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海外ドラマ『X-ファイル』の未来予言:シーズン1エピソード6

使っていないDVDレコーダーを引っ張り出してみたら容量いっぱいに録画されていました。

今は亡き「D-Life」というチャンネルでは海外ドラマをたくさん放送していてました。録り溜めたエピソードがパンパンに入っていて最近ちょくちょく見ています。

よく見ているのが SFドラマ『 X-ファイル』。

驚いたエピソードがあります。

 自分の記憶と内容がかなり違っていて、いま見ると懐かしくもあり、新しくもあり……。

当時の最先端の SFドラマなので、現在の科学とズレもあります。この点もすごくおもしろいです。

『 X-ファイル 』

今では考えられないですが、日本では水曜夜8時のゴールデンタイムで放送されていました。

B'zの『 LOVE PHANTOM 』が主題歌となっていて、この曲を聞くと確実に『 X-ファイル』を思い出します。

アメリカ各地で発生する UFO やオカルトにまつわる超常現象に関わる事件。2人の FBI捜査官が事件を解決していく SFドラマです。

超常現象を信じる変わり者の捜査官モルダーと、医者の資格を持ち科学的な視点を重視する捜査官スカリー。

考えが合わなくてもお互いを信じ事件に立ち向かっていきます。

アメリカでの放送

本国アメリカでは1993年に放送スタート。

2002年(シーズン9)まで続きます。その後、2016年にシーズン10、2018年にシーズン11が制作されました。現在でもカルト的人気を誇ります。

日本語吹替版は地上波版では風間杜夫さん、戸田恵子さん。DVD版では小杉十郎太さん、相沢恵子さんがつとめていました。

「機械の中のゴースト(Ghost in the Machine)」

シーズン1のエピソード6です。

あらすじ

バージニア州のハイテク高層ビルで会長が感電死した。事件の手がかりが全くなくモルダーとスカリーに依頼が来る。事件が起きたビルはコンピューターで高度に管理されていることがわかる。

容疑者としてビルのシステム開発をした天才科学者ウィルチェックの名前が浮上する。ビルのコンピューターにはAIが搭載されていて、すでに自分の意志を持っていた……。

スマートホーム

ドラマを見ていてびっくりしたのは「スマートホーム」という言葉です。ウィルチェックが容疑者に上がり、モルダーとスカリーはウィルチェックの自宅に向かいます。

この家がコンピューターで制御され、音声で家電を操作する「スマートホーム」と紹介されていました。

2023年現在、スマートホームは増えていますが、この時代からあったのか……、と驚いてしまいました。ちなみにこのエピソードは1993年の放送です。

きっと当時は絵空事だったと思いますが、現在それが実現しています。未来の予測が的中していることに鳥肌が立ってしまいました。

よくわからないけれど、テンションが上がってしまい誰かに話したくてしょうがなくなってしまいました。

『ドラえもん』の世界も来るのだろうか、とか考えてしまいました。『ドラえもん』の連載開始は 1969年です。当初の設定は 2012年からドラえもんがやってきます。(現在は設定が 2112年に変更されています)

すでに実現している秘密道具( 3Dプリンターなどなど)もたくさんあります。ますます楽しみです。

映り込み発見

ちなみに、「スマートホーム」のインターホンでスタッフが映り込んでしまう、というミスも起こっています。

シーズン1のスケールはまだ小さいものの物語に惹かれます。

スピンオフで 2001年に『ローンガンマン』が制作されました。1シーズン13話のエピソードで終了してしまい、黒歴史なんて呼ばれていますが、すごく好きだったのを覚えています。

海外ドラマあるあるの打ち切りでした……。

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