法学|法の分類
ひとくちに法律といっても色々と分けられる。
大きく2つに分けるタイプが4つ。
自然法と実定法
自然法
人間の自然の本性に基づき時間や空間を超えて妥当する人類普遍の法
いやかっこいいけどさ。いきなり「何いってんのこいつ?」状態だ。
実定法
国家機関による制定行為や慣習などの経験的事実といった人為に基づいて成立する法
こっちはわかる。人工のルール=実定法ね。単純に自然のルール=自然法なのだろけど、人間が作ってない法律って何?となるよね。例が欲しい。
で、ググったらさ。自然法=神とかのたまっておる。解説記事も宗教臭さが漂う。物理法則とかも含むのか?いまいちわからん。実定法の上位で、自然法に逆らう実定法は無駄というかよくないみたいなニュアンスの論調が多い。
自然法って要するに本能含むよね。いまいち釈然としない。自然法が神で普遍的に存在している法なら、わざわざ人間が法律なんざ作るなって話よな。笑かす。
成文法と不文法
この2つはわかりやすい分類。
成文法
文字・文章で書かれた法で、所定の手続きに従って作られる
こちらは憲法とか法律とか条例とか。
不文法
文字や文章の形ではない法で、所定の手続きに従って作られるとは限らない
こっちは慣習法とか判例法とか。
公法と私法
これらもわかりやすい。
公法
国家や公共団体の内部関係、国家や公共団体と私人との関係を規律する法
つまり、憲法や地方自治法など、国や自治体を縛る法など。
私法
私人と私人の間の権利義務について定めた法
つまり、民法や商法など、民間人を縛る法など。
実体法と手続法
実体法
権利の発生・変更・消滅の要件など法下津関係について規律する法
民法や刑法など当事者間の法律関係についての決めごとの法律。
手続法
実体法の定める権利義務を実現するための手続きについて規定する法
民事訴訟法や刑事訴訟法など訴訟の手続きについて決めてる法律。
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色々あるんだね。
法律知ってそうっていうと弁護士とか司法書士のイメージしかないけど、こうやって知ってみるとガワだけ知る分にはそんなに難易度高くないな。
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