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小さい頃から
グループに属するのが苦手だった私

でも
ここ2年半ほどで
3つの大きなコミュニティーに所属してみた

しかし
どれも結局
長続きせず

一瞬どっぷりと浸かっては
違和感を感じて距離を置く

を繰り返し

そんなどこにも所属できない自分に
不安を感じる

違和感
と書いたけど

一体どんな違和感なのか

それは20年以上前の出来事にさかのぼる

20代後半に
とあるオペラアカデミーに
少しの間在籍し

そこで

『音楽の世界は平等ではありません
えこ贔屓の世界です
ですから
私も大いにえこ贔屓をします』

という発言が
そのアカデミーの大物からあった

私は衝撃を受けた

音楽界がえこ贔屓の世界であることは
当たり前だし
分かってはいたけれど

ハッキリと言語化されて
公言されたことが
衝撃だった

それからと言うものの
私はその大物からの
えこ贔屓を
獲得するために

奮闘した

矢じるしは常に外に向けられた

自分自身を見つめるのではなく
聴いてくれる人を見つめるのでもなく

勝手にライバルを作り出し

常に自分とライバルを比較し

ライバルよりも
自分が寵愛を受けるよう

そればかりを考えて
疲弊した

あのとき
私がやるべきことは

大物の寵愛を得ようとするのではなく

自分と向き合い
自分の音楽を磨き
自分の声を見つけ
それを信じて愛すること

だったはず

矢じるしが外に向けられ
目的を見誤った途端

行き先を見失い
苦しんだ

あの時と同じような感覚
あの時感じた『違和感』

それは

コミュニティのトップに
特別扱いされたい

という感情

その感情に気づいた途端
一瞬で熱が冷めた

(ましてや
コミュニティ内の大物が
私のえこ贔屓が欲しいなら
紹介者に私の名前を書けみたいなことを
発信してるのを見た時は
ホント冷めた笑)

音楽の世界とは異なって

コミュニティの中で有力者から
特別扱いされるには

単純に課金を続けるとか
トップの意向に全面的に賛同するとか

意外と簡単な気もする

でも
特別扱いをされたところで

結局はコミュニティのトップの
従属物になる
みたいな感じを覚えてしまって

(結局は『自分』という看板ではなくて
コミュニティの看板を背負っているような)

そこに熱意とエネルギーを
注ぎきれなくなってしまう
(お金もね笑)

コミュニティを批判しているのではない

人間は1人では生きていかれないし
1人では何も出来ない

コミュニティの力を借りて
大きなことを成し遂げて

一大ムーブメントを興したり
世界を動かすこともできる

どこのコミュニティーにも
長く身を置き続けられなかった

社会不適合な私だけど

どのコミュニティでも
本当に素晴らしい方々と
繋がらせていただくことができて

心から感謝

今の私には大きな夢がある

それは
たくさんの舞台に立ち

少しでも多くの人に
私の歌を聴いてもらうこと

そして
アラフィフで立ち上がり
本当に自分がやりたいことのために
試行錯誤し
奮闘する姿を

1人でも多くの人に見てほしいし
知って欲しい

そのためには

大きなコミュニティを束ねる
力ある人の手を借りることが

必須だろうし
間違いなく近道であると思う

でも
巨人の肩を借りることが
本当に苦手だし

嫌悪感や恐怖すら感じてしまう私
#これは間違いなく何かのブロック
#恐怖は嫌われたくないという恐怖だろうね

一匹狼でいるのは
楽チンではあるけれど

ここまで組織に馴染めない自分

これからは
コミュニティの時代だというのに

私は一体
どうしたら良いのでしょーか笑

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