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仕組みづくりの7日間

2024年になって今日で5日目。

毎年、年が明けて1週間から10日くらいは、研修や講座の仕事が入らないので、自分のために時間を有効に使っています。

この期間に私が行っていることが3つあります。

①研修や講座資料の整理…今年も引き続き実施予定の内容について、資料の修正やファイリングを行う

②帳簿の整理

③手帳の使い方についてルールを決める

②は、年末年始、ながら作業(テレビを見ながら 料理を作りながら)ができるので領収書や請求書の整理と確認をし、管理台帳を整備しています。

そして、1月末か2月上旬には税理士さんの事務所に持参して確定申告の準備を整え、今年の事業計画等について相談する時間を持っています。
面倒なので、後回しや先延ばしにしがちですが、2月下旬から3月は、新入社員研修などの準備と重なって大変なことになります。毎年、このスケジュールに添って作業を進めるようになってからは、研修や講座の準備に安心して専念できるようになりました。

③の手帳の使い方のルールについて
ほぼ日手帳を使い始めて13年目に突入しました。使い始めた当初から、毎日欠かさず記録でページを埋めています。



その内容は、今後、活用したい内容や、学んだこと、思いついたことなど様々です。
「学ぶ習慣」として行っているのが、著名な方の「1日1言」の書き写しです。
著名な方「一日一言」は、13年前から続けています。
昨年は、森信三先生の「365の金言」、一昨年は、稲盛和人氏の「一日一言」を書き写し、その内容に思いをはせて1日をスタートするようにしています。仕事が立て込んでいると、つい目先のことに心を奪われ機械的にこなすことに走りがちです。
朝、書き写した言葉を書き写した後読み返して、心に留め置きながら仕事に取り組んだり人と関わることで気持ちも行動も、安定するのです。


今年は吉田松陰先生の言葉を書き写しています

ほぼ日手帳は、13年使い続けていますが、毎年、使い方は少しずつ改良しています。

私が手帳に記録をつけているのは、書いて埋めることが目的ではありません。仕事に活かす上で必要な情報を、加工しながら記録しています。

また、ページが埋まるにつれ、情報が膨れ上がっていきますので、マンスリーページ、バーチカルページと日々のページを連動させ、必要な情報を素早く取り出して活用できるように書く場所や書く内容を整えるようにしています。

拙書「手書き・3分割で情報を整理する 3スプリットメモ術」(同文舘出版)にも書いていますが、日々のページを3分割して使うと、そのページに何を書いたかがすぐにわかります。

また、分けた項目に添って必要なことを書くので、たくさん書かなくてもいいのです。
ノートもメモも、たくさん書けばいいというものではありません。目的に添って必要なことを取捨選択と加工しながら書くことが大事です。

そして、何かを続けるときに、大切なのは「仕組みをつくること」です。

「頑張って毎日続ける」という気持ちだけではなかなか続きません。
人は変化に弱いのです。「しんどい」「気分が乗らない」「他にやることがたくさんあって時間が取れない(でも、そんなに時間がかかることではないんですけどね)」…。
続けると決めたからと言って、毎日続ける必要などないのです。
しかし、日々のちょっとした変化に影響されず、決めたことを続けていくためには、「何をやるか」ではなく「どうやるか」を明確にしておくことが大切です。

1日15分の記録を12年間、毎日欠かさず続けていますが、
毎年最初の1週間は、この手帳をどのように使うか、あれこれ試行錯誤しながら「やり方(仕組み)」を決めています。

最初からこうしよう!と、決めた枠に自分をはめ込むのではなく、「そうか、こんなやり方もありかな?」「こういうのもいいな!」とワクワクしながら考えて納得のいく仕組みをつくっていくこの1週間は、とてもワクワクしています。


私にとって何かを継続する上で、モチベーションは関係ありません。
自分が納得できる仕組みを作っていくことが何よりも大事!

仕組みを作って取り組み続け習慣化した先に、変化や進化した自分自身が待っている。そのために大切な1週間です。

今年の手帳の使い方もほぼ決まりました。今年の手帳の成長ぶりが今から楽しみです。


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