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2020年6月の日記

6月*日
ビジョンやミッションの言語化を依頼されたD社を訪問。今日から4月入社のA岡とK林も自粛を明け、仕事開始。コピーライターとして旧知のU田くんに参加してもらう。事前資料でもらったK島社長の想いに共感する。オリエンを受け、今日から自分に千本ノック開始。

6月*日
ずっと書庫を持ちたいと思っていた。鎌倉への引っ越しで、屋外倉庫をひとつ手に入れることができたので、書庫に改造。倉庫なので天井は低く中も暗いので、本棚は白と決め、メーカーの特注品が仕上がるのを待って注文した。本棚を4つ、組み立てて入れてみたが、まだ本の方が多い。図書館的には嬉しいが、本棚を買い足してもすぐ一杯になりそうだ。

6月*日
休日。長男中1が「今日からドランボールの一番くじだ」というので、セブンイレブンにお付き合い。一番くじは1回ひくのに680円もかかる大人向けのくじで、バンダイのコンビニヒット商品だ。すると、目の前で特賞であるドラゴンボールフィギアを息子が当てる。お付き合いに引いたぼくはカス賞のミニタオル。かつてこれほどまでにコンビニで興奮している人を見たことがあるだろうか?というくらい息子は発狂している。いいものが見られた。

6月*日
4月に入社したK林の成長支援について考えこむことが多い。大きくても小さくても構わないが、目標やありたい姿がない人を指導するのは、もうぼくにはできないと思ってしまう。年齢が近いお兄さんポジションではなく、おじさんとなった今、「パワハラにならないか」も気になり、おせっかいを焼くことにも躊躇してしまう。目標やありたい姿があれば、例え今は不愉快でも本人のためになると踏み切れるが、それがないと、余計なお世話でしかない可能性も高く、余計なお世話を振りまくほど暇ではないという気持ちが先立ってしまう。最近この種の判断ミスを繰り返している気もして、考え込む。

6月*日
編集実務の統括をしている人材会社P社のシンクタンク会報誌「HITO」の最新号編集会議。今号は幸福学の前野先生(慶応大学)との共同研究結果の報告書になる。3年前くらいから、前野先生の名前や研究について耳にすることが増えていた。幸福や豊かさと仕事の相関をどう作っていくかは、私の長年の実践テーマでもあって、楽しみだ。

6月*日
父・士郎さんの大学教授時代の同僚・N村さんから「きょうとNPOセンター」の理事になってもらえないかと打診。2019年までは同様の申し出はすべて断っていたが、2020年初頭に、暮らしと仕事に変化をつけるため、「やりたい仕事ばかりではなく、請われる仕事の比率を上げてみよう」と決めたことを思い出し、引き受けることに。期待されていることも、団体の活動詳細も深く理解できていないが、どこに行ってもある程度役に立つ自分に45年間で仕上げてきたので、躊躇はない。

6月*日
自宅近くの杉本寺を再訪。初訪はコロナ前だった。目的は朱印帳を2冊買うこと。杉本寺は坂東三十三観音巡礼と、鎌倉三十三観音巡礼の一番札所だということ、さらに、杉本寺で専用の朱印帳を買えば一番札所特別印が受けられることを、初訪の後に知り、どうしてもそれが欲しくなった。無事購入。これでしばらく散歩が楽しめる。

6月*日
アソブロック3.0会議。アソブロックは毎年「来年も会社を続けるかどうか?」をメンバー全員で協議して決めるが、今年はそれに加え、ガバナンスの在り方を見直すことになり、例年より早く全体会議のキックオフになった。それぞれが今、暮らしと仕事にどう向き合い、アソブロックをどう思っているかを語るところから始まる。熱くて長い検討期間。

6月*日
とある公営ギャンブルの振興会から、社内風土改革の相談が来る。まだまだコロナ禍だが、最近軽い雑談、相談レベルも含めると、その種の話が多い印象がある。このままではいけない、ニューノーマルを確立しなければ、という漠然危機感の解消に向け、コロナが背中を押したのだろうか。

6月*日
アソブロックの会社説明会をリアルとオンライン両立で開催。コロナ前から、数カ月に一度希望者がいればやろう、と言っていた。それぞれ2名が参加。大学4年生男子、自分で選書サービスを展開している女性、大手自動車メーカーT社の男性社員、コロナで6末解雇になったという女性。それぞれに思うことがあり、それぞれの視野にアソブロックが入り集まった、という感じ。だから採用説明会ではない。そういう会がいいなと思っていたので、主宰者としては満足だ。

6月*日
コロナ後初の大型出張。関西方面に4泊5日。行く前から憂鬱だ。コロナでより一層、出張を億劫に感じるようになった。行けば楽しいのだが。前半2DAYSは丹波の建築会社Y社の新築工事ドキュメンタリーの撮影。撮影を始めて半年近く経過し、遂に家になっていた。次回は7末に、鍵の引き渡し、9月に新生活の様子を撮影して、編集作業にうつる。

6月*日
出張中盤は舞鶴へ。運営するカフェ・カンマダイニングのメンバーに久々に会い、コロナ禍中のこと、今後のことを話し合う。パスタとカレーがメインだったランチに、念願のワンプレート幕の内的メニューが加わる。試食すると味もいい。未経験メンバーで挑戦的に始めて3年、「やりたいことをやる」ことによる成長の早さを思い、少し感動した。

6月*日
福知山に郷土資料館をつくりたいというY田さんご夫婦と娘さんに会う。ご夫婦はともに学校の教員、退職後は地域学習の場づくりに私財と時間をささげたいという。今回はO工務店からの紹介で会ったが、小さな広場にこういった「想いの相談」が増えている。地域支援、不動産企画が小さな広場のメインドメインなので、着実に成果を積み上げて行きたいところ。

6月*日
出張最終日、6月から常務理事になった「きょうとNPOセンター」が指定管理を受ける「京都市市民活動総合センター(しみセン)」を初訪問。同じく常務理事のH尾さんから、2時間ほどレクチャーを受けた。「NPOを支援するNPO(中間支援組織)」として積み上げてきた20年強の歴史。自分をこの場でどう生かすか、考えないといけない。