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本質を大事にしたい話

2024年3月初旬、僕にとって心境に大きな変化の起きた時となった。
その心境の変化、そしてその時にどんなことがあったのか残したい。

新しい会社に転職してからのこと

社会人2年目にして転職を決意し、転職してからはや2か月。
入る前は、これだけ理念に共感している会社なら、自分は相当頑張れるのだろうと思っていた。
しかし、現実はそうでもなかった。

新しい会社に入れば、まずは会社のことを良く知らないといけないし、職務内容も知って慣れていく時間が必要となる。
それすらも含めて頑張れるものかと思っていたが、そうでもなかったのだ。
そのがんばりたいけれどもがんばれないもやもやをかかえ、2か月過ごしてきた。

ちゃんと気持ちと向き合う覚悟をした

2月から真庭市でリモートワークをはじめ、平日夜や休日に地域のおもろい大人と話しながら内省を深めていってはいたが、大きな打開策になるようなことはなかった。

そんな中、3月頭に真庭市の地域おこし協力隊の方を統括してきた方と話し、自分自身が地域ともっと関わりたいと思うきっかけとなった。
しかし、それでももやもやは解消されていなかった。
なんとその2日後、またも別のすてきなマルチワーカーの大人と話す機会があり、そこで2日前に話した方とはまた別の意見を言われる。
その中の大事な言葉のひとつが「まちに課題はないんだよね。課題を作ったら儲かるから作られている課題は多いんだよ。」ってことだった。僕はまさに課題を作り出して、課題を解決しようと思っていた人間だった。

そこで自分がとても思ったことが、「もっとちゃんと考えにゃいけん」ということだった。自分にはどうやら落ち着いて考える時間が必要だったらしい。
その方と話した夜に早速様々考え、自分がいったい何をやりたいのかを考え直した。
その先の結論が「自分は本質をとらえたことをしたい」だけなんだということだった。

本質をとらえたことがしたいだけ

本質とはことあるごとに変わるものだと思っている。
教育における本質。子育てにおける本質。経済活動における本質。違って当然だと思う。

だから、自分にとって大切なのは自分がすることが「本質をとらえているのか」ちゃんと考えることなんだと気づいた。
本質をとらえられている限りにおいて自分は相当頑張れると思う。
いや、本質をとらえ、感覚知にできている場合といった方が正確だろうか。

さらに言えば、自分にとって大事な本質のひとつは「社会が良くなると思えることをする」ということだと思っている。
そして、「良い社会をつくりたいという自分の欲求を満たすこと」がより深い部分での本質だと気づいた。
この超利己的ともとれることが、自分は最強の利他たり得ると考えている。

結びに

自分は本も多少読むけれども、圧倒的に人から直接教わって感化されたことが多い。それが可能となるのは、真庭が相当に「対話」できる環境にあるからだと思っている。
この環境はほんとにすごいと思うけど、同時にいろんな人に対話の大切さを伝えていきたいとも思う。

そんな対話を通して生まれたひとつの結論。それが今回の話。
本質をとらえながら生きていきたい。そう思う。


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