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マッサージとリハビリを併用すれば回復に向かう

だんご院長です。
暦の上では小雪を迎えまして、街路樹も葉を落とし、
木枯らしの吹きすさぶ日々が続いていますが
いかがお過ごしでしょうか?

師走にもなりますと、訪問マッサージと訪問リハビリ
どちらを利用しようか?悩む方、多いと思います。
すみません、師走は関係なかったです。🥲

そもそもですが、マッサージの目的は
「寝たきりや歩行が困難で通院できない人」の
「身体の痛み」や「しびれ、麻痺などの不快感」を緩和することですから、
寝たきり生活で硬くなってしまった筋肉を緩めたり、
痛みやしびれを軽減させる消炎鎮痛に適しています。

これに対してリハビリは
「失われた機能の回復や維持・改善」を目的とした機能回復訓練ですから、寝たきり生活からの脱却を目指して、起き上がり、座位、車いすへの移乗
といった動作訓練するのに適しています。

リハビリの中にマッサージも含まれますから、
それで十分という方もいらっしゃるでしょうが、リハビリのマッサージは
あん摩マッサージ指圧師のマッサージではありませんから
それでは物足りないという方もいらっしゃるでしょう。
で、マッサージとリハビリ、どっちにしようかなと悩むんです。

でも、悩む必要ありませんよ。
訪問マッサージと訪問リハビリは、組み合わせて利用できますから。

こんなケースがあります。
入院中に寝たきりの状態が続いて床ずれやむくみがあるような方が
退院されたからといって、
いきなりリハビリするのは苦痛を伴うこともありますから、
ご本人にとってかなりの負担を強いることになります。

まずは、マッサージで痛み・不快感を緩和し、
改善する中で身体機能の維持改善のリハビリをする
というのが有効な手段となります。

あるいは、リウマチの方がリハビリで動作訓練を受けながら、
痛みを緩和するためにマッサージを受けるとか、いいと思います。
このように、どちらかを選択するのではなく、併用することで、
穏やかに、徐々に回復に向かわせることが可能なんです。

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。


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