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いつも試されている

今日も、日の出前に家を出て、銀行の店舗改善指導に行ってきました。

今日を含め2月は、福山の郊外、県北部の支店を訪問する予定です。
しかし、コロナ感染拡大の影響で、高速バスが全面運休しているんです!

いつもなら、高速バス1本で移動できるところを、今回は、新幹線と、1日に数本しかないJRや路線バスを乗り継いで移動することになりました。
高齢化が進んでいる地域には、1日1往復だけでも、必ず路線バスが走っているんです。
16年も銀行の店舗改善指導を続けているので、広島県内に約130店舗ある支店や出張所の場所も、アクセスも大体頭に入っています。銀行本部の方を引率して支店を訪問するということも、よくあります。(どっちが行員?)

今日は、広島県の世羅町というところに行ってきました。高速バスに比べて、JRや新幹線は頻繁に遅れたり運転見合わせになります。
だから、今朝は、何かあってはいけないと思い、予定より一本早いJRに乗りました。
そして広島駅でも1便早い「こだま」に乗り換えました。

「早起きは三文の得じゃ!!尾道に早く着いてお気に入りの食堂で朝定食でも食べようかな♪」と思っていたら…。
三原駅の手前で、車内アナウンスが入りました。先を走っていた「みずほ」の車両トラブルで、私が乗っている「こだま」は三原で運転見合わせになるとのこと。
”ほれみろ、やっぱりトラブルだわ!”
尾道駅で乗り換えるバスの出発時刻までには2時間くらい余裕がありましたが、持ってきていたバスの時刻表を見たら、三原からちょうどいいタイミングで、支店の最寄り駅まで行くバスがあることがわかったのです。

「ラッキーやっぱり早起きして行動を開始して良かった!!」と思いながら三原駅の改札を出て、6番乗り場のバス停を探しました。
しかし!!!6番乗り場が見当たらないんです。急いで改札に戻ってJRの駅員さんに尋ねたのですが、その人の説明が「ド」がつくほど下手で、全然見当たらず、バスに乗り遅れてしまいました。ここまで来て、尾道まで行くなんてしたくない!すぐにタクシー乗り場に向かって、タクシーで、バスを追いかけてもらうことにしたのです。

「この道は一本道なので、バスが停留所に停まったら追い越してその先に停めましょう!」
事情を話すと、タクシーの運転士さんはそう答えてバスを追いかけてくださいました。

しかし、田舎のバスは、誰も乗らないし降りないので、一本道を爆走。どんだけスピードを出すのか?と呆れるほどの速さで、なかなか追いつけません。20分くらい追いかけてもらい、峠のてっぺんで通過時間調整で停車したところを追い抜いて、なんとか乗り込むことができました。

でも、朝からのそんなアクシデントのおかげで、支店には、1時間あまり早く着いて、皆さんにびっくりされました。

タクシーでバスを追いかけるようなことはほとんどありません。でも、仕事であちこち行っていると、大なり小なりトラブルは発生します。今日のようなことは、アクシデントのうちには入らないかも…。

どんなときも、「え~また~~」「困るじゃない!」なんて思いません。
この事態をどう乗り切れるか?私は試されているんだ!と考えるので、いつも、「よし!受けて立とうじゃない♪」とワクワクしながら乗り越えています。

早く着いたおかげで、素敵なお店を発見し、お昼は大好きなトンカツ定食を食べることができました。

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今日も実に濃い1日でした!

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