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最近夢中になることが少なくなってきた気がする69歳の秋

夢中って何だろう。

もちろん、言葉の意味は知っている。
好奇心旺盛だから(大阪弁では「いっちょかみ」という)
今まで色々なコトに夢中になってきた。
ただ、今振り返ってみると、それが本当に「夢中」だったのかどうか分からない。どこか冷めていたという気がしないでもない。

私は「浅く広く」をモットーにして生きてきた。裏を返すと、深く追求できるほど根気も才能もなかっただけかも知れない。何事もコツコツとできるタイプではない。積み重ねるということが苦手なのだ。だから、成功しても失敗しても全部が本番で、それでやり終えた気になっているだけ。
余り褒められた性格ではないと思うが、今更どうしようもないし、自分ではこの性格を気に入っている。別に人様には迷惑はかけてはいないつもりだ。

私は多趣味だった(現在進行形もある)
人が履歴書の趣味欄に書くと思われる趣味は、ほぼ手を出した。

スポーツ(スキー・テニス・サーフィン・ラグビー)・スポーツ観戦・料理・ドライブ・音楽(ライブ)鑑賞・映画鑑賞・ギター・読書・旅行・切手コイン収集・等など。

他にもたくさんあったような気がするが、唯一続いていることは「シャッターを切ること」だけだ。
そう考えると「シャッターを切る」ときだけは、今でも夢中になっているといえる。

では、それ以外のモノは夢中になっていなかったのかといえば、その時はそれなりに夢中になっていたと思う。学生時代はそのためにアルバイトをしていたほどだ。

ならば、どの時点で「飽きてしまった」のだろう。記憶をたどってもハッキリとした答えは見つからない。「ただ何となく」という気がする。私の周囲の状況が変化したのも理由のひとつだと思う。ここ数年はそれほど周囲の状況は変化していない。


で、


閑話休題

今の職場は3年が過ぎた。最初の頃は「夢中」になって仕事をしたが、そろそろ飽きてくる時期だ。

楽しくないのだ。

要するにこれがいいたかっただけ。

夢中になって仕事がしたい。
自分の能力を少し越えるぐらいのクオリティーだと仕事は楽しい。
今の職場は7割程度の力でこなせる(決して自慢ではない)クオリティーが低いのだ。何とかしたいと思ってはいるが、立場上どうにもならない。

「あーーー、もう、ムリやな」

と、何度も思うが、
あと少しだけ、
もう少しだけ、
と、
モチベーションを上げようともがいている今日この頃だ。

そのうちに爆発するかも知れない。


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