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「AWS運用入門」読んでみた~その①~
2023/4/1に発売されたばかりのAWS運用入門を早速購入したので、アウトプットします!
概要
こちら400P超えの鈍器本ですが、クラウド初心者でも読みやすい丁寧な文章と図解のおかげで、いまのところすらすら読めてます。
Chapter11まであり、最初のChapter1~2では「そもそもシステム運用とは何や?」、「クラウドって?」「AWSってなんなん?」という点から説明してくれます。
あと、個人的にありがたかったのはChapter3でAWS運用で絶対知っておくべきAWSサービスについてまとめてくれていること。例えばEC2とかS2などなど。意外と知らないことが多くて、改めて勉強になります。
また、以降のキャプチャーでは運用に欠かせないログ運用、監視、セキュリティ統制などについて、基礎的な部分やサンプルアーキテクチャなどが書かれていて分かりやすい。
自分は同じ本を何回か読んで記憶に定着させたいタイプですが、これは読みやすいので何度も読むことにあまり抵抗感ないです。
アウトプット
感想はこれくらいにして、本書に出てくる単語を整理していこうと思います!
今回はChapter5のログ運用でできた用語について↓
ログ運用の4つの観点
システム運用において、ログはバグの原因調査や、不正アクセス調査などにおいて重要。このログをどのように運用するか、以下の4つの観点で考えると良いそう。
ログ設定:ログ運用に必要となる、取得すべきと考えられるログを決めてリストアップ。 → Amazon CloudWatch Logs が関連
ログ転送:ログデータを他で利用する時に、ログをどのように転送するか決める。 → Amazon Kinesis Data Firestore が関連
ログ保管:適切なログの保管先を検討する。 → Amazon S3, CloudWatch Logs が関連
ログ利用:保管したログをどのように使うか決める。例えば、システムの異常検知など。 →Amazon CloudWatch Logs, Amazon Athena が関連
ログ運用に関わるAWSサービスについて
Amazon CloudWatch
CloudWatchは、必要なデータをログ、メトリクス、イベント形式で提供する。
Amazon CloudWatch は、リアルタイムのログ、メトリクス、イベントデータを収集して自動化されたダッシュボードに視覚化し、インフラストラクチャとアプリケーションのメンテナンスを合理化します。
メトリクス
データを加工し、評価・分析に使える形式に変換したもの
Amazon CloudWatch Logs
ログの形式でデータを提供する機能を持つ
Amazon CloudWatch Logs を使用して、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス、AWS CloudTrail、Route 53 およびその他のソースからログファイルをモニタリング、保存、およびアクセスすることができます。
Amazon Kinesis
Amazon Kinesis でストリーミングデータをリアルタイムで収集、処理、分析することが簡単になるため、インサイトを適時に取得して新しい情報に迅速に対応できます。Amazon Kinesis は、アプリケーションの要件に最適なツールを柔軟に選択できるだけでなく、あらゆる規模のストリーミングデータをコスト効率良く処理するための主要機能を提供します。
ストリーミングデータ
継続的に生成されるデータのこと。
これを扱う上では、データの順序、データの処理能力、拡張性の3点に注目。
AWS Lambda
Lambdaを使うと、配信ストリームのデータを暗号化したり、データ・フォーマットを変更したり、送信されたデータを加工したり、といったことが可能。
AWS Lambda は、サーバーレスでイベント駆動型のコンピューティングサービスであり、サーバーのプロビジョニングや管理をすることなく、事実上あらゆるタイプのアプリケーションやバックエンドサービスのコードを実行することができます。
Amazon Athena
SQLを使用してS3のデータソースにクエリを実行できる。
Amazon Athena は、オープンソースフレームワーク上に構築されたサーバーレスのインタラクティブな分析サービスで、オープンテーブルとファイル形式をサポートしています。Athena は、ペタバイト規模のデータが存在する場所で分析するための簡素化された柔軟な方法を提供します。
まとめ
今回はChapter5で出てきた用語について整理しましたが、次は別Chapterについてまとめていきます〜
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