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講座を通して得られたこと

今週の金曜日(15日)は、昨年10月から実施していた「アサーション講座」の最終講です。半年間で以下のような内容について皆さまと一緒に考えてきました。

1 考え方をアサーティブにする
2   アサーティブな伝え方
3   アサーティブな聞き方
4  アサーティブに頼む・断る
5  批判を扱う
6  質問力を高める
7  やれる気にするフィードバック
8  怒りをアサーティブに扱う
9  これまでの振り返り
10 プレゼンテーション

皆さんに、講座を通して、自分自身が取り組まれたことや、考え方、捉え方の変化についてプレゼンテーションしていただく予定です。
先日行ったグループコンサルでは、実践していることや変化について、皆さんからたくさん出していただきました。

一緒に受講している仲間の取り組みが刺激になり、迷ったときにそのことが思い浮かび、背中を押してもらっていると、話してくださった方もいらっしゃいました。

半年間の学びの中で、一番の成果は、ちょっとした話し合いの中で、お互いを認め合って対話を深めてくださるようになったことです。
この話し合いが、アサーティブな関係や環境の下で展開されています。心が揃っていることは、とても心地よいですね。
誰かが他の誰かを引っ張りあげたり、強要したり、みんな素晴らしい取り組みをしているから、私の行っていることなんて言えない、ということがなく、他のメンバーの話をしっかり聞いて共感しながら、自分のことを自分の言葉で語っている。

変化を起こすことよりも、自然に自然体で関わることを大切にしておられることが、皆さんにとっての変化だと思っています。
そしてそれは、アサーションで得たスキルではなく、もともと皆さんがお持ちだった関わり方や捉え方が表に出てきただけにすぎません。

グルコンの様子を拝見していて、以前、共に切磋琢磨したメンバーのことを思い出しました。
私には、2020年に、半年間、これからの自分自身の歩み方について、一緒に考えた7人の大切な仲間がいます。皆と集い、一緒に考え、話し合った時間や空間は同じでした。そして、半年後、それぞれが自分らしく活躍の場を広げています。

私は自身がそんな貴重な体験ができたから、何どうあることが大切なのかを描けるようになりました。スキルは手段に過ぎません。後付けで良いのです。

大切な仲間がその後の数々の課題や壁を乗り越えながら自分らしく日々を過ごしているように、講座を受講してくださった皆さんも、きっと課題や壁を乗り越えて、これからは、自分自身の力でこの心地よい環境を作り出してくださると信じています。

15日の最終講が楽しみです。

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