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【ポケモン剣盾シーズン32】当落線上の物理イベザシ 【最終995位_構築記事】

【はじめに】
初のレート1800&最終3桁を取れてウッキウキなので記録を残します。
レートがあと”1”低かったら3桁に残れなかったという当落線上ギリギリで踏みとどまれた構築。自己満ですが記事読んでいただけると嬉しいです。

【構築経緯】
①ダイマックスは禁伝に切りたいという考えのもと、最も適正があると考えるイベルタルからスタート。
②様々な面で強すぎるザシアンを相方に。
③ザシアンミラーは極力避けたいのと、火力アップアイテムなどを持たないランドロスなどをごまかせるヌオーを物理受けに。
④多くの構築に採用されるサンダーと、イベルタル一体では不安の残る黒バドを完封できるバンギラスを特殊受けに。
⑤相手の受けポケモンに強く出れる挑発持ちの水ウーラオスを採用。
⑥後述するが、対面で物理イベルタルがオーガを処理できるとはいえ不安が残る。また、イベルタルが物理であることもあり先にネクロズマに展開されるとイベルでも突破が難しくなってしまう。
その2匹に抗える万能傘持ちナットレイを採用して構築を完成とした。

※水ウーラオスの枠はウオノラゴン、ナットレイの枠はテッカグヤを試したりしたが最終的にこの6匹に落ち着いた模様。


 
【勝ち筋】
①物理イベルタルで想定外の崩しを行った後、ヌオーバンギ、ザシアンで詰め切る(勝ち星の1割くらいはTODだった)
②ザシアン、バンギ、ヌオーなどで相手を疲弊させた後にイベルタルを通す
③ウーラオス、ザシアン、イベルタルで対面的に勝つ

【基本選出】
①イベルタルorザシアン、バンギ、ヌオー:6~7割これ
②ウーラオス(水)、イベルタル、ザシアン
③ネクロ、オーガ入りにはナットレイを

【各ポケモン紹介】


◆イベルタル

ダークオーラ いのちのたま いじASぶっぱ
技:ダブルウィング、鋼の翼、ふいうち、ちょうはつ

役割:ダイマックスエース、サイクル破壊

8〜9割はイベルタルにダイマを切った。
だいたい初手に投げていたが有利対面以外で初手ダイマをすることは無かったです。
ホウオウの聖炎で無限回燃えたし、ランドの威嚇がかなりきつい。
先に展開できれば1〜2匹持っていくし、何より特化珠ふいうちの火力はバグ。

◽️物理にした理由
①ザシアンが後手をとる禁伝に勝てるから
・あらゆる型のカイオーガを対面から処理できる(相手がダイマしていても勝てる)
・後出しにはもちろん、対面でも(燃えなければ)ホウオウに勝てる
・黒バドには言わずもがな強い

②イベルタル受けポケモンを崩すことでサイクルを有利に進められるから
・イベルタルの圧が強すぎてバンギやブラッキー、(ラッキー)などの受けポケモンが選出されがち。そこを簡単に崩すことができて試合展開が楽になる。

という感じです。
僕の体感だと環境にいるイベルタルの6割は物理だったんですが、HOME見てるとそうでもないのが意外でした。


◆ザシアン
ふとうの剣 くちたけん いじっぱりHASベース
技:アイアンヘッド(きょじゅうざん)、じゃれつく、つるぎのまい、でんこうせっか

役割:スイーパー、サイクル破壊

ヌオーやネクロなど明確に不利をとるポケモンがいる時はあまり投げなかった。技構成は諸説あるが剣舞で強引に突破したり、でんこうせっかのリーチが長すぎて助かった試合も多いので後悔は残らない。


◆ヌオー
てんねん ゴツゴツメット わんぱく HB特化 
技:じしん、あくび、まもる、じこさいせい

役割:ザシアン受け、物理ポケモンごまかし

環境にいるザシアンの傾向を掴んでミラーを制する、みたいな高等技術は僕には備わっていないので大人しくヌオーに任せた。
じしんはどくどくとの検討だったが、ザシアンへの打点を優先。ヌオーミラーとかいうしょうもない展開になった時に相手に毒があると負けが確定するのが悩みどころ。
ザシアンのソーラーブレードをまもるでいなしたイケメン。


◆バンギラス
すなおこし たべのこし おだやか HD特化
技:バークアウト でんじは ステルスロック まもる

役割:サンダー、黒バド受け

バークアウトは黒バドの身代わり意識だったが様々な特殊ポケモンに抗えるようになった。またサンダーを流すことに寄与するだけでなく、なぜか突っ張ってくるサンダーのCを下げた上で安全に裏のポケモンを着地させるなどの動きにも繋がった。
相手の裏のポケモンへのでんじはやステロは強かったが、ランドやゲロゲなどに引かれた時にかなり困ってしまったのは課題。
物理イベルと両刀サンダーに複数回破壊された。

◆ウーラオス(水)
ふかしのこぶし きあいのタスキ ようき ASぶっぱ
技:すいりゅうれんだ インファイト カウンター ちょうはつ

役割:対面選出枠、受けポケモン崩し

対面的に動く時はだいたい初手に投げてた。
物理イベルやザシアンが苦手とするホウオウランドの並びに刺さると考えていたがスカーフホウオウの鬼火や聖炎にはかなり悩まされた。
ちょうはつとカウンターの同時採用があまり考慮されなかったのか、思わぬ崩しも何度か行えた。(例:ジガルデのにらみ、積み技を遮断した後にカウンターで処理など)

◆ナットレイ
てつのトゲ ばんのうがさ なまいき HD特化
技:ボディプレス、やどりぎのタネ、てっぺき、まもる

役割:カイオーガ、ネクロズマ

結局腐りがちだった枠。
オーガを意識していたが、ネクロに対しての方が強かった。
ザシアンがいても怯まず選出されるゼルネアスに対しての打点としてジャイロボールを採用することも考えたが試す時間が無かった。

各ポケモン紹介は以上です。

【メモ】
◆「まもる」の有用性と釣り交換について
ヌオー、バンギ、ナットの受け/クッション枠全員に「まもる」を採用したが、かなり有用に働いてくれた。
例えばザシアンに対しヌオーを投げた際、黒バドに釣られるor後出しされることは多々あるが、そこに対し「まもる」を打つことを徹底した。相手がダイマックスを切ってきた場合はダイマターンを消費させ、その後バンギラスに引く。こちらのバンギ引きを読んだ相手がザシアンに引いてきた場合はヌオーとザシアンの有利対面ができる。
というようにこちらは安定行動をとるだけで有利に試合を運ぶことができた。

自分自身も過去にそうだったように釣り交換で気持ちよくなろうとしてくる相手にはかなり刺さる。
無駄に釣り交換を行って、相手が突っ張ってきて負けみたいなことを無くせたのが初のレート1800&3桁に到達できた一つの要因だと強く思う。
安定行動で詰めるのがこのゲームでは一番強いし、再現性があるんだろう。

【最後に】
剣盾から初めてランクマッチに臨み、5桁、4桁の常連だったし、3桁なんて絶対に無理だと思っていたが、ようやくここまでこれて素直にうれしい。
8月はゼノブレイドやります。幻ポケモンの配布があろうとなかろうと次のシリーズはやってみようかな。


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