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医療業界で天皇と呼ばれた男、武見太郎

だんご院長です。
知っておかなければいけない業界の有名人がいます。
医療業界おいてのそれは、間違いなく武見太郎でしょう。
どんな凄い人物だったのか?
詳しくは、Wikipediaをご一読いただければと思います。

言わずもがな武見太郎は医師です。

①プーチン、習近平も真っ青!
 13期25年の長期間にわたって日本医師会会長に君臨し、
 「喧嘩(けんか)太郎」とあだ名されるほど常に攻撃的な態度で、
 厚生行政に医師会の意見を反映させた。

②金正恩も真っ青!医師会内部で自分の意に沿わない医師を冷遇するなど
 独裁的な権力を揮い、
 医師会・薬剤師会・歯科医師会のいわゆる「三師会」に影響を及ぼし、
 武見天皇とまで呼ばれた。

吉田茂の主治医として定期的に大磯の吉田邸に行き、
 その場で当時の大蔵大臣の池田勇人と出会うと、
 医療と税金の関係にすかさず文句をつけるなど、密室政治を続けた。

④医師税制の特別控除の導入に貢献した。
 これは70%を必要経費として、30%に税金をかけるというものです。
 所得税の最高税率が75%で
 稼いだ金のほとんどを税金でもっていかれていた時代に
 30%にしか税金がかからない訳ですから、
 開業医師がどれだけ優遇され、ボロ儲けしたことか、、、

⑤銀座にあった武見のクリニックでは、
 患者が自ら診療代を自由に決めて支払う方式だった。

などなど、武勇伝は枚挙に暇がありません。
家系図にも非の打ちどころがありません。
武見太郎の妻は、牧野伸顕(大久保利通の二男)の二女が
秋月家に嫁いで子爵秋月種英との間にもうけた二女。
ちなみに牧野伸顕の長女は吉田茂に嫁ぎ、
武見太郎の長女は麻生太郎の弟に嫁いでます。
まさに華麗な一族です。

武見太郎は、開業医が病床を持つことには反対で、
「開業医は外来・往診・予防医療などの家庭医に専従すべきだ!」
という考えだったそうです。
マッサージにも大いに理解を示したかもしれませんね。
家庭医についてはまた日を改めて書きます。

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。

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