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【全文無料】【CS3位】青緑レクスターズの立ち回りとお勉強

こんにちは、Sobo です。【青緑レクスターズ】を回すようになって、1年半が経ちました。なんだかんだでやり込むと実績があがるもので、CS3位×2回、ベスト8×7回という戦績を残すことができました。

2024年5月時点の構築
6/16 はっちCS@新宿の竜星
80人規模ベスト8

このデッキ、確定サーチができる、ピン刺しカードを沢山積める、という性質もあり、やりこみ要素が満載の楽しいデッキとなっております。
本記事では、筆者がこのデッキを使って得た知見を共有させていただきます。構築や採用カードについての解説は、こちらをご参照ください。

記事の構成としては「立ち回りの基本について」「細かいテクニックについて」「予習について」の3部となります。

*「予習について」はこのデッキに必要な「仮想敵の予習」を短時間でする、個人的な方法論となります。


立ち回りの基本について

目指したい動き

まずはこのデッキの基本的な動きから。このデッキの平均的なキルターンは4-5ターン目。以下の動きを目指します。

1ターン目:『ヘルコプ太の心絵』をプレイ
2ターン目:『珊瑚妖精 キユリ』または『ジャスミンの地版』をプレイ
3ターン目:『マニフェスト<リーフ.Star>』または『マルコ.Star』を召喚、Wブレイク
4-5ターン目:追加の進化獣や、『龍装者 バルチュリス』でとどめ

『ヘルコプ太』によるサーチと『リーフ.Star』並びに『マルコ.Star』による手札補充があるため、この動きの再現性は比較的高いです。『リーフ.Star』の場合は、相手の動きを見て必要なカードを引いてこれるため、柔軟にゲームプランを立てられます。

パワーが11000なのも超えらい。
45円。

この動きを前提として、このデッキの立ち回りについてご説明します。

相手のデッキと対策札の特定

このデッキにおいて一番大事なことは何か、と聞かれたら迷わずこう答えます。
【青緑レクスターズ】に限った話ではなく、多くのプレイヤーが普段からされていることなので、何を当たり前のことを、と思われるかもしれません。
ですが、このデッキではことさら重要です。
『リーフ.Star』の強みは、「最速3ターン目に」「デッキから」「好きなカードを」「非公開で」「2枚」持ってこれることにあります。相手のデッキに対して刺さるカードを確定でサーチできるのは、他のデッキにはあまりできない芸当です。だからこそ、後述する「予習」が大事になるのです。
例えば、このような状況下で『リーフ.Star』で何を持ってくるか。

自分 (先行3ターン目)
マナ: 『パーリ騎士の心絵』『ジャスミンの心絵』『珊瑚妖精キユリ』『神ナル機カイ 亜堕無』
場: 『ヘルコプ太の心絵』『ジャスミンの心絵』

相手
相手のマナ: 『光魔の鎧』『スロットンの心絵』
場:『DG-パルテノン ~龍の創り出される地~』

相手は【青白ライオネル】【ドロマーライオネル】の可能性が高いと推察されます。この攻撃で『スロットン』のシールド・トリガーを踏んでしまうリスクは許容する*として、サーチ先は何が良いでしょうか?

*このデッキはアドを稼ぐ方法は原則『マニフェスト』の効果のみで、貯めづらいため

まずは相手の勝ち筋と、そこに絡むカードを考えます。『正義星帝<ライオネル.Star>』『スロットンの心絵』『MAX・ザ・ジョニー』『護天!銀河MAX』あたりが挙げられるでしょうか。
特に『ライオネル.Star』が連鎖して過剰打点を組まれた場合、受け札が少ない【青緑レクスターズ】では受けきれません。

同じレクスターズだけど使用率の桁が違う。

では、何が対策札になるでしょうか。
『超球の超人/父なるタッチダウン』の上面は有力候補となります。出せばコスト5以下の呪文ならびにタマシード**を封殺することができ、ほぼ勝ちともいえる状況を作りだせます。相手は受けが厚いので、シールドをマナ送りにする効果もかなり有効に働きます。

**『スロットン』と『銀河MAX』両方を止められる

ナイスなロック。
イラストカッコ良すぎる。

ただし、次のターンの自分のマナ数が5マナであることを考えると、最速で出すには『フェアリー・ギフト』が必要で、それでも出せるのは2ターン後になることは要注意。後述する、リーサルにかかるターン数とのトレードオフの関係にあります。

『異端流しオニカマス』も良い1枚です。『ライオネル.Star』連鎖を咎めることができ、『アルカディアス・モモキング』を出すことをほぼ不可能にすることができます。ただし、残りの盾3枚に『スロットン』がある場合の負け筋を減らせないため、『超球の超人』とセットで持ってくるのが丸いでしょうか。

不正は許さない。


『Dの天災 海底研究所』も悪くない。『スロットン』でブロッカー化した『ライオネル.Star』などを無力化してリーサルに貢献しつつ、進化獣を出たターン行動不能にして、ターンを稼ぐことができます。

使いやすい1枚。

相手の練度によりますが、『Code:1504 <アダム.Star>』も良いカード。こっちのデッキがわからないがために、『オニカマス』を立たせている状態にもかかわらず、相手が『ライオネル.Star』を出して来たら、1体を残して残らずバウンスし、最初の1体を『アダム.Star』で狙い撃ちしましょう。

CSで使うと、召喚だけですか? とめっちゃ聞かれる。
それ、ウツボイドね。

このように、マナ置き・プレイから想定されるカードを考慮し、それにあった対策札を持ってくるのが勝ち筋となります。だからこそ、後述する「予習」が大事になります。

対策札に固執しすぎない立ち回り

いきなりちゃぶ台返しをしますが、確定サーチの魅力(気持ちよさ)に吞まれないことがとても大事です。
このデッキはビートダウンなので、盾をどう詰めていくか、キルターンと優先順位を常に意識しましょう。対策札ががん刺さりして相手が苦悩するのを見るのは確かに楽しいですが、一部の対策札はリソースを増やせない・盾を詰められないため、プレイしたからと言って勝ちが近づくとは限りません。

デュエル・マスターズは盾を5枚割ってもう1回攻撃を通せば勝てるカードゲームであることを忘れずに。筆者も『バルチュリス』と『アダム.Star』をサーチしていれば(結果論だが)勝っていた、みたいな苦い経験をよくしています。
(後述する『リーフ.Star』と『マルコ.Star』の使い分けも同様で、サーチに拘らず、後者で殴り続ける方がよい局面はたくさんあります)

対策札を選ぶ際には、打点が増えてリーサルが早まるのか(『神ナル機カイ亜堕無』など)、相手の動きを何ターン止められるのか(『ボン・キゴマイム』など)を考慮しましょう。

『マニフェスト』の使い分け

『リーフ.Star』と『マルコ.Star』。どちらも4マナで手札を2枚増やすことができますが、大きく性質が異なります。それぞれの強みを理解して、対面に合わせて選びましょう。

『リーフ.Star』の強み
① 確定サーチができる
これは言わずもがなでしょう。相手のデッキにマストカウンター(止めないと死が確定するカード)が入っており、対策札が引けていない場合はこちらを優先します。【赤青マジック】に対しての『裏斬隠 カクシ・レシピ』、呪文に対しての『亜堕無』など。

神アート、待ってます。
パワー、今からでもいいので、
5500にしてほしい。

➁ 自身の効果で退場できる
対面によってはここが有利に働く場合があります。
盤面に何も残らなければ【赤黒バイク】等の『禁断の轟速 ブラックゾーン』の効果で封印されず、マッハファイターの的にもなりません。
タマシードの場持ちの良さを活かしたいときにはこっちを優先しましょう。俗にいうプリン効果を付与できるカード(【青魔導具】の『好詠音愛 クロカミ』など)を回避できるのも大きいです。

タップ状態のクリーチャーを封印されると
実質2ターン行動不能。
調子に乗って進化獣を並べすぎると、
アタックができなくなります。(実話)

③ 出たとき効果を持たない
『地封龍 ギャイア』などのロック効果をすり抜けられます。地味ながら大きいです。

ぎりぎりまで頑張って
ぎりぎりまで踏ん張って
どうにもこうにもならないロック効果

『マルコ.Star』の強み
① 盤面に残り、プレッシャーをかけ続けられる
先攻3ターン目に出てくる『マルコ.Star』、使われてみると分かりますが、なかなか厄介です。マウントを取って殴られるとでもいいましょうか、除去ができないと一気にアド差が開いていきます。
先述の通り、マストカウンターが入っているデッキ相手には『リーフ.Star』を優先します。が、そういったカードが無い相手や、『マルコ.Star』の生存確率が高く、殴り続けるだけで優位に立てる相手にはこちらを優先します。(【アナカラージャオウガ】など)

また、相手のデッキが『ボン・キゴ』を採用している場合はこちらを優先しがちです。『リーフ.Star』の場合、自己退場した次のターンに『ボン・キゴ』を立てられてしまうと、大幅な速度低下に悩まされることになります。しかし、『マルコ.Star』なら継続して攻撃できるためテンポロスが少ないです。

➁ 出たときに除去をすることができる
盤面を除去できるため、『ガイアッシュ・カイザー』型の攻撃抑制札を貫通できます。『ボン・キゴ』などに対しても最低限の仕事ができますね。

また、このバウンス能力で、自分の『アダム.Star』や『ボン・キゴ』などを手札に戻すことで、それらを使いまわせるのも、非常に便利です。

『アダム.Star』でバウンスできたときの安心感は異常。

細かいテクニックについて

ここからは、粒度がより細かい、実戦的なテクニックを紹介していきます。

『キユリ』初動時の注意点

神アート待ってます。

実際にマナが増える『ジャスミン』と異なり、『キユリ』は自分自身を進化元にした場合、軽減効果が使えなくなり、テンポロスが生じます。それを考慮したプレイングを心掛けましょう。

具体的に言うと、2ターン目『キユリ』スタートし、3ターン目に『キユリ』進化『リーフ.Star』で動く場合、『アダム.Star』にあえて侵略しないプレイを取ることが多いです。(ターン終了時に『リーフ.Star』は手札に戻り、タップ状態の『キユリ』だけが残ります)

相手のデッキにマッハファイターや殴り返し要因が少ない場合、『キユリ』の生存確率が高いので、このプレイが鍵となります。(【青魔導具】などが好例)
理由は、次のターン(4マナ)でのリーサルの要求値の低さと、プリン効果ケアです。

『キユリ』が場に残っている場合
次のターン、1マナで『ヘルコプ太』、『キユリ』の軽減込みで3マナ、『ヘルコプ太』を進化『リーフ.Star』でリーサルまで届きます。(『バルチュリス』または『超奇天烈 ガチダイオー』が必要)
『バルチュリス』なら『リーフ.Star』の再攻撃時に持ってこれるので、事前に手札に加えておく必要もなく、『ヘルコプ太』キープのみ必要です。

さらに、『キユリ』は「選ばれない」効果を持っているため、手打ちの『堕呪 ボックドゥ』、詰めの盤面でのガード・ストライクや「選ぶ」タイプのトリガーを貫通します。

強すぎる。

『キユリ』ではなく『リーフ.Star』が場に残っている場合
4マナでリーサルを組むためには『フェアリー・ギフト』、4か5コスト進化獣、『ジャスミン』か『ヘルコプ太』が必要になります。しかも、「選ばれない」効果がないため、ガード・ストライクなどの影響をもろに受けてしまいます。

ドローの処理順

『アダム.Star』の出たとき効果と『リーフ.Star』のアタックトリガーを処理する時の、処理順について。
基本的には『アダム.Star』を先に使いましょう。これは『アダム.Star』の1ドローで、『リーフ.Star』でサーチしたいカードを引く可能性があるためです。先にサーチ効果を使うとダブる危険性があります。

例:『亜堕無』と『ヘルコプ太』がサーチ対象の場合。先に『リーフ.Star』を使った後、その後『アダム.Star』のドローでも『亜堕無』または『ヘルコプ太』が手札に加わる可能性があります。
逆に『アダム.Star』の効果を先に使い、『亜堕無』または『ヘルコプ太』を引いた場合は、『リーフ.Star』のサーチ効果で別のカードを1枚持ってくることができます。

『マルコ.Star』と『アダム.Star』の場合もほぼ同様です。先に前者を処理してしまうと、後者で引いたカードが不要カードだった場合、それを前者の効果で墓地に落とせなくなってしまいます。

アダムコンビによるコンバットトリック

【黒緑アビス】はその主力カードのほとんどがコスト5なので、『亜堕無』の効果が強烈に刺さります。が、『アビスベル=覇=デスロード』が場にいると、1回目の攻撃を吸い込まれてしまいます。

サガ環境も、【赤青マジック】環境も走りぬく、
真のフィニッシャー。
やっていること、やっぱりおかしいよ。

そんな時に輝くのが、このアダムコンボ。
『亜堕無』の『デスロード』への攻撃時、『アダム.Star』へと侵略し、デスロードの横にいるクリーチャーをバウンスします。『アダム.Star』はバトルに負けて破壊されてしまいますが、そのまま『亜堕無』は無傷で残り、攻撃終了後に手札に戻り、連撃をすることができます。
このテクニックは、大型ブロッカーが複数体いるときや、革命0トリガーをケアするときにも使えます。

コスト参照型メタカードの逆利用

『キャディ・ビートル』や『奇石 ミクセル』のようなカードたちを逆手に取ったプレイです。手札にパーツがそろっている必要がありますが、うまく決まるとかなり優位に立てます。

『5000VT』を使い慣れてなさ過ぎて、
引っかかるのを忘れてました。(実話)

相手にあえて、マナ置きや『ヘルコプ太』の効果で『キユリ』や『リーフ.Star』などのコスト軽減カードを見せて意識させることで、相手の『キャディ』を引き出します。
返しのターンに(4マナある状態で)『マルコ.Star』を出し『キャディ』をバウンスしながら攻撃することで、テンポアドバンテージを一気に取ることができます。
リソースをとれないメタカードをキャストさせ、プレイを歪ませたときの爽快感、たまらないです。

サーチによるハンデスケア

【5Cコントロール】など、相手のデッキにハンデスギミックが入っている場合のプレイです。『リーフ.Star』で『貝獣 パウアー』を持ってくるのは勿論なのですが、それに加えてデッキを圧縮して、有効牌を増やすことを意識します。

タマシードのハンデスには反応しないの、
忘れないでね。(実話)

このデッキにおいては、5マナ圏以降になると、『ヘルコプ太』と進化獣のバリューが増加します。なので次のターンにハンデスをされてしまうことが確定している場合には、あえてデッキから不要牌を引っ張ってきて、今引きの確率をあげることがあります。

例えば、【5Cコントロール】対面なら、ほぼ100%使わない『テイクバック・チャージャー』あたりを『パウアー』と一緒にサーチし、次のターンの『ロスト・Re:ソウル』によるダメージを最小化します。

見え見えな全ハンデスは御しやすい。

侵略獣の使い方

『アダム.Star』を使うことで、軽減して出した『リーフ.Star』を残すのは基本のキ、として、他にもいろいろなテクニックがあります。

コマンドなんです。
封印はがせるんです。

除去耐性を持たせる
スター進化の共通効果なんだから当たり前なんじゃない?と思われるかもしれませんが、一応。
『アダム.Star』の効果を使えば、相手の『ドルファディロム』のEXライフシールドが離れたときの除去効果を誘発させつつ、スター進化で耐えながら突っ込むことができます。『黒豆だんしゃく』がいるときも同じようなことができますね。

『断影龍 ユスティーツァ』に火文明が加わると
こんなに強くなるんだなぁ。
私の【バードリアント】デッキの切り札でした。

また『革命類侵略目 パラスキング』を絡ませると、そもそもの染色効果で『ドルファディロム』の効果の対象外となります。

めちゃめちゃ好きなカードの1つ。

リソース回復をする
『リーフ.Star』を軽減して召喚し、その攻撃時に『パラスキング』や『ガチダイオー』などスター進化ではない侵略獣を一番上に重ねた場合、『リーフ.Star』の自己退場効果で下敷きのカードすべてを回収することができます。間に挟んだ『アダム.Star』なども含めて再利用できるので忘れずに。

青いレッドゾーン。

場のクリーチャーのコストをバラけさせる
『奇天烈 シャッフ』や『♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり』の宣言をスカさせることができます。

強すぎる。

あえて『リーフ.Star』に『アダム.Star』を乗っけておいて、返しのターンで相手に『シャッフ』で5を宣言させ、返しのターンで『マルコ.Star』で『アダム.Star』を手札に戻して、コストを変える、みたいな動きが該当します。

コスト踏み倒しメタをうまく処理する

『ブルーム=プルーフ』などの、踏み倒し自体は咎めないタイプのメタカードがいるときのテクニック。

強いなぁ。

『リーフ.Star』の攻撃時に『アダム.Star』の侵略を複数枚、宣言して、

①『アダム.Star』Aの侵略を解決、出す (ここで『ブルーム』の効果が1回待機)
➁『アダム.Star』Aの出たとき効果を解決、1ドローして『ブルーム』をバウンス
③『アダム.Star』Bの侵略を解決、出す
④『アダム.Star』Bの出たとき効果を解決、1ドローして何かしらバウンス
⑤『リーフ.Star』のアタック時効果を解決
⑥ 最後に『ブルーム』の効果で『アダム.Star』Bを破壊

といった感じで、『ブルーム』の効果の誘発を最低限(=1回)にとどめることができます。

【黒単アビス】対面の初見殺し

相手の手札が3枚以下、『アビスベル=ジャシン帝』が場にいるときに狙えたら狙いたい一手です。

強い。

『マルコ.Star』の効果で『ジャシン帝』を選択します。相手は多くの場合、『ジャシン帝』の除去耐性を使って手札を2枚切ってくるので、そこで『アダム.Star』を侵略することで、リソースを吐かせつつ、次のターンの展開を封殺することができます。
この動きの良いところは、仮に相手が『マルコ.Star』の効果に対して除去耐性を使わなかった場合も、『ジャシン帝』が手札に戻っているため、裏目が少ない点です。

予習について

予習の前提

先述の通り、『リーフ.Star』の効果は、仮想敵のお勉強をしないと活かせません。特に雑多環境になると、相対するデッキの数が増えるので、全部を対戦で検証するのが難しくなってきます。CS であっても、対面の方全員が環境デッキを握っているわけでもないですしね。

様々なデッキに何が刺さるのか、どういうプレイングが良いのか、予習方法は人それぞれだと思いますが、参考までに私の勉強方法をご紹介します。

前提として筆者は、二児の父ということもあり、普段から環境デッキを回し、検証する、といった時間が取れない環境にいます。友達がいない調整グループなどにも入っていないため、予習は基本的には一人でせざるを得ない状況です。
なので、基本的に事前の情報収集は座学でやりつつ、大会で野試合をこなして、負け覚えするのが基本スタイルとなっています。その座学の部分で参照している情報源は大きく分けて2つに分かれます。

デュエチューバーの動画

最近のデュエチューバーの皆様のご活躍は目覚ましいですよね。おかげさまで、本当にいろんなデッキの情報が簡単に手に入るようになりました。

その中でも、情報源として特に重宝させていただいているのはセキボン/◆ドラ焼き/◆帽子選手が運営されている「デュエバサ!」チャンネルの動画です。

中でも「教科書シリーズ」と題された、環境デッキの紹介動画には大変お世話になっています。1本10-13分と程よい長さで、テンプレリスト、採用候補カード、デッキの強みと対策などがまとまっています。

1つのデッキタイプに関する基礎情報の網羅性、という観点では、動画媒体に限らず、数多くある媒体の中で随一だと思います。
いや、本当にすごいんですよ。

こんな感じで採用札や対策札と
その理由を日本最強のプレイヤーが語る。
贅沢すぎ。

3人のデュエル・マスターズに関する知見の深さと、カバーしている領域の広さが素晴らしいのは勿論、無駄のない構成、軽快な掛け合い、類似構築への言及……本当にありがたい。限られた時間の中での情報収集に最適だと思います。
筆者は晩御飯を作るときのBGMとしていつも再生しています。英語のリスニング対策かな?
(古のデュエマオタクとしては、住みたくない城シリーズみたいなナンセンスギャグも大好きですがそれはここで語ることではないので、おいておきましょう)

対戦系動画は群雄割拠、でいろいろ見ていますが、個人的にはアーチー選手とじゃきー選手が運営されている「アーチ―ch」さんをおススメしたいところ。理由としては、「××というデッキは〇〇対面のときは△△というプレイを取る」といった形で、プレイの指針を言語化して教えてくれるためです。これも本当にありがたい。実際にプレイを見ながら、その根拠の指針を簡単ながらもご説明いただけるの、助かります。

田園補完計画の入賞ログ

デュエチューバーの動画は、テンプレ構築やプレイングを学ぶのに向いている反面、地域やその週の流行りなどはそこまでタイムリーには反映されません。
そんな時に役立つのが『田園補完計画』さんの CS 入賞報告。ここをざっと目を通し、入賞したレシピを見ることで、採用カードや流行り、雰囲気を押さえやすいです。

このデッキは自由枠が11-12枚ほどあり、ピン刺しのカードを入れ替えてメタに合わせてカスタマイズしやすいです。当日の朝にさっと目を通してチューニング、はよくやっています。

情報収集については以上となります、独学には限界があるなぁ、と日々感じておりますので、他におすすめがあればコメント欄でお願いします!

結びに

ここまでお読みいただきありがとうございました。
冒頭で書いた通り、1年半以上このデッキをこねくり回してきたので、このデッキに関する造詣だけ異常に深まってしまいました。
どこまで、何が、誰の参考になるかわかりませんが、【青緑レクスターズ】ならびにその類似デッキを握ろうと思った方の助けになることを祈っております。

最後に、いつも調整に付き合ってくれる仲間、大会の対戦相手ならびに運営の皆様、動画の静止画キャプチャの引用を快く許諾頂いた『デュエバサ!』様、に感謝を述べて、終わりとさせて頂ければと存じます。

※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の認可/許諾は得ておりません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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