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#09 そもそもNFTって何?(@_@)

ここまで、弊社が取り組んできたNFTプロジェクトについてグダグダと書き連ねてきましたが、

「そもそもNFTって何なの?」

って思ってる方もいるかもしれないので、簡単に説明しますね。

1.NFTとは?

NFTとはわかりやすく言うと、
「価値が加わったデータ」のことです。

「世界に一つだけしかない」とか、「すべての履歴(シリアルナンバーみたいなものがあったり、受け渡しの全ての記録とか)が記載されている」など、これまでの「一般的な」データと比較しても、様々な要素がデータ自体に刻まれたことによって、「価値ある」データとなりました。

「データ」なので、「画像」「動画」「音楽」「イラスト」もあらゆるデータが含まれます。

例えば、今までだったら前澤さんの撮影した宇宙写真をSNSにアップしても、コピーは容易だし、どれがオリジナルかもわからないし、データ自体に価値はありませんでした。
それが鑑定書のついたNFTだとその一枚の写真が唯一無二になり、価値が生まれ、誰が所有しているかが重要になってくるわけです。

なぜ、NFTと呼ばれているのか?
それは「Non Fungible Token」の頭文字を取って、NFTと呼ばれているんです。和訳すると、「他に替えることのできない唯一無二のトークン(通貨、しるし)」となります。
価値あるものって、代替不可能ですよね?

今までは改ざんやコピーが可能だったため、データ自体にそれほど価値がなかったのに対して、新たに価値が加わったデータを生成できるようになったので、世界で注目されているわけです。

なぜ、こんなことができるようになったのか?
それは、ブロックチェーンという新しい技術が生まれたからです。
ブロックチェーンも説明するとややこしいので、簡単に触れますね。

2.ブロックチェーンとは?

例えば、年金記録問題って知ってますか?
これは社会保険庁がデジタル入力した年金記録に誤りや不備が多いことが明らかになった問題ですね。
この例のように膨大なデジタル作業を一つの組織が管理してしまうと、だいたい綻びが出てきます。ただ、情報をデジタル入力するだけでミスが発生するわけですから、この情報の出し入れや細かなやりとりが発生すると、もう太刀打ちできません。
これまでの情報管理はこのように一つの組織担当者が手作業で行ってきました。
これだと、その作業が果たして正しいのか、担当者レベルでしか確認ができず、間違ってても誰も気づかないことが多いです。

そこで、担当者レベルではなく、見たい人はいつでも見れて、複数人で情報を管理した方が良くない?となったわけです。
それが、ブロックチェーン技術です。こんな感じ。

ブロックチェーンによる管理イメージ

ブロックチェーンというのは、情報をブロックでまとめて、それを鎖(チェーン)状に連ねて保管していくところからこのネーミングになってるのですが、それも含めてブロックチェーン技術ということになります。

見た目は「数珠」みたいなイメージかな?

ね?なんだかすごい技術だなーと思いますよね?
今後はこのブロックチェーンの技術が世界を変えていくと思います。
例えば、銀行とか、証券とか、不動産とか、いろんなところで活用されていくのではないでしょうか?


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