ゆきまる(てらどらいぶ団長)

IT業界のすみっこで生きてます。かわいくないです。

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最近の記事

障害者は健常者と同じように扱ってほしいと願っている。…のだが。

パラリンピック東京大会が始まりました。 マスコミや野党に政争の道具とされてしまったオリンピックに対し、注目度の低いパラリンピックは、計らずも素敵な開会式となり、概ね好調な出だしとなったようです。 ところで、私の父は30代で筋ジストロフィーを発症。その後68歳で死ぬまで闘病を続けました。 父の筋ジストロフィーは非常に特殊な症状で、発症からの進行がとても遅く、発症当時は40歳までには歩けなくなると言われたものの、死ぬ前日まで自力で歩いて猫のおやつを買いにいっていました。

    • 90年代の夢を見すぎた無能たちの五輪

      オリンピックの開閉会式を巡って、大きく紛糾しています。 森元会長の発言による辞任、統合総括の佐々木宏氏の湿原による辞任、そして閉会式の楽曲を担当した小山田圭吾も過去のいじめ自慢を吹聴した記事を掘られて辞任に追い込まれました。 そもそも、五輪が決まった当初は、野村萬斎氏をはじめとする日本一流のアーティストが集った「ドリームチーム」が発表され、リオ五輪閉会式での演出の成功も相まって、オリンピックへの期待は非常に高いものとなりました。 しかしその後、様々なミソがつき、大会の象徴

      • なぜ日本が「遅れた」欧米のエコに付き合わないといけないのか。

        「どの袋にしますか?」「どの袋なら入るのかわからないのですが…」今日、スーパーで米を買いました。 5kgの米袋が入るエコバッグは持っていないので、レジ袋をもらうことにしたのですが、そこでレジ係の女性に「どの袋にしますか?」と聞かれました。 私は思わず、「えっ」とつぶやくと、そのまま固まってしまいました。 私はレジ袋有料化以前からエコバッグを持ち歩く、環境に対する意識が高い民(笑)だったので、実は一般的なレジ袋のサイズ感がよくわかりません。 そんな私に、5kgの米袋が入

        • 傲慢で不愉快で、客観視ができない広告代理店(出身)の人間たち

          オリンピック東京大会の開閉会式の演出を担当していたクリエイティブ・ディレクターの佐々木宏氏が、出演者の一人の渡辺直美さんの演出を巡り、グループLINE内で問題発言をしていた等で文春砲が炸裂。佐々木氏が同大会における担当役職を辞すこととなりました。 その演出アイディアは、渡辺直美さんの体型を活かし豚のコスプレをしてもらい、「オリン"ピッグ”」になってもらうというもの。しかし、即座に同LINEグループ参加者の批判を受けて謝罪・撤回したとのことです。 この発言自体は2019年の

        障害者は健常者と同じように扱ってほしいと願っている。…のだが。

          日本の社会はパートの主婦が支えてきた

          我が家は共働きでした。 母は私達姉弟が小さいころは、自宅で造花作りやアーケードゲーム基盤のはんだ付けの内職をしており、小学校にあがってからは家のお向かいさんが始めたそば屋や、家の近くにある工業地帯でのパートタイマーを続け、65際になるまで働いていました。 そして私は、氷河期の真っ只中に文系の大学を卒業してしまい、就職先が決まらないまま社会に出てしまいました。 28歳で初めて正社員になるまで、フリーターとして職を転々とするのですが、地元の北埼玉には工業地帯が多く、東京の企

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