解説！よくわからない「あの世」　１１あの世で吸う煙草は、辛い

段平でーす！龍斬でーす！三波春夫でございます。はいどうもこんにちわ。今日はあの世で口に入る物について語っていきましょう。まああの世にはこの世の物はだいたいなんでもありますし、あの世独自の物もあります。ただ植物品種が無かったり未発達だったりはするようです。

で、まずは食品から行ってみましょう。正直現世で作れる料理はだいたいあります。ですがインスタント食品のような工場が必要な食品はありません。工業製品的食品は工場が作れないので基本存在しないんですな。とはいっても昔ながらのみそや醤油みたいなものはしっかり作られています。味にうるさい日本人にとってはうれしい話ですねぇ。

ただ、あの世はだいたいの物があると言っても地域差があります。普通のあの世はだいたいの地物がまんべんなくありますが、根の国に行けば植物が育たないので行商の輸入に頼るしかないとか、ある種の天国では米はいくらでも取れるとかそういうのです。その上で地域固有の食品があるのでそれもまた注目ポイントかもしれません。知ってる所で言うと根の国の「冥府そば」とかありました。ジゴクオオヘビとかいう謎の冥府生物のガラダシのラーメンでして、地獄の火で炒った小麦粉を練り込んだ麺はずっと冷めないという面白い代物です。まあちょっぴり放射能持ってるらしいですが霊には問題ありません。コスモクリーナーも作れる。

お酒好きですか？お酒も勿論あります。御神酒上がらぬ神は無しと言いますね。向こうでもお酒はバリバリ造ってます。ただ問題なのは基本日本酒ばかりなことです。洋酒好きには困りますね。お供えされればあの世に持ち込めるんですが、それも日本では日本酒ばかりですし。風土で作れるものとなるとやっぱり日本酒系統になってしまいます。そこで輸入、となるんですが距離的問題が結構あります。前から言ってるように山賊とか出る世界ですし、地図が昨日のままと限らない世界ですから。ですのであの世の食べ物は基本地域色が強いということが言えるでしょう。

それから煙草の話もしましょうか。吸いますか？私は少し吸いますがおすすめはしません。なにせ精神依存症なので死んでもヤニ食いは治らんらしいですから。そしてあの世の煙草は辛いです。唐辛子混ぜてんのかってくらい辛いです。どうもあの世にある品種の問題のようですねこれは。おいしい煙草がないんですよ。なので神社で神や龍に煙草を供えると結構喜びます。だいたいの存在が吸いますね。でも蛇の人にはあげないようにしましょう。弱点です。

なおあの世食品において最高の肉は龍の肉です。塩気が多いので味付けせずにそのまま軽く火を入れると最高に美味いです。ですが取得難易度は勿論高いです。食べようドラゴンステーキ。