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夜中3時に起きてしまう時のセルフメンタルケア

こんにちは。だむはです。

久々にnoteを書くぞと思って、何について書こうかな〜と悩んでたのですが、最近メンタルケアについて話すことがよくあったので、私が普段から意識しているセルフメンタルケアについて話してみようと思います。

あくまで、私の場合であって専門性はないので、そこだけご了承ください。一個人の体験談として受け取ってもらえると嬉しいです。

起業家のメンタルヘルスについて

起業家のメンタルヘルスの問題はたくさんの方々が発信しているほど、無視できないものになっていると思います。

私も実際たくさんの記事を読みました。特に私はSmartHRの宮田さんが推しなので、多分10回以上この記事を読んでいます(ただのファン)

私はプレシード・シード期の起業家であり、他の先輩起業家と比べると全然ハードシングスないでしょ!これからもっと辛いことたくさんあるぞ!!と言われるのは重々承知なのですが、フェーズ関係なく、メンタル的にしんどい時は誰にでも全然あると思ってます。

人それぞれ、落ち込んだり、へこんだり、メンタルブレイクするきっかけやタイミングは違っていて、それは比較するものではないと思っています。

私自身のメンタルについても、以前書いた「私がインポスター症候群をちょっとだけ克服した方法」に少し載せているのですが、そこまで鬼メンタルではありません。

そのため、私は自分のメンタルが壊れないように日々セルフケアを実施しています。今回は私のセルフメンタルケアについて少しだけ共有しようと思います。

セルフメンタルケアをする前に

私の場合、メンタルケアを自分で実施できるまでに必要な過程が3つありました。

  1. 自分のメンタルが落ちやすい場面を知る

  2. メンタルが落ちた時に回復しやすい方法を見つける

  3. メンタルが落ちづらいケアを普段から意識的に実施する

この3つです。自分のことを俯瞰して見ることが大事と思っています。結局完璧な人間なんていないので、メンタルがずっと安定しているなんて不可能だと思っていて、そのタイミングや対処法がわかっていれば、受け入れやすいんじゃないかなと思っています。

そして、上記の2つを知れたきっかけは「コーチング」です。コーチングも向き不向きあると思いますが、私には合っていました。

私にとっては長く走るマラソンの中の「給水ポイント」となっています。自分のことを客観的にみて、自分の今の状態を常に知ることは重要だと思っています。

1、自分のメンタルが落ちやすい場面を知る

私は自分がどんな時にメンタルが落ちやすいのか、不安になって寝れなくなるのか、ある程度把握できるように努めています。もちろん全部ではないですし、今後も出てくると思います。

現時点だと3つくらいあります。

  • 資金調達

  • 結果が出ない時

  • 人関係

全員そうだろ!!という声が聞こえてきました。笑
まあ、そうですよね。私もみんなと同じです。

メンタルが落ちやすい時にどんな症状が出るかというと、

  • 夜中3時に急に起きて、不安で眠れなくなる

  • 涙もろくなって、突然泣き出す

  • 不安で休むことができない

  • 感情の起伏が少ない

主に私の場合はこんな感じです。しんどい。でも、受け入れています。従来のリーダー像って、「何にも負けず、屈強な精神力を持ち、圧倒的なカリスマ性、弱音を一切見せずに、チームを引っ張る、死ぬこと以外かすり傷!いつだって頼れる私たちのリーダー!」みたいな感じだと思うんですけど、無理くないか?と思っています。これは強烈なマッチョイズムだと思います。

これについてはめちゃ伝えたいことたくさんあるのだけど、後半に持っていこうと思います。

「自分のメンタルが落ちやすい場面を知る」ことの何が良いか

心構えができるし、チームメンバーに事前に伝えておくことができることがすごく良いと思います。

例えば、資金調達の場合はわかりやすいです。100%心折れかける活動とわかっているので、事前にチームにも伝えています。実際私もCOOのふーみんさんに資金調達活動を始める前に「資金調達は確実にメンタルに異変が起きる。だから、その時は私を支えておくれ、、」って伝えています。

「結果が出ない時」に関しては、経営してたら9割結果出てないし、常にメンタル不調になっちゃうじゃん!なのですが、メンタル不調の原因がわかっている、ということが重要だと思います。

なんで、今しんどいんだろう、この施策に対して結果を出せてないからか、、、→じゃあここについてもっと考える時間を作ろう。っていうふうに気持ちを切り替えられるからです。(もちろん、これが通用しないデカすぎるハードシングスもあると思うので、一例として、、)

あと私の場合、共同創業者と経営者のメンタルヘルスの深刻さについて話していたので、事前にお互いメンタルヘルスに問題がありそうな場合は伝えようね、という話をしていました。

2、メンタルが落ちた時に回復しやすい方法を見つける

私は、メンタルやばいな、と思った時にこれをやると回復しやすい、というのを見つけて実践しています。

いろいろ試して、効果的だったものを挙げてみます。

効果的だったもの

  • SmartHRの宮田さんの記事を読む

  • 食べチョク秋元さんの本を読む

  • 起業家たちのハードシングスを聞きまくる

  • 起業家仲間に相談する

  • 映画を見る

  • 20時に布団に入って、早く寝る

  • 部屋を真っ暗にしてTikTokを見る

私は典型的な人のハードシングスを聞いて元気になるタイプということが判明しました!

私は、こんなにすごくて結果出している人でも、メンタル不調になったり、たくさんの人からNoを突きつけられたりしてるんだ、私だけじゃないんだ、じゃあ今の状況ってみんなあるのか、と思えるだけでかなり心が楽になるし、自分のことや現状を受け入れてあげられるようになりやすいみたいです。

あと、「20時に布団に入って、早く寝る」「部屋を真っ暗にしてTikTokを見る」は不安になる前に考えることをやめられるからだと思います。私は基本寝たらある程度回復するので、眠くなるまで脳死でTikTokを見て、そのまま寝る、というルーティーンでめちゃくちゃ心保たれたと思います。笑

そして、起業家仲間たちに相談ができる環境があることが一番幸せだなと思います。大体みんな同じこと経験しているから、みんなの経験が聞けるんですね。特に、起業家には起業家にしかわからない悩みや苦悩があると思います。だからこそ、同じ起業家に相談できる環境大事!

私はメンタルブレイクしそう!ってなった時は、上記をやるようにしています。一種のおまじないみたいなものかも知れないけど、これをやればある程度回復するとわかっているものがあるのは、安心します。

あと、シンプルに「睡眠」が一番大事だと思っています。


逆に効果があまりなかったもの

逆に効果があまりなかったなというのは、「実家に帰る」「友達と遊ぶ」みたいな、「悩んでることから離れる」ところでした。あくまで、メンタルが落ちた時の対処法の話であって、普段から人と関わるのはすごい大事と思います。(3、メンタルが落ちづらいマインドセットとケアを普段から意識的に!の方では、入ってます!)

ただ、私の場合はメンタルが落ちてる時に「実家に帰る」「友達と遊ぶ」をしても、永遠に考え続けてしまい、頭の端っこに常に不安が居座っている状態になっていました。その場は楽しいのだけど、楽しみきれない。みたいな感じです。

早く帰って、あれやらなきゃ、これやらなきゃ、私こんなところで何してるんだ?と不安とストレスが増幅しました。

こんな話どっかであったなと思ったら、ドラゴン桜の桜木が言ってました。

あくまでこれは私の場合であって、逆に「実家に帰る」「友達と遊ぶ」などで気分転換になり、リフレッシュされる方も多いと思います。


3、メンタルが落ちづらいマインドセットとケアを普段から意識的に!

「2、メンタルが落ちた時に回復しやすい方法を見つける」ではすでに落ちてしまった時の話をしましたが、そもそも落ちないほうがいいなと思っていて、普段から私がメンタルブレイクしないように意識してることを共有します。

マインドセット

  • 自責思考を持った上での、適度な他責思考を持つ

  • 崇拝する存在を作らない

  • いい意味で期待しすぎない

  • モチベーションで仕事しない

  • 全てネタになる

マインドセットの話は長くなりそうなので、また別で書こうと思います!!

やってること

これは本当に人それぞれで、全く方法が違うと思いますが、私が普段からやっていることもシェアさせてください。

  • 岩盤浴に1日籠る

  • 金曜日のビール

  • 実家に帰る、家族と会話する

  • 友達と遊ぶ、ご飯を食べる

  • 散歩する

  • 筋トレする(最近できてない)

  • 映画を見る

  • 図書館や本屋さんにいく

  • 美術館や展覧会に行く

とにかく好きなことやろうということですね!でも、忙しくなってくると意外と意識的にやろうとしないと、できてないんですよね、そして、メンタルが落ちきっちゃうと、このルーティーンができなくなるので「2、メンタルが落ちた時に回復しやすい方法」を実施することになるのです。

自分のご機嫌を取り続けてあげられるのは、自分だけと思います。セルフケア大事。

リーダーはマッチョでなければならないという呪い

私が持っている大きな「バイアス」です。「起業家」「経営者」「リーダー」という肩書きに対するバイアスのことですね。

これは、ジェンダーギャップにも繋がることだと思っています。スタートアップ起業家や経営者は男性の方が圧倒的に多いです。私が無意識に影響を受けている多くも男性の起業家だと思います。

この前、Waveleap主催のLT会ですごくハッとさせられた内容がありました。リーダー像の変化についてです。

現在、リーダーのイメージは「何にも負けず、屈強な精神力を持ち、圧倒的なカリスマ性、弱音を一切見せずに、チームを引っ張る、死ぬこと以外かすり傷!いつだって頼れる私たちのリーダー!」というのが多いと思うのですね(2回目)(あくまで私の観測範囲の中で、、)

この、リーダーのイメージって、男性に対するジェンダーバイアスを含んでいるよね、という話がありました。社会が求めている「男らしさ」のことです。

めちゃくちゃ苦しいですよね。日本の男性の自殺率は女性の2倍です。この「男らしさ」の押し付けにより、メンタルブレイクしてしまうのが大きな原因なのではないかと思っています。

そして、女性がリーダーを目指しづらい原因の一つでもあると思っています。

しかし、今求められているリーダー像は変わりつつあるのではないでしょうか。それぞれが発揮できるリーダーシップには特性があり、従来の「何にも負けず、屈強な精神力を持ち、圧倒的なカリスマ性、弱音を一切見せずに、チームを引っ張る、死ぬこと以外かすり傷!いつだって頼れる私たちのリーダー!」(3回目)である必要は無くなってきているのではないでしょうか。

私がかかっている「弱音を見せてはいけない」「強くあるべきだ」というこのバイアスは本当に心を苦しめます。私は私なりのリーダーシップを発揮して、従来のマッチョイズムから脱却していきたいと思っています。

それを証明できれば、ジェンダーギャップの解消にも繋がり、私自身も一人のロールモデルになり、こんなリーダーもいていいんだと思う女性が増えて、リーダーや起業を目指す女性が増えるといいなと思います。

とはいえ、起業家、経営者をやっている以上、プレッシャーや不安からは一生逃れられないと思っていますし、むしろ必要なものとさえ思っています。だからこそ、プレッシャーや不安とうまく付き合っていく方法を常に考えていきたいと思っています。


以上!!長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました!!



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