ALL TOGETHERの今んとこその後

 月曜日です。週刊男色ディーノです。今週もプロレス界に何が起こったかあまり把握していません。私が把握している限り、以下でしょうか。

・全日本プロレスのチャンピオンカーニバルで宮原選手が優勝
・新日本プロレスでIWGP世界ヘビー級戦でモクスリー選手が防衛

こんなところですかね。
どちらも試合を見てません。したがって、私からは何も言えないです。
というか、試合に対する具体的感想はきっと私からは今後も言えないでしょうね。
少なくとも無料部分では。
私なんぞが何か言えることなんてありませんから。
それこそ言うとしたら、有料で責任持って述べます。
でもまあ、今回の両試合は見てません。

ただ、新日本プロレスの件で言うと試合内容とは別に試合後乱入が話題になってますね。まあ、それにかかわらず試合後乱入に関しては思うところがあるのですが、結局見てないので何も言えません。

というわけで、今週はちょっと前の話ですが気になることがあるので
「ALL TOGETHERのその後」
について語ってみたいと思います。
無料ではざっくりとした意見、有料エリアでは有料な分ちょっとリスクを負った意見を述べさせていただきます。

まず前提として、根本的にALL TOGETHER(以下AT)に出場した選手は、みんな全力を尽くしたと思います。
いや、結局私は会場行ってないし試合も見てないからやっぱり何も言えないんだけども。
私がATに対して思うのは、出場した選手に対してではありません。
「ATって、結局何だったんだろう?」
という事です。

「日本プロレス連盟発足記念」という事での今回の大会だったわけですが、「日本プロレス連盟」とは一体何なのか、いまだに定かではありません。
この状態、あまり良くない気がするんですけど…
年始にあった能登半島地震に対してのチャリティなのはわかります。
ただチャリティの金額結果だったりだとか、ちょっとわからないところが多い気がするんですよね。
このままだとまずいんじゃないでしょうか。

ATがらみの後話題として、新日本プロレスのタイチ選手の言及

【ALL TOGETHER】観衆4583人は第1回大会の3分の1以下 タイチが問題視「プロレス全体の力がこれか?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fc9d3dfe94de0beedf9f26a3e38a8f0fc890c3b



もあり、それに対してGLEATの鈴木社長が言及した、なんて話もありました。

【GLEAT】鈴木裕之社長が告白した「ALL TOGETHER」への疑問と怒り
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa87416e02c5a2085543ba42a357db90aa3731c4




つまりタイチ選手の言及の要約は(間違ってたらゴメン)
「プロレス界の全団体が集まってこの客入りってどういうこと?もうちょっとちゃんとやろうよ」
ってことで、それを受けた鈴木社長の言及の要約は(これも間違ってたらゴメン)
「いや、全団体が集まったわけじゃないだろ」
って話だと思うんです。

これ、実は主張が噛み合ってなくて。
タイチ選手は「みんなが集まるならもうちょっとちゃんとやろ?」

鈴木社長は「いや、みんなが集まったわけではないでしょ」。

実は、どちらも正しいんです。
鈴木社長の言うように、加盟していない団体はプロレス団体として認められないのか?
という疑問は正しいと言えば正しい。
加盟してようが無かろうが、関係ないと私は思うんです。
だって、プロレスラーになるのに資格が必要なわけじゃないですからね。
名乗ってしまえばプロレスラーだと言えてしまう現状があります。
だから、全団体が集まったか?と言われると違和感はある。
この日だって
加盟している全日本プロレスは裏で大会を行っていたし、同じく加盟している東京女子プロレスも時間はズレてましたが大会を行ってました。
なので、事実として全団体が集まったわけではない。
鈴木社長の言及のとおりです。

一方で、じゃあ全団体(どこまでを加えた状態を全団体とするのか定かではないが)が集まったところで客入りが劇的に変わったか?と問われると、そうでもなかっただろうなという気もします。
ここはタイチ選手の言及したとおりだと思います。

二人の意見を勝手にまとめておいて私の意見を述べないのはフェアじゃないから述べますとね、今回の件って私が思うに二人の意見のさらにその前の話だと思うんです。

本当にTOGETHERする気あったんだろうか?という。
これ、発表があったタイミングで前も書いたんですが。

誰が主導で誰に責任があって、…っていうのがイマイチ見えてなかったんじゃないかなと思います。

超極端かもしれない意見を述べますね。
私としては日本プロレス連盟が何者なのかは存じてないので、この法人が営利なのか非営利なのかもわかりませんが。
その法人がプロレスを使って儲けてもらって結構です。
言い方はゲスいですが、甘い汁をすすってもらっていいと思います。

ただ、そのぶんリーダーシップを発揮してもらいたい。
今のままふわっと集まって大会をやろう、では同じことが繰り返されると思います。
出る選手は組まれたカードに対して一生懸命やるとは思いますよ。
今までだってそうで、これからだってそうでしょう。
だったら、誰かがバキバキに仕切った方が絶対に早いしまとまる。

現状のように、カードから伝わってくるメッセージが少ないのはまずいです。
そして、各団体が加盟はしているけど一歩引いた状態というのも防がなきゃいけません。言うて、お客さんは見たいものがあるからチケットなりPPVを買うわけですから。

鈴木社長が言うところの「日本プロレス連盟という理念はいい」。
これは私も賛成です。
そしてタイチ選手が言うように「やるならちゃんとやれ」も同意です。
今のままだと、まずいと思います。

今回、無料部分なのに思いがけなくけっこう踏み込んだ意見を書いてしまいました。
でも、書いてて「ま、いっか」って思ったのも事実です。
これ書いて、怒られないか?
とも思ったのですが、逆に怒ってもらった方がいいことに気づいたんですよ。
この意見に対して怒る人って、少なからず責任がある立場の人ですから。
たぶん、怒る側の意見としては
「何も知らない立場で勝手な事言うんじゃねーよ!」
って事じゃないですか。
それって逆説的に、腹が立つ立場の人がいるってことが裏付けされるわけで。
つまり、責任者ですよね。
責任者がいるって事実はとてもいいことです。
その人がリーダーシップを取ればいい。
批判に怒る人=責任者=現状が改善される可能性があるってことです。
だから、怒られていいやと思って書きました。
怒られない方が逆に心配、まであります。
ま、私のnote記事なんて影響力が無いので怒るまでもない、とも言えますが。

ともかく。
ちょっとATに関して、マイルドに言えばテコ入れが、強く言うならば形を見つめ直す必要があるのかなとは思いました。
試合といったソフト面ではなく、組織という意味でのハード面で。

で、有料部分では。
タイチ選手の意見きっかけで気づいてしまった、プロレス界の現状を書いていようと思います。
けっこう重い話かもしれません。
要は、仮説です。大した話ではありません。
気が向けば是非。

デスペちゃん興行における私のパートナーの進捗はまた明日か明後日にでも別記事で書きますよ。

では有料に入ります。

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タイチ選手は言いました。
「新日本プロレスだけでやった方が入ったんじゃないか?」と。
いや、私気づいちゃったんですよ。

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