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SideMのラブソングを聞こうよ!!!私の感想はコレ!!!!!!(2015~2017+α 編)

私はアイドルのラブソングが大好きで、SideMリリース当初に
「うおおおおおおおおおラブソング歌ってくれアイドルだろ~~~」とか呻き続けていました。
SideMの曲は人類愛なので(個人の解釈)その理論でいけば全てラブソングですが
そういったのではなく恋愛感情を持った感じのヤツ…って思っていました。
961でJupiterも歌ってたし姉(765、シンデレラ、ミリオン)も歌ってるじゃんいいでしょ~?みたいな。

で、体感ここ数年めちゃくちゃ公式から供給あったな……
って思ったので私がラブソングだと思った曲の個人の感想を書きます。
(君の思うラブソングが入ってなかったらゴメンなという予防線です。なかったら自分でレビューしてくれ)

みんなきっとオタクが呻いてる姿好きだと思うので、
もしもクスってきたら配信とかで買って下さい。

最初一つの記事にまとめうようとしたけど長くなりそうなので2018年以降編はそのうち書きます。
というわけでいってみましょう。あとオマケで961プロ時代のJupiterの曲も最後に書きますね。
起債の基準は発表年ではなくCDやBDのリリース年の記載です。


<2015年>

スマイル・エンゲージ/Beit(ST@RTING LINE-03)

人々を皆お姫様(概念)にする曲ラブソングじゃない訳ないじゃん!
というわけでSideM2015年からラブソングを出していました。節穴でした。

ST@RTING LINEシリーズはアイドルたちのイメージに沿って作られており
スマエンもまさしくBeit(アイドルの姿)って感じではあるんですが
そうか……王子様とお姫様が出会い舞踏会で踊る姿ってまさしく御伽噺(ラブソング)だったね……
歌詞だけを冷静に見た今、改めて噛みしめております。(冷静か?)

舞踏会で、自身の伴侶を見つけろと言われた王子が
遅れてきた一人の女性を一目見て、恋に落ちる。
ただ一人の運命の人と、やっと巡り合えた、そんな心の浮き立つような歌詞に弾むメロディ。
そんなワクワクとキュンキュンが伝わってくる素敵な曲だなぁと思いました。
個人的には、これは『シンデレラ』をモチーフにしていると思います。

タイトル直訳すると『笑顔の結婚』ですが
engageという単語は『〔人を〕魅了する』という意味もあります。
運命的に出会った人の笑顔に魅了され、恋に落ちた王子様の曲――とも考えられるのではないでしょうか。


<2016年>

MOON NIGHTのせいにして/DRAMATIC STARS(2nd ANNIVERSARY DISC 01)

2016年6月20日に試聴が公開されましたが強襲、という感じでした。
いや、ラブソング欲しいって言ったけどここまでしてくれるって思ってないじゃん!?
SideMはそういう時に思いっきし振り切ってくれるよね。すき。

相手の恋心を得るという行為を『怪盗』として予告して奪う的なヤツはモチーフとしてあると思うけど
それを元弁護士・医者・パイロットに歌わせるなんてね。
お前らさては女口説きなれているな……モテる職業だもんな……ってなりました。
でもそんな余裕を見せてくるくせに、二番で『ギリギリ限界』ってところを見せてくるの最高ですね。

そして、メロディラインの話を。
これ、めっちゃホーン系のサウンドがバリバリに鳴ってかっこよくないですか?
歌詞が、相手の心を奪うという、言っちゃえばアイドル的なイメージがよろしくなさそうに見えちゃうけど
これはもう曲のカッコよさで全て赦されてしまうし、『奪って欲しい……』ってなっちゃう。

つまりムンナイはズルい曲で、でもそう思うのすらもきっと大人の駆け引きですねって曲です。

サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday/S.E.M(2nd ANNIVERSARY DISC 02)

ムンナイリリースから数か月後に失恋ソングが生まれるとは思わなかったよね~~~~~!!!!!!
って思い別の方向から狙撃された気持ちになりました。
SideMはそういう時に思いっきし振り切ってくれるよね。すき。(二回目)

S.E.Mは平均年齢がSideMいち高いユニットなので、大人なラブソングを担当したわけですが、
え~失恋ソング歌っちゃう?歌わせちゃう?ってなりました。
今まで恋愛の匂いすらしなかったS.E.Mに失恋を歌わせるとか……って思ったけど
まあみんないい歳だし、失恋の一つや二つしてるよね……ってなりました。

失恋にも様々な形があると思うんですが、おそらくこれは想いを告げる前に終わった恋なのかなって思いました。
そしておそらく、想い人の恋は成就している……。
でも、それを悟らせずに幸せな二人を見送って離れようとするのがね……大人って感じでいいよね。
失恋曲って「あの時こうしておけば」みたいなのを『時計の針を戻せたら』って表現しがちですが
この曲は時計を、時間経過や戻せない時はなく、『人』のモチーフにしてるの、上手いな……って思う。

あと315プロナイトか何かで榎木淳弥さんが言っていた
『キャラがどんな顔をしながら歌っているのか、想像しながらレコーディングした(意訳)』
っていうのが胸の中に残り続けていて、それから曲を聞くたびにキャラの表情を想像します。
みんなも硲先生、次郎ちゃん、まいたるがどんな顔をしているか想像していこうな!

<2017年>

ROMANTIC SHAKER/伊集院北斗(ORIGIN@L PIECES 04)

確かこの曲は2ndライブ翌日に試聴が解禁になったはず……
まるで北斗が「プロデューサー、俺のことも忘れてないですよね?」と言わんばかりに。
は?俺がお前を忘れるはずないが?一人ムンナイ、月夜特攻こと北斗の二曲目のソロです。

オリピシリーズは、いわばキャラソン的な側面が強く
315プロアイドルがアイドルである『理由』を曲を通じ描写しているシリーズです。
北斗も勿論そうなのですが、ソロ2曲目だしなにより前職もアイドルだったからか毛色が違うんですよね。

端的に言うと、プレイボーイが女をめっちゃ口説く歌な訳で(身もふたもない)
しかも一番と二番で口説いている女が違うっぽいんですが、全然下品に聞こえないんですよ。
後述するメロディラインでも触れますが、オシャレなバーでカクテルと共に女性を口説いているのが幻視(ミエ)ます。
(確か何かの媒体でバーテンをイメージしているみたいなことを神原大地さんが言っていた気がする)
でもアウトロで「今日のピアノまだ止まないで」っていう部分で離れがたさをだすのズル……ってなる。

メロディを聞いてみると、ピアノのメロディラインがメインで走っているのが
元ピアニスト志望だった北斗っぽくていいなぁと思います。
でもピアノ一本じゃなくて、ホーンやドラムのサウンドがすごくジャジーで聞いていて気持ちいいんですよ。
ここで皆様も幻覚が見えたと思いますが、オシャレなジャズバーで北斗が口説いてきます。

女性をスマートに口説き、美しい思い出の一部になる。
まさしく、ROMANTIC SHAKERは大衆がイメージする『伊集院北斗』の曲だと思います。

皆さんもこの曲を聞く時は、お酒を片手に聞くと味わいが変わるかもしれません。
まだ未成年、お酒の飲めない方は、ぜひシャーリーテンプルを作って下さい。
甘さの後に来るジンジャエールの苦味は、北斗とのピリッと苦い恋の味に思えるかもしれません。

TOMORROW DIAMOND/Beit(ANIMATION PROJECT 02)

Beitのお当番回から新曲が流れて情緒が「は?????」ってなった記憶を思い出します。
そして聞いた瞬間、式場が見えました。これはマジです。
まあ最終的にライブでのパフォーマンスを見て結婚した……ってなったんですけど。

「始まり」とか「誓い」とか「一緒」とか「DIAMOND」とか歌詞に出てくるし
これで結婚を意識しない方がマジで難しいのではないでしょうか。
というわけでこの曲はラブソングなんです。むしろ結婚行進曲です。

なによりこの曲は、すごく歌詞は優しいんですよね。
「貰った優しさの大きさで あげたいよ 感動を」とか、
「隣に居られなくても 願ってるよ その瞳のHapiness」とかさ
相手の幸せを第一に願いながら歌っているのが十分に分かるんですよ……。
相手の幸せを思い、これから共に誓ってくれるのがいいよね。

「約束は 何度だって」の部分で小節のリズム感が変わるのもいいですよね。
聴きどころですよっていうのが分かりやすいですし
そこで繰り替えされる歌詞が、約束を重ねるという部分により説得力を持たせてくれる。

例え離れてもBeitの三人は何度だって共にいることを誓ってくれる……
その優しさと嬉しさを感じられるのが、喜び感じちゃいます。

冬の日のエトランゼ/DRAMATIC STARS、Beit(アニメBD 315 St@rry Collaboration 01)

最初から円盤買うつもりだったけど試聴始まった瞬間絶対に買う!!!!!!!!!ってなった。
そしれライブではイケメン回転寿司という単語も爆誕していましたね…
(余談ですがイケメン回転寿司の初出ってアニメの『神々の悪戯』でしたっけ?)

最初は失恋系ソングなのかなってメロディと切なめ歌詞で判断していましたが、
作詞の真崎エリカさんが「雪道を歩くのが得意な彼女に追いつこうとする曲」
とMORでおっしゃっていたのを聞いてなるほどな~って思いました。
どちらかというと、彼女への思いが強い彼氏の曲であり、
彼女との『距離』をめちゃめちゃもどかしく思ってるんだなぁと感じ取れました。

普段とても近くに居る彼女が、冬の日にさっさかと歩いていく姿を見て
彼女が『異邦人』に、とても遠く感じてしまったってことなんでしょうタイトルは。
だからこそ、2番の歌詞で「僕は不意に傷ついてしまう 自分勝手さ」って続くんだろうね。

SideMの歌では基本的に過去は過去、未来を一緒に行こうぜって歌が多いなぁと思うので
珍しく相手の過去に対して拘ってしまのを見て……いいですね、実にイイってなった。
距離を感じ、自分の知らない過去を感じて傷ついたなって思ったからこそ、
二番のサビで「この先の記憶は お揃いであるように」って続くんだなって思うと
歌詞で出てくる男……可愛いなお前……ってなっちゃう。

SideMのラブソングにしては珍しくカワイイワガママを言う男が出てくるこの歌
皆さま機会があれば是非フルで聞いて下さい。


番外

SideM時期じゃないじゃん!って感じですがとりあえずJupiterなので軽く書く。

2011年 全て『THE IDOLM@STER Jupiter』に収録
 https://columbia.jp/idolmaster/COCX-37130.html
(試聴とかないのでコロムビアのサイトだけ貼っときます)

Alice or Guilty(M@STER VERSION)/Jupiter

Jupiterを世間に知らせしめた曲。圧倒的王者曲で、歓声上げたいのと負けねぇの感情が綯交ぜになります。
低音きかせて、女性アイドルたちとの対比を図ったのがあるのかなぁと思いました。
インパクト強いし、V系ロックなサウンドってカッコイイもんね……。
これはもう2010年、ないし2011年で表現出来たアイマス男性アイドルグループの理想像だなぁと思いました。

未だにアリス(想い人)を見つけられない罪を抱え、アリスを探し続けている歌なのか
もしくはアリスを傷つけてフラれちまった男の曲なのか判断しあぐねている部分があります。
まあ、どちらとも取れるしいいよね……またライブで聞きたいです。

恋をはじめよう(M@STER VERSION)/Jupiter

アリギルとは真逆の爽やかな王道アイドルソング。
黒ちゃんこんな曲もアイドルに渡せたんだね!(後に詩歌も爽やかめなの歌ってるけど…)
はじめて聞いた時にSMAPみたいだなこの曲……ってなりました。

SideMというか315プロのメンツはこんなに素直に愛してるって臆面無く伝えないので
ここまでストレートな曲だとめちゃめちゃビビるわね!ってなりました。
過去も未来もキミと居たい、という気持ち……伝わったよ。いつかライブで聞きたいね。

結晶~Crystal Dust~/伊集院北斗

ソロ曲でこれがお出しされた時、めちゃくちゃビビりましたね。
翔太や冬馬と比べて、あまりに毛色が違うんだもん。

最初こそ北斗に失恋ソングか~って思ったけど
これ両想い直前の歌だな……って思った。
月9であれば最終話直前の、告白直前くらいの場面ですよこれ。

「暖め合おう このまま 真冬の所為にして」って歌詞天才じゃないですか?
距離が近づくのも、あなたと離れられないのも全部冬の寒さの所為なんですよ。
情景が浮かぶ……これは月9ドラマ挿入歌です。


以上です。
ここまで読んで下さった方いるかわかりませんがありがとうございます。
そのうち書きたい2018~2020年編に続く予定!(古のテキストサイト風)

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