物価が下がって何かいいことがあっただろうか？

だんご院長です。
最低賃金が１０月に見直され、
全国的に３０円～３３円の幅で引き上げられますね。
引き上げの平均額は３１円。
この３１円が、制度が始まった１９７８（昭和５３）年以来の最高額！
ということで、マスコミが騒いでいるようです。
広島県も８９９円→９３０円でプラス３１円です。

ちなみに、東京都は１，０７２円！で盤石の最高額。
最低額は８５３円で、東北とか九州とか四国の１０県くらいがそうです。
最高額の東京と最低額の地域の差がざっくり１７０円だとすると、
バイトで１日５時間、月１６日勤務するとして、
東京で働く方が、１３，６００円多くもらえるということです。
だから何だ？と言われるとそれまでですが。

ここで考えたいのは、最低賃金が上がるのはいいことですけど、
景気が回復していないのに、賃金を上げるのはよくない！と、
いうこと。
景気が回復すれば賃金は上がるんですよ。
別に厚生労働省に口出ししてもらう必要も無いんです。
実際そういう流れになってたんですよ。
でも、消費税を上げるという暴挙に出たため、景気の腰を折られたという
現実を見ないといけません。

一方で、物価が上がるのはいいでしょう。
もちろん今回のように、
外的な要因による値上げは容認しかねるとこはありますが、
でも、『安いことは正義』みたいな思考は捨て去るべきだ！と、
ボクは思います。
この３０年を振り返ってみたください。
物価が下がって何かいいことありましたか？
何も無かったですよ。

だから、酒類の値上げだって大いに結構ですよ！！！
えっ！６～１７％も、ですか？結構な値上げ幅ですねー。(*_*)
値上げ大いに結構とか嘯いておきながら、日和ってしまう。。。
事情通から仄聞したところによりますと、近所の酒屋さんでは、
２ケースとか３ケースとかビールを抱えたお客さんで
長蛇の列だったそうです。

そりゃあそうでしょう。
ボクの大好きな焼酎ハイボールも値上げ。
家計に負担をかけることになりそうです。(´；ω；`)ｳｩｩ

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。