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インナーチャイルドその2

ご縁をいただきありがとうございます。
私の捨て活などを中心に綴っていきます。

前回の続き。
フラッシュバックしてきた場面。
最初は、ただ母を心配していた。
段々と、その心配していた内容が徐々に。

母が「痛い、痛い」と言っていて。
小さい私が、父に訴える。
私「大丈夫?お母さんが痛いっているよ。やめてあげて」
父「大丈夫だよ。痛くないんだよ」
母「大丈夫だから、あっちにいっていなさい」
私「でも・・・」

おそらく、親が性交渉をしていた場面だったんでしょう。
明るい時間帯だったような・・・。
その場面が、ちらちらと私の頭の中に現れて。
その回数がどんどん増えていく。
50年近く前の事なのに。
私は心配しただけなのに、その心配を拒否された感覚。

「なんで?」
「なんで?」
「心配してる私が悪いの?」
「お母さんが心配。」
「大丈夫なのかなぁ。」
「お母さん、大丈夫なのかなぁ。」

抱きしめてみても。
小さいころの私は、とにかく心配していた。
ずっと。ずっと。そればかり。
毎日、毎日。
さみしげに笑う小さな私。
ぎゅうっと抱きしめることしかできなかった。

ある日。
突然、言いたくなった。
私は、小さいころの私に言った。

「もう、心配することは何もないよ。」
「心配なことは、みんな解決したから。」
「大丈夫だよ。」

そしたら。
「よかった!」
「大丈夫なんだね!」
「わかった!」
「ばいばい!」
と満面の笑みで、小さいころの私は去っていった。

そしたら。
私の頭の中にフラッシュバックしていたシーン。
パタッと出なくなった。
不思議。

ここまで綴って。
もう、大丈夫かと思っていたのに。
涙が出てきた。
まだ、完全に癒えていないところがあるのかも。

ずっと吐き出したかった。
何か大っぴらに言ってはいけないような気がして。
ずっと。
心にため込んでいた。
やっと。
自分の心だけじゃないところに吐き出せた。
言っても、怖いことなど何もない。

心の中の「捨て活」。
できました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
また、ご縁がありますように。











ある意味「精神的虐待」を受けていたんだと思う。
親はそんなつもりは一切なかったと思うけど。
結果的に。



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