見出し画像

マイクと怒りとごっこと次と

週の真ん中は過ぎてしまいましたが特別記事です。

早めに書きたいことを書いてしまわないと、プロレス界の流れは早いですからね。
今週の月曜日、6月10日に行われたデスペ淫靡もといインビは素晴らしい大会でしたが、それでも時というものは流れていきます。
デスペちゃんも金網戦がありますし、ALL TOGETERも行われます。
なので、早めに換金…ゲフン。あの日思ったことを書いておかないと。

というわけで、今回は
「なぜあのマイクになったか、『フェロモンズごっこ』に込められた思い」
について語っておきます。
たぶん、純粋な意味でのデスペインビについては今回が最後かと。
それに付随した話はまだあるんだけどね。
質問があればアンサー記事は書くかもしれないけども。


終わってみれば、あの素晴らしい大会のメインだったってこともあり、私の試合前マイクが評価いただいているようで。
まあ、あのマイクは正直めちゃくちゃイメージしてました。用意はしてないんだけど、雰囲気のイメージトレーニングは重ねた感じ。
あの時点ではパートナーをデスペちゃんにすることは決めてましたし、よくわかんない怒りをぶつけることは固まってました。

ただ、これをぶっちゃけてしまうと意外なのかもしれないけど、
具体的に何をしゃべるかは決めてませんでした。

私、台詞を用意している時はだいたい噛むんですよ。
いや、今回も細かく噛んではいるんだけどね。
だけど、私の長年プロレスやってきた持論がありまして。
これすなわち「台詞を追うと気持ちが伝わりづらい。」
あ、これは私の話ね。
他の人がどうかは知らん。

まず、感情を整理するんです。
自分が今どういう感情なのか。

今回の場合、「謎の怒り」ですよ。
デスペちゃんが見たいカードとして私に招待状をもう一枚預けた。
私も、パートナーを連れてくるという了承はしたものの、時間が経てば経つほど「おかしいぞコレ」と思うようになってですね。

結果的に、けっこう「謎の怒り」はマイクで伝えられたとは思います。
内容としては、

高みの見物決め込んでんじゃねえぞ、と。
こちとら下痢になっとるんじゃ!と。←これは言ってない
自分の開いた祭りで、最後にケツ拭かないのはどういう了見だ?と。

冷静になってみりゃ、別にデスペちゃんは何も悪いことしてないんだけどね。

ただ、あの時は会場内を味方につける必要があった。
そういう時に台詞追っちゃいけないんですよ。
台詞追うことが目的になっちゃうから。
だから、出たとこ勝負。

聞いてる人に、筋が通ってると思わせなきゃいけない。
そして、この逆ギレに勢いがなきゃいけない。

結果的にありがとうあの時会場にいたお客さん。
私の逆ギレに乗ってくれて。
あの雰囲気だとデスペちゃんも断りづらいよね。

私のギャンブルは、あの日あの場所にいた選手が作り上げた試合、お客さんが作り上げた雰囲気によって勝利しました。

私のマイクが上手い、との評価をいただいておりますがね、違うんですよ。
まあ、確かにちょっとした経験値はありますけども。
全てはあの場の雰囲気なんですよ。
だから、巡り巡ってあの大会を開催したデスペちゃんのおかげ。

前回の記事でも書いたけど、
デスペちゃんがお客さんを信じて、選手を信じて。
選手も、それに応えて。
お客さんは、全力で楽しんで。
あの空気が出来上がっていたんです。
言い換えれば、デスペちゃんの自作自演です。
大会を開いて、あろうことかメインに私を選んだ時点で、招待状を託した時点できっとああなることは決まっていたんです。

どうでもいいけどね、↑で「ああなることが決まっていた」って書いて変換したら、

「あアナルことが決まってた」

って出てきたよ。それほどアナルに縁があったんだよ!

というわけで、あとでデスペちゃんが誰かに怒られたとしても、私は悪くない。

あと…これは無料部分で言わないと意味無いからあえて言うけども。


今回は私に脚光を当ててくれてありがとう。


有料部分でしっとりねっとりと語りますが、私って表舞台に出るタイプの選手じゃないんですよ。

私はそういう表舞台を諦めたファイトスタイルでやってきて、フェロモンズに至ってはそこを突き詰めたユニットだったんです。
細かくはもうちょい事情なりコンセプトはあるんだけど、大雑把に言えばそう。

でも、今回デスペちゃんが光を当ててくれた。
純粋に、嬉しかったよね。

2月に上野さんが私をKO-D無差別級の挑戦者に指名してくれた時も思ったけども。

自分を積み上げてて良かった。

…うん、このまま書いてたら有料部分で語ることなくなっちゃうので、そろそろ有料エリアにします。
あの時のマイクについて言いたいことは、以上です。
無料部分でもう完結してますのでご安心を。

ここからは、「フェロモンズごっこ」を選んだ理由とそもそも「フェロモンズごっこってなんじゃい」ってことを語っていきます。

---------------
そもそも、フェロモンズってご存じですかね?

ここから先は

1,896字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?