子どもに期待しすぎない、正しさを求めすぎない
先日のnoteでは長男が幼稚園行かないって話を載せました。
あれからもいろいろ試したり長男と話したりしながら過ごしています。
やはり行きたくないって気持ちはなくならないみたいで、前の日は元気はつらつでも、幼稚園の時間が近づくとシュンとしちゃう長男。
いま一度、私自身もじっくり考えてみました。
人間、行きたくない時ってあるよなぁ。理由なんかわからないけど行きたくない時。
あるよなぁ〜!!
と言う結論に至りました。
なんて軽い結論だ。はたして結論と言って良いのかは自分でも疑問ではある。
何にせよそんな結論に至った私は妻に相談しました。
『自分で行くと言うまではもう幼稚園については触れないでいようと思う。諦めるわけじゃないけど、それで良いと本人が思うのなら信じてみようと思う。いつでも行くって言えるように準備だけはしておいてさ。そのかわり自分で行かないって決めたなら、自分でその時間に何をするとか決めて過ごしてもらってさ。』
などなど相談しました。
妻もそうしてみようって賛成してくれました。
息子には改めて幼稚園どうするか聞いてみたらやはり行きたくないって事だったので
『幼稚園には行かないって自分で決めたなら行かなくて良い。行きたいって思ったら自分から言って欲しい。そのかわり、家で幼稚園に行っているはずの時間は自分でやる事を考えて(遊びや学びやもちろん休む事も)やってね。母ちゃんと父ちゃんもそれぞれにどうしてもやらなきゃならない事があるから、その時間は相手をしてあげられないかもしれない。それでも良いかい?』
息子『わかった、そうする。行きたくなったら言う。遊んでても良いの?』
私『良いよ。ただし、少しだけ約束がある。行かないなら堂々と元気に行かないで、元気に笑えるならそうしていなさい。何も悪くないのだからそれで良いのだよ。それで毎朝二男や三男や父ちゃんを元気に送り出して帰ってきたらお帰りを言ってください。あと母ちゃんは母ちゃんのやる事があるから、母ちゃんができないって言った時は諦める事』
息子『わかった』
と言う話でまとまりました。
ひとまずはこれで様子を見てみようと思います。
二男と三男がどんな反応になるのかは不安はありますが、長男はきっと自分でもいろいろ考えているのだと思う。
友だちが待ってくれている事、先生が心配している事。私たち親が元気に幼稚園に行ってくれる事を望んでいる事。
わかっているのだと思う。わかっていてもどうにもならない気持ちがあって。申し訳ないような、わかって欲しいような。
それは大人にだってある。
きっと少し大人になってきていて、なんとなくだけど自分の事をいろいろ考えているのかもしれない。
もしそうだとしたら、何も考えないで私たちに与えられたり強制されたりしながら過ごすよりは良いのかもしれない。
答えはわからない。わからなすぎる。
私だってわからないのだから、息子に正解っぽい事を押し付けてはいけないのだと思った。
幼稚園に入園したからには行かなければならないと思っていた。当たり前に。それが正しく息子のためになると思っていた。元気に友だちと遊んでくれるものだと勝手に期待していた。
そんな風に勝手に期待したり私が正しいと感じる事を子どもにも求めていたなぁと思う。
だから余計に悩んだしイライラしちゃったりした。
人には人それぞれの楽しさや正しさがあり、考えがある。それは子どもにもあるのではないだろうか。1人がとことん好きな場合だってあるかもしれない。
それをやってみて違うと感じたならまた自分で試行錯誤してみたら良い。その時にご迷惑をかけた人がいたり支えてくれた人へのフォローを今は親がしっかりすれば良いのかなと思う。
どうも焦ってこうしなきゃならないのかなって決めつけそうになっていた。
得るものも、場合によっては失うものもあるかもしれない。この先の社会生活に不安はあるけれど、それは私たち親が今勝手に感じている事だ。
それを体験してみて、じゃあどうしたら良いのかを自分が考える事も大切なのかもしれない。
もしかしたら息子にとってはそういうタイミングなのかもしれない。
まだまだわからないけれど、話をした後に自分からやる事を考えて過ごしていた息子をみて、なんだかたくましくて嬉しかった。
もちろん守らなきゃならないルールはある。
だけどすでにある世界が全てではない。
頑張れ息子!頑張れ私!
妻には負担をかける事になってしまい申し訳ない。できる限り私がやれる事はやろうと思う。
みんなが笑顔になれますように^ ^
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