見出し画像

泥の中に花は咲く

6月から月1で「アサーションの勉強会」を開いています。
「アサーション」に出会ったのは、32歳のときですから、もう30年近く前になります。
担当する研修のテーマにしたいためではなく、自分らしい在り方や関わり方のために、ずっと学び続けています。

コミュニケーションと人間関係に関するテーマは様々ですが、私にとっては、これまでも、これからも「アサーション」を大切にしたいと考えています。
大切に考えているテーマだからこそ、大切に思っている方たちと共有して、さらに深い気づきを得たいと思ったのが、勉強会を開こうと思った理由です。
お互いの考えや思いを伝えあうことで、そこで共有している内容があたたかく心地よいものに変わっていくのがわかります。
メンバーの素敵なお人柄に触れ、さらにお互いの関わりが深まっていくのも楽しみのひとつです。

今回の勉強会で、私の大好きな「泥に花は咲く」共有しました。
私自身、どうありたいか?
その中心に据えられている考え方です。

「泥に花は咲く」

人間は誰しも清らかに生きたいという願望を持っています。
しかし、実際には煩悩にまみれながら生きています。
その煩悩の中で、花を咲かせることが、人生で一番大切です。

人によってはその煩悩を「なくそう」「押さえつけよう」「切り捨てよう」
としますが、その煩悩を受け止めて、付き合いながら生きていくことで、
人生の花が咲きます。

人間は、自分の力だけでは花を咲かせることはできません。
また、清らかな生き方だけで人生の花を咲かせることもできません。
避けて通れない煩悩を、どのように活かし、付き合っていくかが大事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?