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【MTG】禁止改定でのエスパーヨーリオンの可能性について

2020年6月1日 禁止改定が発表されました。

■禁止カード
創案の火
裏切りの工作員
■システム変更
相棒システムの変更
→ソーサリータイミングで3マナを支払うことで手札に加える能力に変更

エスパーヨーリオンを今後、使うならどういう変化が環境にあるのか?
そして、自身のデッキに何が起きるのかを書いてまいります。


■環境の変化によるメリット・デメリット

○良い点
・ルールス系の軽いクリーチャー主体のデッキがやや減る予想のため、「エルズペス、死に打ち勝つ」が相対的に強くなる
・ルーカファイアーズ、の工作員の土地奪取が無くなるので、ロングゲームで備えるキープがしやすくなる
・オボシュが早期に登場することが無くなるので少し余裕が持てる
○悪い点
・死に打ち勝つ→ヨーリオンのミッドレンジ以降への確定つよつよムーブが出来なくなる
・赤単のトーブラン、宝剣コンビが帰ってくる&グルールも微増しそうなので「太陽の神のお告げ」の信頼度が少し下がる
・シミックなどフラッシュ系デッキが少し増える。
・戦争の犠牲、根本原理などの、速度が間に合っていなかった強いカードの使用頻度が上がる

以上を踏まえて、エスパーヨーリオンはこの先どうすればいいのか?


■エスパーヨーリオンの変化の可能性

○ヨーリオンメイン採用枠(60枚デッキ)
相棒としてのヨーリオンを捨て、メイン採用(2~3)とする案
この場合、アドバンテージのとれる置物を増やす方向で調整する
(例)ケイヤの誓い、聖堂の鐘撞き、虚報活動、ドビンの鋭感など

○ヨーリオンメイン採用枠(80枚デッキ)
相棒ヨーリオン、メイン2枚ヨーリオンの形
アドバンテージの稼げるものを増やすのは同じ

○引き続き相棒ヨーリオンのみ(80枚デッキ)
即時登場に8マナかかるのでターン短縮手段でマナファクトを検討
効果付きマナファクトである「マナ晶洞石」、ジャンプ力のある「火想者の器」、追加効果が強い「ギルドパクトの秘本」などが候補
入れれて1~2枚程度


■終わりに

コントロール系デッキはその環境に合わせて変化を続けるデッキであり、完成形はないものだと思います。
今回の禁止改定後の環境予想が仮に、直近では正解だったとしても1週間後には違っているかもしれないです。
なので、勇気と理論をもってデッキを改修し続けることが重要だと思います。


イラスト:雄士みどり様(@youzimidori)

旦那様へのご援助頂けますと幸いです。 二條舞衣