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初めての住宅清掃ボランティア

事の始まりは、今後社会貢献活動を行うにあたり、社会福祉協議会様と連携したいと考え、まずはボランティア団体登録を行うために、新潟市東区社会福祉協議会へ伺いました。

その時に「急ですが、お願いしたい案件がありまして」と、申し訳なさそうにお話しいただいたのが、住宅清掃のボランティアでした。

住宅清掃ボランティアを分かりやすく言うと、社会問題になっている、いわゆる『ゴミ屋敷』の清掃のことを言います。
どうやら、ボランティア登録している団体は多くあっても、このボランティアを行うところはこれまで少なかったようです。

私たちもさすがに躊躇しましたが、社内で有志を募ると、多くの従業員が手を挙げてくれました。

実際やってみると、本当に大変な作業でしたが、この支援は必要であることを痛感しました。一人ではどうすることもできず、ゴミの中で生活するのは、とても辛く苦しかっただろうと思うと、とても胸が痛みました。
「自己責任で何とかしなさい」と、そういう言葉だけでは解決できない、そして突き放してはならない問題だと思いました。

(実際の作業の様子(掲載の許可をいただいています))


今後もこのボランティアを続けていきたいと考えていますが、正直なところ少数の有志だけでは難しく、そしてボランティアの範囲での実施を続けることは難しいのではないかと感じています。
また、多くの人からこの活動の応援をいただくために、現状と、支援が必要な問題であることを理解してもらうことも必要だと考えます。
様々な方からお知恵をいただきながら、支援を必要としている人に負担なく支援できるように、そして、支援する側が持続して活動できるような仕組みを、社会福祉協議会様と相談しながら構築したいと考えています。