブラッシュアップしたものです。


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