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今日もまた道を拓いてゆく。
毎日少しずつ、でも確実に切り開いてゆく。
ときにはまっすぐに、ときにはあえて曲がって。
その先に何があるのか、わかっているわけでもない。
先のその先の、そのまた先の、遠くにおぼろげに見えるものはある。
それに向かって切り開いているつもりではいる。
時々どこからか人が現れて、「こっちがいいぞ」とアドバイスをくれる。
そのアドバイスを聞くかどうかでいつも悩むのである。
わたしの後ろには、いつも妻と子供が腹を空かせてついてくる。

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