見出し画像

研修会社さんとの付き合い方

先日、久しぶりに研修会社さんを通じての研修を担当させていただきました。

今は、お客さまと直接お取引きのお仕事ばかりです。でも、研修会社さんを介してのお仕事を避けているわけではありません。
懇意にしている研修会社さんはいくつかありますし、お仕事のご相談をいただくこともあります。ただ、仕事をお受けしていないことが多いです。

私でなく他の方の方が適任の場合は、誰か他の方をご紹介したり、営業担当の方に、お客さまからもう少しこういうところをヒアリングして、提案してみてはどうか?ということをお伝えしています。

担当できる内容でも、
新たに、お客さまのことを知る、担当者とやりとりをして準備を進める、資料を作成する
ということに、今、十分な時間が確保できるかどうか?

たったひとつの仕事に、時間をかけて取り組んでいるわけではなく、
ご依頼いただいたお仕事には、全力で取り組むことを大切にしています。

忙しいから準備が不十分だった。
余裕のない状態で登壇してしまっただ。
そのような状態では、お客さまの期待に添えませんし、自分自身のクオリティが下がってしまいます。

見通しが甘い状態でお引き受けするのは無責任ですから、だんだん研修会社さんを介してのお仕事が減り、直接お取引きさせていただくお客さまが増えていきました。

先日、研修会社さんを通してのお仕事をお受けしたのは、営業を担当してくださる方をよく知っていたからです。

知っているというのは、彼女が仕事を行う上でどのようなことを大切にしているか?

お客さまとのやり取りの中で何に重点を置いているか?

私に依頼してくださった理由は何だったか?

これらのことが、私が大切にしていることとピッタリ一致していました。
そして、研修のテーマも私が最も得意としていることでもありました。


研修に至るまで、彼女はこまめにお客さまとのやり取りについて連絡してくださいましたし、事前の打ち合わせも、オンラインではなく会って行いました。
打ち合わせの大半は、今回のお客さまについてではなく、雑談です。でもお仕事に全く関係ない雑談ではありません。
お互いの話から、大切なことをしっかり共有するための雑談です。

しっかり支えてもらえている、理解してもらえているからこそ、安心してのびのびと担当させてもらえます。

研修当日、会場の後ろで一緒に受講してくださっていました。
彼女のにこやかなうなづきが、私にパワーを注いでくれて、いつも以上に楽しく登壇できました。

研修が終わって、
「おつかれ様でした。安心感が違いますね。余裕も感じられて、私自身、受講者の1人として、私はできているかな?と思いながら、受講していました。ありがとうございました!」

ほどけないけど、キツく縛っていない。
繋がっている部分が心地よい。
見えないリボンで繋がって、二人三脚をしている。
お互いの歩調やコンディションに気遣う余裕がある。

そんな関係、その中で、お客さまのためにも、ご紹介くださる方のためにも、自分自身の力を発揮していきたいと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?