見出し画像

じゃあお前の言う夢って具体的になんだよ?

一週飛ばして特別編を書かないとかなり久しぶりの記事のように感じてしますものですね。
どうも特別記事です。
こちらは単純に私が思ったことか、読んでいる方からリクエストがあったことをベースに書く記事です。
ので、こちらは気が向いた方はどうぞというスタンスです。まあ、月曜日の「週刊男色ディーノ」も似たようなもんですが。
なので、こちら特別編では私のエゴが若干見え隠れする感じとなっております。

例えばで言うとですね、今回は「夢」について語らせていただくのですが。
有名人ならともかく、他人の夢って基本的にはどうでもいいじゃないですか。
いやね、「どうでもいい」って言うと冷たい感じはするんですけども。

ところで、世界ってひとつの舞台があって、それを多くの人が共存・共有しているのですよ。
その中で個人の夢があって、それもまたひとつの世界で存在している。
だから、基本的に他人の夢ってどうでもいいわけです。
簡単に言うと、他人のことに構ってられないというか、自分のことで精一杯っていう。

ただ。
私はプロレスラーという職業に就いていて、それは私にとって「夢を売る職業」なわけなんです。
そう。
本来どうでもいいはずの私の夢を、多くの人に共有する、
そういう仕事なのかなって思っているんです。
そのための試合であり、発信だと思ってるんです。

異論は認めます。
私が持っているプロレスラー像の話ですから、「それは違うぜボーイ」っていう人もいて当然です。
ただ、私はそうだよって話でしかない。
そして、無料部分で夢を軽く語って、有料部分で自分の内面の夢を切り売りする。
そういうことなんですね。

なので、今回で言うと無料の部分での夢の話に共感できた人が課金して続きを読んでくれればいいやって思ってます。
くれぐれも、無理はしないでね。
ただ、内面を切り売りしている以上、暑苦しいものにはなっています。
今回はそういう感じです。

さて。では、夢について。
まず、一般的な話をしますね。
「夢を持て」みたいなことをよく教師や歌やらが言ってくるじゃないですか。
まあ正しいっちゃあ正しいとは思います。

人生で大切な事って人生を楽しむことで、
夢を持っているととても充実して楽しいんですよ。
夢ってそのためにあると私は思っていて。
でも、逆に言うと夢が無いからといって人生が楽しめないわけじゃない。
あるといいよってくらいのものなんです。

一方で「夢を持て!」「ハイ喜んで!じゃあ持ちます!」って事にはならんのですよ。
だから、夢を持てない人はとことん持てない。
厳密に言うと、持ち方がわからない。
一応は夢を持っている私から言わせると、小さい夢を持つのはけっこう簡単です。
持ったことがある人ならわかると思うんですが。
カジュアルに持ってしまえるんですよ。
例えば、車が欲しい。
これだけでも十分夢だと言えます。
夢が無いって思ってる人は、たぶん夢を大きくとらえすぎてるだけだと思うんです。
なんでもいいんですよ夢なんて。
あくまで人生を充実させるために持つものなんで。
だから、逆に言えば「夢」って言葉に囚われなくてもいい。

で、それを踏まえた上での私の夢の話です。
大きく分けて大・中・小あります。

一番大きな夢というか目標に近いんですが、それは
「楽しい人生を送ること」
です。
プロレスはそのためにやってると言っても過言じゃありません。
「ハクを看取る」
これも、私の楽しい人生のために、やらなきゃいけないことなんだと思っています。
ハクが死んでしまったら、絶対に私は世の中に対して絶望してしまうんですよ。
今これを書いてる最中にも、ちょっと泣いてしまっています。

それでも。
私が看取らないといけない。
なぜなら、ハクと出会ってしまったから。

絶対に来てしまうその時。
その時に、思い出すんです。
思い出しきれないくらいの思い出を。
この役だけは、誰にも譲ることは出来ません。
絶対に辛いことはわかってるんだけど、だからといって他の誰でもない。
私の人生に、必要な事なんです。
そのために、今私はハクのお腹を撫でるんです。

プロレスも同じです。

長くやってりゃ、楽しいことだけじゃありません。
別れも必ずやってきます。
だから、今必死にリングで表現するんです。

私は、みんなから夢を託されてると思ってます。
勝手に託してくれて構わないです。
私も、勝手に自分が背負える分だけ背負います。

私のプロレスにおける夢は、「無法を天に通すこと」です。
時代に合ってるかどうかは知りません。
だからこそ、みたいなところもあるかな。
自分のやり方、生き方で世の中に一矢報いたい。
私はDDTやプロレスを知ってくれてる人の中では、多少は名前が通っています。
でも、プロレスの一歩外を出れば、私なんて誰も知らない。
有名になりたいんじゃない。
むしろ、平穏な暮らしがしたいから有名になりたくない部分もいまだに捨てきれてない。
だけど、そんな奴が「バカバカしいことやってる」と世の中から指さされたい。
私にとってはそのためのプロレスであり、男色ディーノなんです。
それとは別に、ハクを養ったり老後にゲイムばっかりやって過ごすためのお金は欲しい。
そのために売れたいし稼ぎたいという矛盾。
まあ、それはいいや。

以上が私の大きな夢です。

楽しい人生を送りたい。
ハクを看取りたい。
そのために非日常をプロレスのリングで表現し、それを世の中に届けたい。
結果、老後困らない程度に稼ぎたい。

そして、中サイズの夢。
プロレスにおける、より具体的な夢です。
それは、DDTをもっと大きくすることです。
そのために、DDTだけじゃなくプロレスの業界のパイを広げることです。
いや、もう自分の団体のことだけを考える時代じゃないんですよ。
自分の団体を守ることは大切です。
他のプロレス団体よりを突き放さなきゃいけない部分も確かにある。
その上で業界の底上げをしなきゃいけないんですよもう。
今、ここで悩んでいます。
じゃあどうすればいいのか。
その答えがぼんやりしてる。
だいたい、中サイズの夢が一番答えがわかんないから苦悩も多いんだけどね。
でもまあ、楽しいは楽しいです。

そして小さい夢なんですが。

えっと、ここからちょっと恥ずかしい話をするんで有料にします。
この小さな夢というのは、けっこう瞬発力が必要なんであえて言語化しとくって意味合いもあります。
気楽に課金したら後悔するとは思うんで、ホント気が向いたら。

ここから先は

1,649字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?