8月6日という日
昨日書いた危機管理の話の中に「今そこにある危機」というトムクランシー原作ハリソンフォード主演の映画のタイトルを、どこかにネタとして使えばよかったと思いついた。話の内容とは関係ない。単に「今そこにある危機」という言葉を使いたかっただけだ。
そんな不謹慎なことを、今日という日、8月6日に思いつく私は非難されるのかも知れない。
正に危機は今、すぐそこにある。絶妙なバランス、アンバランスになる一歩手前で、まだ世界大戦にはなっていない。ただ、もしかしたら明日起こるのかも知れない。踏みとどまる方法を考えなければ、先の二つの大戦とは全く異なる戦後になりそうだ。
人類は賢いのか馬鹿なのか、いったいどっちなんだろうと、歴史を見る度に思う。
個人的にはきっと賢い方だとは思う。多くの間違いの中からでも、僅かな希望を見つけ出しながら生きてきた。
きっとこれからもそうなるだろうと思いたい。
我が身に降りかかる「今そこにある危機」を前にしていても、世界のことを少しは考える時間を持ちたい。