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予防接種健康被害救済制度と、副作用について考える

西洋薬でも漢方薬でも、薬には症状を緩和する効果と共に、必ず副作用があります。

必要な時や必要な量、服用しても大丈夫な人なのか。

また、長期による服用は、減薬や服用の中止についての視野がない場合、薬への依存が懸念されます。

ワクチンに関しても、副作用で健康被害が起きた際に、何故か副作用でなく、副反応と言い換えられているのが不思議です。

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副作用について、「極めて稀」と表現されていますが、厚労省が因果関係が有りと認定した被害者が実際にいる証明です。

荒読みですが、認定に至るまでには、ワクチンを接種した病院からの情報提供と、第三者委員会による審査が有ります。

接種直後に、副作用が出れば因果関係は証明出来ますが、数日や数ヶ月後に副作用が出た際に、因果関係を証明するには、接種を行った医師や病院が協力に応じて貰えるかという点に、関わります。

接種は無関係、持病や生活習慣や体質や年齢によるものだと、見解を示されたら審査が通らない事は、想像に難くないと思います。

医師は聖人でもなく、一人の人間。

医師免許取得の為に、高額な学費と勉強に人生を費やした背景がある人。

病院も経営という視点がないと、存続は出来ない事業。

その中で、必要な時しか薬を出さなかったり、不要な検査を行わないなど、儲けが少なくても、「良心に従って行動できる」医師なら、副作用が出た際に、必要な情報提供や味方になってくれる可能性は、あると思います。

想像ですが、私が医師の立場になって、副作用を訴えられた際に、まず浮かぶのは保身です。

国の政策と言い逃れも出来るし、製薬会社との関係や医師同士の関係や病院内での立場も有ります。

本当に因果関係が認められても、患者の味方に立つのは、得策かという点です。

そこで、どんな対応をするかは、「良心に従って行動できるか」に分かれると思います。

人間としての在り方や個々の価値観、人の弱さにも関わる部分。

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