才能の証明期。それでもやっぱり人はもがく

週の真ん中なので特別編です。加藤リングアナの件はまあニュース扱いなので他によっぽど大きなことがない限りは来週の月曜に私の意見を述べることになりますかね。
とはいえ、私もわかんないことが多すぎるので、わかる範囲でしか語れませんが。

なので、今週はギリリクエストのあった唯一のコメントから。
先々週のコメントかな。
リクエスト自体は「新王者の遠藤&飯野タッグについて」
なんだけれども、ちょっと拡大してユニットについて語ってみる。
どうせ遠藤&飯野について語るには避けて通れないテーマでもあるし。

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のっけから辛辣な意見になるが、私の目から見て
遠藤さんと飯野さんは、才能の証明をしなければならないフェーズに入ってしまったんだと思う。
これは、遠藤さんと飯野さんがユニットとして組んでしまったがゆえに起きてしまった局面だと言っていい。

個人としては、遠藤さん…有料部分に入ったらてっちゃんと呼んでしまうんだけども、遠藤さんはこれまでのキャリアで挫折が多く、ドラマにあふれているとちょっと前のnoteで語った通り。

そして飯野さんはフェロモンズが解散して、独り立ちした。D王グランプリでもそれなりのインパクトは残した。


ところで、DDTってドラマティック・ドリーム・チームの略であり、チームワークが強みのプロレス団体である。
だから、みんなが仲の良い団体だと思われている節がある。
それは正しい。
私だってみんなが大好きだ。
DDTを選んでくれて、DDTに人生をささげてくれる人に対しては愛しかない。

でもね。
本当にそれだけで団体が回ってると思っている選手がいるならば、そいつはけっこうヤバいかもしれない。

DDTは選手の仲がいいから、居心地はいい方だと思う。

その中で。
才能を試される時が、多々あることに気付いている選手はどれくらいいるだろうか。

…あ、今回の記事はちょっと踏み込んだ話になります。
誰がどう、とかそういう話じゃない。
良い悪いの話でもない。
現実に、こういう戦いもあるんだよって話。
ま、私がそう思ってるだけって言われるとぐうの音も出ないんだけども。

我々はプロである。
これは、他の団体から馬鹿にされようが下に見られようが関係なく、プロなのである。
プロである以上、何かを持たなきゃいけない。

最初はね、一生懸命やるだけでいいんです。
一生懸命やって、自分の進むべき道を見つける。

日本では、基本的に義務教育+高校の間で自分のやりたいこと見つけるじゃん。
見つからなければ大学行って考えるし、見つかればその道に必要ならば大学に行ったり専門学校に行ったりする。
それと同じ。
プロレスラーになりたい!
いざ、なりました。

で?

っていう話。
なったね、おめでとう。
じゃあそこから何をするの?

繰り返すが、我々はプロである。
何でお金をもらうの?

メジャーとインディではそこの考え方が違う、と私は思っていて。
メジャーは、選手は強くあればいい。
あとは、会社が商品にしてくれる。
もちろん、それ以上を考えてる人も多いけどね。
まあ、強くあり続けるのがそもそも難しいのだけれども。

インディは、別の強さを見つけなきゃいけない。
メジャーに通じる、わかりやすい強さでもいいし、そうではない強さでもいい。
見ている人の心を打つ、何か別の強さ。
そうしないと、メジャーには勝てない。
いや、私の場合は「メジャーに勝つ」って意識じゃないな。
メジャーよりも面白いもの、メジャーにはないもの
人によって違う「強さ」を、自分で作らなきゃいけない。
偶然にも先日のタイトルマッチのテーマにもなった「おもろい」もの。

プロって残酷で、やはり売れたものが強いんです。
ただプロレスの試合が出来てるって意識の奴と、どうやったら面白いもん作れるかを考えてる奴の差は出てくる。

で、ここからが遠藤さん&飯野さんのタッグの話。
有料になるんだけれども、今回はちょっと辛辣かもしれない。
二人のファンこそ読まない方がいいかも。
ま、このnoteはあくまで私の考えてることを発露する場なんで、絶対に正しいわけでもないしひょっとしたらピントがずれているのかもしれない。
でも、こう見えてるよっていう一つの見方程度としては参考になるかも。

いわゆる社会における中堅どころって人は共感できるかもしれないし、そうでもないかもしれない。
そう思って続き読んでください。

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遠藤さんも飯野さんも、一度DDTでは結果を出している。
でも、現状ではさらに才能を証明しなければならないフェーズに入った。
なぜか。
これはもう簡単な話で

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