子どもに教わったポジティブって事
先日長男と遊んでいてだいぶ身長が伸びたねぇ!という話をした。
私『だいぶ大きくなったね』
息子『うん、もうすぐ父ちゃんぐらいになるかな』
私『きっとあっと言う間だね』
息子『父ちゃん、持ち上げて』
私『??わかった』
私は息子を私の身長まで持ち上げた。
息子『父ちゃんが見ている感じ』
私『なるほど』
息子『父ちゃんも小さくなってみたら?』
私『わかった』
私は息子の身長まで小さくなった。
窓から入ってくる日の光が眩しかった。
息子『こっち(小さい)のほうが小さいのがよく見えるね。』
私はハッとした。
成長は嬉しい。息子たちは心も体もどんどん成長する。それとても良い事だと思うし、嬉しい事だ(少し寂しい)。
だからどんどん大きくなれよ〜って思っていた。その方が良いと。
だが息子は違った。
今の状態にある良い部分をしっかり見つけていた。
確かに小さいものは見つけやすいはずだ。アリやダンゴムシとか、キラキラした石なんかもすぐに見つかる。
私は早く大きくなった方が良いみたいな漠然としたイメージを抱いていたんだなぁと感じた。
人は前向きでポジティブにしようといろいろと学んだり実践する。私はそうだ。中身の成長をしようと必死に学んだり変わろうとしたりする。
もちろんそれも大切な事だと思う。だが息子の言葉は『今の良いところに目を向ける事もポジティブなんだ』と気づかせてくれた。些細な会話だが、うまく言えないけど大切な事を学んだように思う。
息子よ、ありがとう。
子どもにはいつも学ばせてもらえる。忘れていた事を思い出させてもらうって事もあるのかもしれない。人は忘れまた学びまたまた忘れを繰り返す。
もう少し思い出したいから、今日は一緒に少し小さくなってすごしてみよう。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
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