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「おしマイケル」で終わる令和の試合と夢がはじまる次の後楽園

割引あり

特別記事です。
今年の私の大一番と言っていいでしょう、
中澤マイケルとのシングルマッチが終わりました。
結果だけ言うと、月曜日に体調を崩して寝込みました。
これが全てだと思います。

ただ、やっぱ懐かしいよね。
世界観が独特過ぎて、最近ファンになった人には新鮮に映ると思います。
試合後体調崩したとか、私のキャリアが傷ついたとか、
色々あったけど、終わってみれば楽しかったから良しとする。
もう二度とゴメンだけどな!




さて、次は。

飯伏さんDDT復帰試合が次の後楽園大会で行われます。
これは私的に非常に立ち位置が難しい試合です。

飯伏幸太&男色ディーノ&彰人 vs 遠藤哲哉&飯野雄貴&高鹿佑也

この試合における、予想しうるストーリーを抜き出しましょうか。

まず、何と言っても飯伏さんですよ。
飯伏さんとてっちゃんがどのような絡みを見せるのか。
飯伏さんとケニーは、竹下さんと遠藤さんにDDTを託してDDTから離れました。
その間、竹下さんとてっちゃんはそれぞれDDTを背負いました。

超厳しいことを言いましょうか。
竹ちゃんもてっちゃんも、背負いきれない部分がありました。
竹下さんは背負っても見ている方がついてこなかった。
遠藤さんは不運に見舞われた。
そして、今があります。
ここのところの私の本音は有料部分で書きます。

飯伏さんと遠藤さん。
どちらもこの8年?7年?の間、良いこともあれば悪いこともありました。
そりゃそうだ。人生だもの。色々あるよね。
そんな二人が戦います。
でも、この試合で答え合わせ、なんてことにはなりません。
なぜなら、二人ともまだリングに生きてるんだから。
むしろこれからがスタートです。
「よう久しぶり!元気してた?」
ってなもんですよきっと。
とはいえ、遠藤さんにとってはわかりません。
元々憧れの存在だったわけで。
色んな思いはあるでしょうね。
飯伏さんは、たぶん何も考えずに本能でDDTを楽しむはずです。
そんな飯伏さんに遠藤さんが何をぶつけるのか。
その意味で遠藤さんの人間性が見えそうなので、そこは楽しみです。
今回は敵だけど。

飯野さんと私。
実は、フェロモンズが解散して初めてしっかりと当たります。
厳密にはネタバレ禁止の鶴見大会で、フェロモンズのその後的な絡み方はしたんですけど。
それ以外で、バーニングの飯野さんと当たるのは初めてです。
まさかこのような日の当たらないぶつかり方をするとは思いませんでしたが。
ここも本音は有料部分で書くとしましょう。長くなるんでね。

高鹿さん。
めちゃくちゃ試されます。
下手したら、この試合で一番試されるのが高鹿さんです。
まあ、多くの人がこの試合に求めているのが「飯伏さんが何を見せるか?」ですよ。
これは客観的に見てそうなります。
で、飯伏さんが遠藤さんとどのように対峙するのか。
つまり、大筋として求められてないんです。高鹿さんは。
いや私も含めて、飯伏さんと遠藤さん以外は基本求められてないんですけど、
そこからどうするかって試合なんですね。
その中で、キャリア的に圧倒的に求められていない高鹿さんが何を選択するか。
これが試されてきます。
正解なんてものはない。
逆に言えば、怪我さえなければどれも正解。
だけど、プロってそんな甘いもんじゃないです。
正解のさらにその先を出せるかという世界なんですよここは。
なので、通は高鹿さんの立ち回りにも注目してください。

で、彰人さん。
この試合の鍵でしょうね。
私としては、なんでフェロモンズを解散させた張本人としれっと組まなきゃいけないのかという疑問があるにはあるのですが。
でもまあ、頼りになる男ではあります。この手の試合の場合は特に。
たぶんですが、彰人さんが試合をコントロールすることになるでしょう。
何をもってコントロールというかというのはちょっと説明が難しいのですが。
大雑把に言えば、感情の部分ですね。
多人数タッグって、リング上って選手の感情が向かう先があるんですよ。
その矢印を読み取って、試合として成立させるようにふるまうってのがここで言う「試合のコントロール」です。
これはプロだからと言って、全員ができるわけじゃないです。
また、できてもできなくても別に影響ありません。
お客さんにとって試合が見やすくなるかどうか、または見せ物としてまとまるかどうかってだけの能力なので。
ともかく、この試合は多くの矢印が生まれることが予想されるんで、彰人さんのコントロールに任せようかなって私としては思っています。

という、実は色々見どころがある試合なんですよこの試合は。

その他にもメインで上野さんと青木さんのKO-D無差別級選手権が行われます。

両者のインタビューを読んだんですが、ちょっとこれ結果わからないです。

今の上野さんは強いし、防衛いけるかなと思ってたんですが。
インタビュー読んだら分からなくなった。
というのも、青木さんの言っていることが全部ハマってるんですよ。
正しい正しくないなんて話じゃなくて、挑戦者としてハマっている。
上野さんの世界観で試合が進まなければ、タイトル移動もあると思ってます。
それくらい強いです。挑戦者としての青木真也は。
このスタンスで臨んだ挑戦者ってこれまでいないですからね。
みんな緊張感持ってこの試合見た方がいいかも。

というわけで、夢が始まる後楽園の試合をちょいと深掘りしてみました。

ここから有料で、飯伏さんがいなくなった7年間でDDTを背負った竹ちゃんとてっちゃんに対する本音、そして飯野さんとぶつかることに対する本音をついでに。

これ、ひょっとしたら今はピンと来なくても、来るべき時が来たら意味が解るかもしれない話です。
私と同世代の人が読んだら共感してくれるかどうか。
20代とか若い人は「ふーん」くらいのものかもしれません。
まあ、今じゃなくとも思い出した時に読んでみてください。

では、まいります。

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